太陽光は万能薬!?
サン・ゲージングで書いているように、約10年間、太陽の光を浴びながら、ベランダから写真を撮り続けています。
施術サロンも、昼間は常に明るい太陽の光が充分に取り込める環境を選択。
その理由は、太陽光は適度に浴びた方が、カラダにいいからです。
太陽光は万能薬!? うつ病からガン予防まで、「太陽ビタミン」のすごい効能
最も新しい研究では、65歳以上の高齢者で、ビタミンDのレベルが低下すると、脳の認知機能の障害が増加することがわかりました。「認知機能」とは記憶や推理、学習、言語など知的な働き全般をさします。ビタミンDレベルが最適な高齢者は、低い人と比べて、認知機能障害のリスクが半減しました。認知機能障害は認知症の発症リスクを高めます。
他に脳神経疾患関連では、ビタミンD欠乏と、多発性硬化症やパーキンソン病との強い関連も示唆されています。
また、ビタミンDは、「情緒」に関連する脳領域にも影響するようです。昨年、3つの研究がビタミンD欠乏とうつ病との関連を報告しています。サプリメントを使用してビタミンDレベルを高めると、うつ症状が改善することもわかりました。
特筆すべきは、ビタミンDには長寿効果があることでしょう。血液中のビタミンD濃度が高い人ほど、すべての原因による総死亡リスクが低くなることを複数の研究が示しています。
ある研究では、65歳以上の人々を約8年間の追跡して、ビタミンDレベルの最も高い人々は、最も低い人々と比べて、総死亡リスクがなんと半減することがわかりました。別の研究でもほぼ同様の結果が出ています。
太陽の光を浴びて癌治療する日が来る? 最新研究が明かす免疫の謎
ジョージタウン大学医療センターの研究者らによれば、日光に含まれる紫外線と青色光が免疫システムの要であるT細胞を活発化させる。つまり、日光は免疫力を高めるということだ。「日光は人間の健康や自己免疫、癌にまで関係する」と、研究の上席著者である同センターのジェラルド・アハーン准教授(薬理学・生理学)は言う。日光を浴びると肌でビタミンDが生成されることは知られているが、それとはまた別の有益な効果が日光にありそうなことを、アハーンと同僚たちは確認した。
研究では、人間の血液とマウスの血液からT細胞を分離させ、研究室で培養。T細胞に紫外線または青色光を当てると細胞が活性化され、動きがより速くなった。さらなる検査で、この効果を得るには日光を5~分浴びることが必要だと判明した。別の実験では、日光が過酸化水素の生成を促し、これがT細胞の動きを速めることが示された。
紫外線も青色光も細胞を活発化させるが、研究者は青色光のほうに注目した。紫外線は癌を引き起こすことが知られており、さらに肌の表皮にしか届かないからだ。肌のT細胞のほとんどが第2層である真皮にあり、青色光ならそこまで届く。となると、青色光のランプを利用して免疫力を上げ、肌の病気や癌さえも治療できるようになる可能性もある。
「私が知る限り、このタイプの免疫細胞に対する(光の)影響を示した初めての研究だ」と、マウント・サイナイ医学大学院のマシュー・ガルスキー教授は言う。「さらなる研究は必要だが、光にさらされることが免疫細胞の動きに影響すると結論付けられるかもしれない」
ファストフードが「体に悪い」ことは誰でも知っている。ただし、体重の増加など明らかな変化だけでなく、やや分かりにくい影響もある。免疫系への長期的なダメージもその1つだ。
一部の加工食品を長期的に摂取すると炎症反応を引き起こし得ることは証明されている」
クライストら研究チームは、マウスに西洋式の食事を4週間与えた後、通常の穀物中心の食事を4週間与えた。その間に急性の炎症はなくなったが、不健康な食事に合わせて遺伝子のプログラムが切り替わった免疫細胞は、多くがそのままだった。
「自然免疫系に記憶する機能があることは、最近発見されたばかりだ。感染すると、新しい攻撃により迅速に反応できるように、体の防御システムは警戒状態が続く」と、ボン大学自然免疫研究所のアイケ・ラッツ所長は言う。
「この研究は、私が毎日の仕事で実感していることを裏付けている。ジャンクフードを食べれば、ジャンクな体になる」と、健康に関するベストセラーも多い医師のフランク・リップマンも語る。
体内時計と1日(24時間)とは若干のズレがあるのですが、太陽の光を浴びるとリセットすることができます。
メラトニンという、眠気を作用する神経伝達物質が、太陽などの光によって減少するため、太陽の光を浴びると、眠気を覚ますことができます。
太陽の光を浴びると、セロトニン』という神経伝達物質による覚醒効果により、体や脳が活性化します。
セロトニンが不足すると心のバランスが乱れ、怒りっぽくなったり、うつ病になるなど、精神的に不安定になってしまいます。
食物から摂る以外にも、太陽の光を浴びることで、ビタミンDが体内で作り出されます。
そのため、サンシャイン・ビタミンとも呼ばれています。
うつ病の予防・改善の効果があり、ウインターブルーと呼ばれる冬のうつ病により効果的です。
そして大事なのは、いつ浴びるか、より浴びた量が大事という点です。
効果は、日中いずれの時間帯で行っても、ほぼ同じであることが判明しています。
太陽の光を直接浴びる際は、紫外線対策が必要で、特に夏は朝から紫外線が強くなるため、木陰などの陽が直接当たらない所がベストです。
太陽の光に直接当たらなくても十分効果があります。
夏場は木陰で30分前後、冬場は1時間前後の日光浴がお勧めです。
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