高濃度ビタミンC点滴とガン治療
高濃度ビタミンC点滴
High concentration Mega Vitamin C Drip Infusion
高濃度ビタミンC点滴療法が体内のがん細胞をやっつける?その効果と化学的見地
ビタミンCはがん細胞に効くのか効かないのか
2005年9月20日付けの「PNAS(アメリカ科学アカデミー紀要)」誌に載った論文が、この治療方法の根拠として存在しますが、試験管内での実験であったために、人体においても同じように効くかどうかは分かっていません。
ただし、効かないと断定することが出来ないのも事実です。
アメリカ国立がん研究所(NCI)は、ビタミンCの大量投与による副作用は少ないが、治癒力の向上やがん細胞の縮小効果、生存期間の延長効果等も実証されていない、と発表しています。
なぜ研究や試験を重ねて承認や認可をとらないのか
がん細胞の縮小や生存期間の延長について効果が実証されていないのであれば、研究や試験を重ねて「本当に効く」というデータを集めれば良いのではないかと思いますが、何故そうしないのでしょうか。
その理由として大きなポイントは「お金にならない」からです。
通常、医薬品や治療の認可というのは、もの凄い時間とお金をかけて何段階も治験をして基準を満たすデータを揃えて、やっと抗腫瘍効果の承認にこぎつけます。
そしてその薬や技術に対する特許を取り、それを販売することで利益を生み出します。
しかし、アスコルビン酸は製造のパテント(特許権)がすでに切れている古い薬で、単価も非常に安いのです。
いくら研究を重ねて治療データを集めたところで、それが利益に結び付くとは考えにくく、今後もお金をかけてこれを立証する機関などは出てこないのではないかと思います。
最近になって、ビタミンCの大量点滴療法がガン細胞の抑制に効果を示す臨床研究が続々報告されはじめた。
しかし、安心してこの治療を利用するためには、ビタミンCがガン特異的障害作用を発揮するメカニズムの解明が必要だった。
臨床先行でビタミンCの抗がん作用が再評価が進んだおかげで、ようやくトップジャーナルにもそののメカニズムについての研究が発表されはじめた。
中でもインパクトが高かったのは、変異型RASをドライバーとするマウス大腸癌では、酸化型のビタミンCが選択的にがん細胞に取り込まれ、酸化ストレスを誘導してガンを殺すというコーネル大学のグループがScienceに発表した論文だ。
(Yun et al,Science, 350:1391, 2015)。ただ、この研究がマウスモデルだけで行われていたこと、そして効果がRasにより解糖系が高まっているガンに限られていたため、人間のガンにも当てはまるか、研究が待たれていた。
この期待に応えて、アイオワ大学のグループから、人間のガン細胞を用いたモデル実験と、人間への大量ビタミンC投与する小規模治験研究のデータを組み合わせた論文が4月10日発行予定のCancer Cellに発表された。
(Schoenfeld et al, O2・- and H2O2-mediated disruption of fe metabolism causes the differential susceptibility of NSCLC and GBM cells to pharmacological ascorbate(スーパーオキシドアニオンラジカルや過酸化水素を介する鉄代謝の崩壊がビタミンCに対する非小細胞性肺がんとやグリオブラストーマ細胞の感受性を特異的にあげる),Cancer Cell, 2017)。
この研究ではまず、非小細胞性肺がん細胞(NSCLC)やガンの中でも最も悪性のグリオブラストーマ(GBM)細胞をビタミンCと培養すると、正常細胞では影響のない濃度でガン細胞が選択的に障害されること、またマウスに人ガンを移植してシスプラチンと放射線で治療するモデル実験系で、ビタミンCの静脈内注射を併用するとマウスの生存に高い効果があるという結果を確認している。
その上で、効果が見られたがん細胞株を用いて、ビタミンCが示すガン特異的障害効果について生化学的に解析し、コーネル大学のグループとは異なるメカニズムを突き止めている。
詳細は省くが結果を要約すると以下のようにまとめられる。
ガン細胞ではミトコンドリアの酸化的代謝が上昇し、スーパーオキシドアニオンラジカル濃度が高まる。
このラジカルにより鉄代謝が阻害される結果、蛋白複合体から離れたフリーの不安定な鉄分子のレベルが上昇する。
このフリー鉄がビタミンCに働いて酸化を促すことで、さらにフリーの鉄のレベルを上昇させるサイクルが動き始める。
こうして上昇を続けるフリー鉄と過酸化水素が反応すると、ハイドロオキシラジカルの産生が上昇し、細胞が障害されることになる。
この効果は、ガンでもともと活性酸素やフリー鉄のレベルが上がっているために得られる効果で、なぜがん細胞だけでビタミンCが活性酸素のレベルをあげる作用があるのかをうまく説明している。
一方正常細胞ではフリーな鉄のレベルが低いため、ビタミンCの寄与は低く、上昇した活性酸素を十分処理することができるため、細胞障害はおこらない。
実験は十分納得出来るもので、Scienceに発表された論文より一段と理解が進んだと言って良いだろう。
最後にこの研究では少人数のグリオブラストーマ患者さんに大量のビタミンC投与治験を行い、患者さんは高濃度のビタミンCの点滴に十分耐えることができ、これまでの文献から期待される抗がん剤と放射線治療以上の効果が得られることを示している。
