2010年05月04日 火曜日

ゴールデンウィーク特集その2

昨日の日記で書いた日本株でのデイトレ訓練法ですが、実際のマーケットで検証してみましょう。

最新のマーケットデイとなる先週金曜日の東京マーケットでボトムスキャンを使って2分の時点の銘柄をすべて買ったとすると・・

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9時2分時点のボトムスキャンの表示

ギャップアップなのでエントリー方向はロングサイド。

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東京電力(9501)は100株銘柄。

1000株で+1万4千円(信用取引・必要資金78万円)

200株で+2800円(信用取引・必要資金16万円)

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東京海上HDも100株銘柄

1000株で+2万3千円(信用取引・必要資金97万円)

200株で+4600円(信用取引・必要資金20万円)

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セブン & アイ(3382)も100株銘柄

1000株で+1万5千円(信用取引・必要資金84万円)

200株で+3000円(信用取引・必要資金17万円)

 

 

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電通(4324)も100株銘柄

1000株で+1万6千円(信用取引・必要資金87万円)

200株で+3200円(信用取引・必要資金18万円)

  

 

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ヤマトホールディングス(9064)も100株銘柄

1000株で+7千円(信用取引・必要資金46万円)

200株で+1400円(信用取引・必要資金10万円)

まとめてみると・・

1000株で+1万4千円(信用取引・必要資金78万円)
1000株で+2万3千円(信用取引・必要資金97万円)
1000株で+1万5千円(信用取引・必要資金84万円)
1000株で+1万6千円(信用取引・必要資金87万円)
1000株で+7千円(信用取引・必要資金46万円)

200株で+2800円(信用取引・必要資金16万円)
200株で+4600円(信用取引・必要資金20万円)
200株で+3000円(信用取引・必要資金17万円)
200株で+3200円(信用取引・必要資金18万円)
200株で+1400円(信用取引・必要資金10万円)

1000株単位だと損益は+7万5千円(信用取引・必要資金392万円)

1日の投下資金に対する単純利回りは1.91%・1か月で38.2%・年間458%

200株単位だと損益は+1万5千円(信用取引・必要資金81万円)

逆にいえば、仮にすべてが逆で負けたとしても、この程度だということです。

執行ソフトに慣れるには、このような200株単位でのトレードの練習が、リスク、コスト、効率のトータルバランスを考えるとベストだ、という結論になるのです。

日本株でのデイトレ訓練法

よくいただくご質問なので、ちょうどよい機会!ということでまとめておきます。

日本のマーケットでリアルテックの様に模擬売買する方法は無いと思いますが、少額な資金(ミニ株?)で株の売買をする方法があるとhatchさんから聞いたような気がするのですが、記憶違いで無かったら、どこの証券会社( クリック証券だったような気がして調べて見たのですがわかりませんでした。

なんというサービスか、教えて頂けませんでしょうか?

お忙しい所を恐縮ですが、よろしくお願いいたします。

 

東京マーケットのネットエイドを続けていると、あることに気がつきます。

それは長くても開始から15分くらいで、最初の波が来て、一段落してしまうのです。

東京マーケットのプレイヤーは、前場だと個人トレーダーと外人機関投資家、後場になると日本の証券会社、がそれぞれの「場」でのメインプレイヤーになっているという事情が、ある程度関係しているのかも知れませんが、とにかくそういう動きの傾向がはっきりとあらわれているのです。

 

手仕舞いをしても購買力が戻らない日本の株式市場では、米国のナスダックマーケットのように、オープニングからガンガン上がるということが非常に少ないのです。

援護射撃でみんなが買うため、株価がどんどん上がって「祭り状態」となって盛り上がるという、ナスダックマーケットでのような現象が頻繁に起こるためには、反対売買すると元の購買力に戻るという前提条件が非常に大事になるわけです。

ですからトレードでは、こうしたマーケットの持っている特性を考えたトレード方法が必要となるわけです。

 

そのため、オープニング2分くらいで動く方向へ5-6銘柄エントリーして、5ティックを狙って獲ったらサッサと逃げる、というのが必勝法となるわけですが、そのためには素早い執行が必要になります。

そのためには、こちらで書いているようなリストにある、5ティック銘柄の「100株単位銘柄」に絞ってトレーニングするわけです。

過去のこちらにある「5ティック抜き銘柄多発パターン」の記録を見ても、2007年から5ティック銘柄に絞ったトレードを勧めていることがわかりますね。

レベル1で3銘柄のため5円抜きプレイなどというのも参考になるはずです。

ボトムスキャンと日本株必勝法でも、この5ティック銘柄に絞っています。

ナスダックマーケットでもこちらで書いたように「100株単位」というキーワードを使っていますが、これは反対にブレたときのカットロスも含めた戦略としてのトレード方法の一環ですから、東京マーケットとは少しニュアンスが違うのですけどね。

早い執行のためには、執行ソフトに慣れることが大事なのですが、2000円の株価の銘柄で100株単位で売買できる銘柄を200株をトレードするとなると、信用取引では40万円が必要になります。

つまり240万円あれば6発撃てるわけです。

200株だと5ティック勝っても負けても1000円の勝ち負けですから、20ティック負けても4千円のロスで済むわけです。逆に20ティック勝てば4千円。

このデコボコの差が大きすぎるというのなら、より株価の安い銘柄に絞るかトレードの株数を減らせばいいわけです。

100株単位でやれば、20ティック勝っても負けても2千円の範囲。カットロスが6銘柄とも5ティックというのも、ほとんどあり得ないはずですから、20ティックも負けることはまずないはず。

このように、仮に負けたとしても我慢できる範囲のできるだけ安いコストで、数多く執行の練習をすることが大事なのです。

クリック証券は手数料が安いので手数料は気にしなくても済みますしね。

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