ALSと痛み

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今日もなりたい自分を決めるにまつわることについてです。

        

昨日もALSのTAMAさんが来られたのですが、前日の施術直後から寝るまでの体調は、凄く良かったそうです。

ただ翌日起きてからは、天気は良かったにもかかわらず、意外に不調だったようです。

ただ筆者のマンション前まで来たら俄然調子が良くなったそうで、引っ越そうかと思ったと、冗談混じりで話すTAMAさんは、テンションが高かったです。

     

その意外に不調という状態を、根掘り葉掘り聞いてみると、何となく、血が濁っているような感じで、滑舌も悪いという状態だったとのこと。

それが施術前には、自分でも不思議なほど滑舌が滑らかになり、テンションが高くなったそうで、この部屋の「気」が影響しているのかなあ・・などとTAMAさんはご機嫌でした。

      

バイオマットとバイオマットミニを設置しているので、確かにその可能性は高いと思います。

このように、CS60の世界では、ちょっと不思議なことが起こったりするんですね。

    

で施術は、やはり頭部の「ある部分」を擦ったら、前日と同じように涙を流して痛がっていました。

もともと、TAMAさんはカラダのどこを擦っても、かなり痛みが出るそうなのです。

  

ですが、声に出して「痛い」と言ったり、カラダを捩って痛みが分かると言うことがほとんどありません。

TAMさんは基本的に、おとなしい状態で横たわっているため、時々「痛くないですか?」と訊ねるのですが、そうすると十中八九「かなり痛いです」という返事が帰ってきます。

  

「治したい」ために来ているので、痛みを我慢するのが習慣になっているそうです。

そういう状態を繰り返していると、だんだんと「耐痛」性能が上がって来ているのかも知れません。

  

話を戻しますが、頭部の「ある部分」というのは目尻からこめかみのあたり

で昨日は、そのゾーンが少し上の方まで拡がっていることを発見しました。

 

顔や頭部の施術は、特殊な薄い布を使っているのでと、表情はよく見えるのですが、相当痛そうでした。

前日と同じように、涙を流さんばかりに痛がっていました。

 

普通こういう痛みが出ると、程なく痛みは潮が引くように消えて行くのですが、10分ほど同じ場所を擦り続けても全く痛みが消えないのです。

まさに泉から「痛みの元がどんどん溢れ出て枯れることがない」かのように、止めどなく出てくるのです。

  

CS60の自重だけを掛ける感じで軽く擦るだけで、激痛が走るのです。

つまり圧の強弱は関係ないようで、それがまた不思議です。

   

ただ、痛みイコール何か悪いモノが出ているわけですから、何とか治したいTAMAさんは我慢しているわけです。

  

午前中に、重症の変形股関節症の方が来られたので、TAMAさんと同じ場所を擦ってみましたが、全く痛がることなく、ただ気持ちいいだけのようでしたから、あの場所はやはりALSと何か関係あるのかも知れないと考えています。

その変形股関節症の方は、4月のアタマ頃には手術の予定でしたが、今は歩いても痛みは全くなく、杖なしで歩いています。

 

知り合いの人からは、「あれ?もう手術したの?」って言われるそうです。(笑)

      

ただ施術時に仰向けになったとき、膝を曲げて足を左右に開くことができないので、今その対策を中心に施術しています。

週4日は施術していますから、本人のカラダ全体の調子は凄くいいようで、回数を重ねることの威力をまざまざと感じます。

   

確か2月の9日頃から始めたのですが、歩くときに少しビッコを引きながら歩いているため、それと分かるだけで、歩行中の違和感はほとんど無いそうです。

医者からはレントゲン写真を見せられ、固まっているから手術以外では絶対に治らない、と断言されていたわけですから、本人曰く「信じられない」ことが起こっているわけです。

 

このように、いわゆる普通の肩こりや腰痛などと違う、難病や重症の方の施術では、ここが引っ掛かるとか、ここが引っ張られる、などといった具体的な症状が特定の場所で起こることが、だんだん分かってくるようです。

そのため、その場所を中心に施術すれば症状は治まってゆくので、そういう意味では意外にやりやすいのが救いです。

  

というわけで、ALSの方は、目尻からこめかみのあたりをCS60で重点的に施術してみてください。

そして試してみられた方は、ぜひどうだったのかを教えてください。

 

 

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