何を食べるのか?
CS60新型にまつわるあれこれでは食事の重要性について触れていますが、今日はその続きです。
糖質中心の食事が「うつ」を引き起こす!
中高生になって、糖を摂りすぎてはいけない
脳が喜ぶ糖質はうつ気分を誘導
糖質を食べ過ぎると‥‥
食欲をコントロールする脳細胞が傷つく
脳は糖を欲しがり、腸は糖の摂りすぎを嫌がる
腸を可愛がれば、脳がよくなる
「腸を温める」と体の不調は消える > バイオマット・三井温熱器
以前錦織圭選手と怪我・糖質制限の誤解で書いていますが、勝てない原因はたぶん食事でしょう。
江部先生も書かれていますが・・
ジョコビッチ選手と錦織選手の食事と怪我予防効果。夕食は糖質制限。
一流アスリートの食事、勝負メシ?そんなもの食っているから錦織圭選手はスタミナがない!
錦織圭選手、今回も全米オープン非常に残念でした。しかし、毎回残念で終わっています。特に毎回終わり方が悪いと思います。その前の試合でものすごい良い試合をして勝って、次の試合はスタミナがなくボロボロです。他の上位の選手も同じように勝ち上がってくるのですから、錦織選手のスタミナのなさが目立ちます。しかし、本人はこれでもタフになったと思っているようです。
錦織選手の管理栄養士をしている方は、錦織選手が2年前に決勝に進出したことを、自分の栄養管理が上手くいったかのように本を出しました。しかし、その中身はやはり、古臭い間違った知識をもとにした栄養学を基本としたものでした。皆さんも良ければ読んでみてください。
糖質こそ勝負メシの要だと思っています。また、ブドウ糖が脳の唯一のエネルギーだと未だに言っています。これだけでも内容のレベルの低さがわかります。
最初にプロ野球チームの栄養士をして、たまたまチームが優勝して、勘違いしたのかもしれません。野球はピッチャー以外は運動強度がものすごい低いスポーツです。肥満の選手もいっぱいいるようなスポーツですから。
アメリカ糖尿病学会の栄養療法のコンセンサスレポートでは糖質制限を大きく推進する内容になっています。
アメリカ糖尿病学会が出した歴史的なコンセンサスレポート 糖質制限を推進!
現在日本糖尿病学会や厚労省が推奨している、炭水化物の割合を摂取エネルギーの50~65(60)%摂ることに関して、証拠はないということを示しています。
つまり、糖質制限はもはや「危険」な食事でもなく、「流行」のダイエット法でもなく、研究に裏付けられた非常に有益で実践可能な食事であり、多くの糖尿病患者に最も適していると考えられているということです。
食事パターンで炭水化物を総カロリーの10%まで想定しています!素晴らしい。
5月に行われる日本糖尿病学会の総会ではどのような見解が発表されるのでしょうか?
以前の記事「日本人の食事摂取基準(2020版)(案)を読んでがっかり その2 炭水化物(糖質)」で書いたように、厚労省は炭水化物の割合を変えようとはしていません。
アメリカ糖尿病学会のコンセンサスレポート その2 糖質はどれだけ摂るべきか?
日本糖尿病学会はこれまでカロリー制限が唯一の栄養療法でした。根拠もない状態でずっとカロリー制限を行ってきて、糖質制限は認めてきませんでした。
日本の医師や栄養士の中には、「1日1回は白米などで糖質を摂らないとエネルギー切れを起こし、脳にエネルギーが回らないから危険だ!」というようなことを未だに言っている人もいるようです。
このような方たちは1日に1回糖質を摂れば、それがブドウ糖に変わり、1日かかって体中をめぐり、エネルギーを届けてくれる、と思っているのかもしれません。
空腹時でさえ、その前に摂取した糖質がずっとエネルギーになっているとでも思っているのでしょう。
このような発言をしている自称専門家の言っていることを信じる必要はありません。
2020年の日本人の食事摂取基準(「日本人の食事摂取基準(2020版)(案)を読んでがっかり その2 炭水化物(糖質)」参照)では、脳は「ぶどう糖しかエネルギー源として利用できない」とはっきり書かれています。
いつかは日本も糖質制限を容認または推奨する日が来るでしょう。
しかし、2020年の日本人の食事摂取基準案の作成委員に日本糖尿病学会の理事も含まれているので、もしかしたら欧米に10年遅れる可能性はあるでしょう。
一日3食の人は年間で千回以上の食事で食べ物からさまざまなものを摂取しています。
食べものを変えれば約2週間でその効果を感じるはず!
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