なぜメガビタミンなのか?

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多くの医者が受けている日本の医学教育では、栄養学やビタミンについて学習する機会はない、というのが実態です。
 
実に不思議なことですが、これが現実です。
  
 
ですが、医者を訪れる患者は、こうした事実を知らずにアドバイスを受けるのです。
 
そのため、多くの薬を処方されることになり、医者が儲かる仕組みになっています。
  
  
なぜなら西洋医学では、先進国には栄養障害がないことが前提となっているためです。
      
ですが実際には、ほとんどの日本人はタンパク質不足のうえさらにビタミン不足といういわゆる栄養失調状態です。
 
  
そのため、患者に接するほとんどの医者のアタマの中は、栄養失調かもしれないという概念が無い状態で診断をすることになります。
 
 
いわゆる毒物としてカラダに害のあり、さらに確実な発ガン性のある物質は、抗ガン剤と免疫抑制剤だけです。
 
ですから他のものを怖がる必要はないのです。
  
 
プロテインの摂取などの方法による高タンパク食で、大概の毒物は解毒できるのです。
 
タンパク質が足りないとどうなるかという記事でも触れていますが、プロテインスコアが低いタンパク質に依存すると、生命の炎は弱々しいものとなってしまいます。
   
   
さらに米を大量に食べる日本人は誰もがビタミンB1不足になっています。
 
ひどくなると脳症を起こすこともあるのです。
  
  
栄養失調が諸悪の根源?!で触れているように、栄養失調は、すべての病気の引き金になるのです。
      
       
 

必要なビタミンの摂取量とは?

    
 
筋肉痛は乳酸蓄積なのでB1が効きます。
 
ビタミンB群やビタミンCなどの水溶性のビタミンは、合成品も天然品も分子構造が同じなのです。
 
   
ですから天然品か合成品かによる違いを気にする必要はありません。
 
水溶性ビタミンは天然のものでないといけない、などとと言うのは化学的根拠のない主張なのです。
 
    
天然品でないといけないのは、脂溶性のビタミンAとEです。
     

多くの医者のソースとなっている古典的な栄養学は、実にのん気なものです。

ビタミンCの所要量は一日40ミリグラム(現在は成人の推奨量100ミリグラム)と決められています。

  

これは、誰でも、どんな場合でも一日に40ミリだけ摂ればいいという考え方です。

   

こういう前時代的な決まりを決めたのは、厚生省(現・厚生労働省)です。

ですが筆者は最低でも1回1000ミリの錠剤を、一日3階飲んでいます。

   

つまり一日の摂取量は少なくとも3000ミリグラムを下回ることはありません。

厚生省の役人の中には、日では自分たちが決めたビタミンの所要量を変えずに、その10倍、以上の合有量のアメリカのビタミン製品を使う人がいます。

   
多くの医事評論家も、オフィシャルには大量摂取を隠す人が多く、このことからも、わが国は文化的には後進国だといっていいでしょう。

建前と本音が違うという、まるで後進国の考え方がはびこっています。

    

病院という場所は、不心得者や何らかの被害者を収容するための施設といっていいでしょう。

何らかの被害者とは、交通機関、医療機関、環境汚染、犯罪、暴カなどによる被害者を指します。

  

こうして考えると、病院を訪れる患者の半数以上は、不心得者だといって過言ではないはずです。

そうした場所に不心得者の医師がいたとしたら、どうなるでしょうか?

    

普通の生活の中で最も影響を受けるのは、様々なストレスです。

このとき副腎皮質は抗ストレスホルモンを合成します。

    

この代謝はビタミンのEとCとを必要とするので、EとCが不足しやすくなります。

現代の多くの医者が提唱する医学も栄養学も、個体差や状況を条件に加えて考えるという習慣がありません。

  

ここでの問題は、こうした現状の原因がどこにあるのかです。

本来社会はそれを是正する方向に向かわなければならないのですが。責任の所在は、と問われるならば、我々自身の不勉強であり、厚生労働省はそれを助長する役割を買って出ているのが現実なのです。

   

そのため、われわれは、そのツケを各自で負わされている、といっていいでしょう。

     

  

食品から摂取するビタミンで足りるのか?

    

料理の先生方の多くは、ビタミンを含む食品を食べれば、ビタミンは不足しないと主張されています。

知識がないわけではないのにです。

      

例えばビタミンCを摂取するには、レモンやイチゴを含む食品を食べればいい、という考え方です。

料理の先生方の多くは、ビタミンCだけではなく、すべてのビタミンで同様な考え方をされています。

  

では、なぜ食品と別の形でビタミンCを摂った方がいいのでしょうか。

  

協同因子の例としてビタミンCと酵素との間の関係があり、酵素のポケットの形が少し狂っていた場合、ビタミンがうまく填まり込む確率が100分の1というケースがあります。

100回そこにぶつかって、やっと一回だけの割合で、うまく吸収されるというわけです。

    
そういうときは、ビタミンの濃度を100倍にすれば、ポケットの形が正常の場合と同じ頻度で酵素が働くことになります。

三石先生が提唱されている分子栄養学では、ビタミン欠乏症を免れる方法がここにあると考えられています。

    

特定の人間が、どの代謝、つまり化学反応においても確率的親和力が一定であるという考え方は間違っているのです。

なぜなら誰でも、何がしか確率的親和力の小さい代謝を抱えているからです。

   

そしてそれが、個体差による弱点となってしまうのです。

その弱点をカバーするためには、その個体差に合わせたビタミンの大量投与が必要になるのです。

    

その弱点がどこにあるのかを知ることは、通常の状態ではまず不可能です。

だったら、すべてのビタミンの摂取量を多くすればいいわけです。

  

それには伝統的な食品からの摂取では、間に合わないのです。

これが基本的な分子栄養学のビタミンに対する考え方です。

 

こうして考えると、何故メガビタミン摂取が必要になるのかが、よくおわかりになるはずです。

  

 

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