臨床治験については、コントロールを設けた治験ではないため、新たに治験を進める必要があるが、グリオブラストーマの患者さんの50%生存期間が2年、一部の患者さんは4年近く生存するのを見ると、期待が持てる。基礎と臨床が橋渡しされた優れた研究と言って良いだろう。
このようにメカニズムが確認されたため、この研究では少人数のガン患者さんに大量のビタミンC投与治験を行い、高い効果が得られることを示しています。
ビタミンCは全て点滴で投与され、60g以上投与する必要があります。
ビタミンCは、がん細胞だけを活性酸素のレベルを上げて、ガン細胞に障害を与える作用があるわけです。
抗ガン剤は、ガン細胞だけを殺すことができず、正常な細胞も殺してしまうのです。
抗ガン剤の副作用で苦しまれた方は、どれだけのダメージがあり、どれだけ苦しいのかが、よくおわかりのはず。
こうして抵抗力が落ちて衰弱し、死に至るのです。
ガンでは死なない。というのはこういう理由からです。
さらに60CCのビタミンC点滴を行うと、活発な利尿作用が起こり、プロテインとメガビタミンで内臓は素晴らしい素材で再生されてゆくのです。
人間の生命の炎の実体の交代は、 ロウソクほど速やかではないが、馬鹿にはできない。と三石先生が書かれているように、300日で全身のタンパク質の半分は新しくなります。
組織毎の交代の速度は、放射性窒素の餌による動物実験で、相当のレベルに達し、調べ尽くされているはずです。
どの臓器についても、交代の速い組織と遅い組織があります。
タンパク質の半分が新しくなるに要する時間。
すなわち半交代期または半減期は・・
タンパク質の半交代期
肝臓最短10日から最長140日
腎臓11>180
筋肉16>180
月音16>150
骨 16>240
この表を見ると、半交代期が意外に短いことがわかります。
胃や腸などの消化管の内壁などはもっと短く一日程度。
赤血球のように127日という決められた寿命の細胞もあるのです。
なるほど酸素カプセルはそういう効果も期待できるのか・・とわかったりします。
腎臓の組織は最短で、11日から180日で常に再建されているのです。
そしてプロテインの良質なタンパク質が、あなたの腎臓の状態を、最良の性能に引き上げてくれるのです。
アメリカと日本の癌センター
アメリカでは検診とか治療はしていません。
やってはいけない、と決められています。
なぜなら一般の病院でできないことをやる、つまり国家戦略を立てるのががんセンターの役割だからです。
ガンと宣告されたら必見!で書いていますが、今から35年前の1985年、アメリカ議会でのある証言をきっかけにアメリカのガン治療は大きく変わりました。
1988年には国立ガン研究所のガンの病因学という数千ページにおよぶ報告書の中で、抗ガン剤はガンに無力なだけではなく、強い発ガン性があり他の臓器などに新たなガンを発生させる造ガン剤でしかない。との報告をしています。
癌の遺伝子によって癌ができるというのは全くの間違いです。
そのため癌の悪性細胞説は根拠を失ってしまったのです。
癌細胞はミトコンドリアが壊れているため、真核細胞の38個のATPを作る細胞から2個しかATPを作ることができません。
癌が1個から1センチになるまで平均して9年ほどですが、低エネルギーの細菌型の分裂細胞に逆分化しただけなので、早く分裂せざるを得ないのです。
CS60はミトコンドリアをATP回転させることで、サボったり仮死状態のミトコンドリアを、生き返らせ元気にするため、全身を擦り60兆の全細胞が、ガン細胞に対抗するという戦闘状態にさせることができると筆者は理解しています。
CS60新神戸に予約される方の80%以上は、40歳台の女性ガンの方です。
どういう手段を用いるのかという選択肢が多ければ多いほど、ガンとの戦いでは有利です。
最低レベルのパワーしかないレベルでも、ガンと共存して寿命を全うすることは難しい事ではないのです。
体温を上げておく(バイオマット温熱療法)+プロテインとメガビタミンでカラダを機能させるというのは自宅にいながら行える、ガンに対して非常に有効な手段で、あらゆる層の方にお勧めしています。
しかもプロテインとメガビタミンは比較的安価なため、経口摂取によるコストが安くつきます。
高濃度ビタミンCを癌治療に取り入れて、著しい治療効果が上がることは、30年も前に確立されています。
すでに癌センターで見放された多数の癌転移患者、癌余命患者を救っている医師がよく使っている方法です。
米国でも20年以上も前に、千葉県千葉市美浜にある美浜ホームクリニックの国際がん予知予防センター、小林常雄医師が講演で実績を紹介しています。
この先生にとって高濃度ビタミンC療法は、よく使う癌治療方法の中の一つにすぎません。
先生は30年前に、癌をミリ癌の状態で把握し、血液検査の数値で癌を追跡し、適切な治療法・予防法で癌を治しています。
このようにして、余命を言い渡された患者には、いくつもの治療方法が確立されています。
他の病院で見放された癌患者にも「癌は自分で作った病気だから、自分で治して帰りなさい。」というスタンスです。
現在アメリカで約1万人の医師が、日本では約100人の医師たちが「高濃度ビタミンC療法」を開始しています。
ウチではプロテインとメガビタミン、そしてやっぱり何と言っても、CS60です。
そうそう酸素カプセルという強力なアイテムもあります。
CS60新神戸でゴッドクリーナー(足デトックス)+若石ローラー(足裏)50分4千円のコースを設けました。
おまけ
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