トレードというのは、目的に応じた正しい銘柄を選択し、しかるべき位置で執行するという2つの部分で、プロフェッショナルなスキルが必要になります。
このトレーニングを始めようと思ったきっかけのひとつは、私のスキルを、他のトレーダーへ伝えたというものでした。
そしてスキルを分担することで、トレーディングのトータルでのパフォーマンスを向上させることができるのではないのか?
という素朴な疑問からでした。
この疑問への一つの目安として、3月の1週が経過した時点で、現在エグゼキューショナー養成トレーニングへ参加されているトレーダーの方へ、今後参加されるトレーダーのスキルアップのために役立てるためのアンケートをお願いしました。
◆差し支えない範囲で参加された期間・ご自分のトレード歴・参加に至った動機や背景。
トレード歴は今年で5年目で、参加にいたった動機は今まで誰もやったことのない事をやってみないか?と馬渕先生から直接お誘いを頂いたから。
◆トレーニングを受ける前の印象と、受講しての印象の比較、具体的に違っていた点。
簡単に勝てるようになるのかなと思ったけどそうではなくて、トレードに対する考え方を自分で進化させる必要があると感じたし、そうしていかないとエグゼキューショナーとしての役割を果たせない。
そして、劇的な変化が自分の中に生じるため、その変化に自分が対応しないといけない。
◆勉強になった点、得たもの、収穫、判明した問題点などもあれば。
仕掛けた方向に対して逆行すれば即切るという判断が以前よりも鋭敏になった。
複数銘柄ホールドを実際にやってみることでその重要性を理解できた。
ホールドする時、何を根拠にホールドをするのかが理解できた。
◆一人でのトレードとグループでのトレードの違いや、感想、メリット、デメリット。
一人でやるのとチームでやるのとで違ってくる事は、負けたときの心理状況だと思う。
一人の場合だと、最初のトレードで負けが続くと今日はこれでいいか・・・と完結させてしまうが、チームでやるとそれを取り戻しに行くので、負けたときの悪い心理状況に陥りにくい。
これに関連するストレスが軽減されるので、チームを組んでトレードをする意義はあると思う。
トレーニングの楽しさは自分の成長が感じ取られるという事でしょうか。
それに伴い、トレーニングを開始した当時に感じていたストレスが軽減された。
ストレスの正体とは、コマンダーとエグゼキューショナーのトレードスキルの違い。
3月2日より5日間、一週間のトレーニングを受け、中間時点での感想を簡単にまとめたいと思います。
参加動機は、トータルで勝てるトレードスキルに自分が達していないため、過去3年間の自己訓練の限界を感じ始めていたからです。
落語家の内弟子のように、馬渕先生の元で修行したいという思いはありましたが、現代ではなかなかそのような機会がありません。
しかしながら、エグゼキューショナー養成トレーニングという新しい企画があり、これこそ私の求めていたチャレンジのチャンスと確信しました。
その思いを受け入れて、トレーニングの機会を与えていただき、心から感謝を申し上げます。
チームトレードという新しい世界を切り開く活動に参加いたしたく、神戸移住プランを練りながら、日々トレーニングとその結果分析と改善に取り組みました。
米国ライブトレードセミナーは、過去3回受講しているのですが、その後のデモトレードを含めた3年間の経験があるせいか、得るものが多い5日間でした。
具体的には、150㌦でカットロスか、ホールドするか、この分かれ目はエントリー位置に依存し、いかに適切な位置でエントリーを執行するかが結果を左右することを肌で感じました。
また、複数銘柄ホールドの技術は脱出のバリエーションがあり、これらを駆使して脱出執行をすることでゲインを伸ばせることが分かりました。
カットロス幅に関連し、ポジション数が連動しているのを実感し、午前中は日本株での複数銘柄ホールド訓練を株数を落として行うプログラムを先生にお願いしました。
新しい日本株トレード訓練プログラム開発のきっかけになるものと思い楽しみです。
コンピュータのシステムトレードとは異なる、コマンダーとエグゼキューショナーというチームトレードによる資金運用という全く従来の発想と異なるファンド運用のビジネス構想を馬渕先生が熱く語るのをお聞きし、お手伝いできることを誇りに思います。
また、毎日同じ時刻にベストの体調でトレードの臨むため、体調管理や集中とリラックスのバランスのある生活を先生とともに体験し、充実した5日間でした。
先生の情熱と懇切丁寧なご指導に、こころより感謝申し上げます。
実際にトレーニングを始めてみると、セミナー開催後のスキルアップのためのサポートとして、このトレーニングは最高レベルのポテンシャルを持つことを再確認できたと同時に、はるかに楽しさに満ち溢れていることに我ながら驚いた次第です。
さらにトレーニングを通じ、、自分のノウハウをシェアすることで、他のトレーダーのスキルアップを感じることができるという手ごたえも、私にとってはとても新鮮で、またやりがいのあるものでした。
そのためプロフェッショナルなエグゼキューショナーとしてのレベルまで到達できないケースでも、こうしたスタイルのトレーニングが、いわゆる「コンスタントに勝つことができるトレーディング」とはどういうものかを、直接知ることができる絶好の機会となることも、身をもって知ることができました。
トレーニングへ参加されているトレーダーの毎日のトレーニングを通じて、この分業によるシステム化のため、さまざまな問題や解決すべき点を知り、その解決法を考えることは、非常に得るものが多く、これは始まる前には予想できなかった点でした。
このトレーニングが、トレード手法やシステムをさらにシンプルでわかりやすいものへ進化させることができるポテンシャルを秘めているということを実感することができたのは、大きな、そして予想外の収穫でした。
なぜなら「1360システム」は、このトレーニングを通じての問題点から生まれたものだったからです。
週ごとに増えている参加者の皆さんからのフィードバックを、参加されている皆さんとシェアしながら、さらによい結果を追求するというこのプロジェクトは、近い将来大きな実を結ぶはずです。
それをトレーダーを目指す方に、さらにフィードバックしてゆくというサイクルができあがれば、多くの方がトレーディングを通じて、確実に経済的な基盤を構築することができるのですからね。