CS60講習1回目
CS60を受け取りに東京への続篇であります。
さて午後1時からの講習は、筆者を入れて約6名、いや7名だったかな(笑)
受講1回目は筆者ともう一人だけ。
講習が5回目の方が一名、あとは講習の道半ばのみなさん。
筆者以外は全員、30代、40代の女性ばかりでした。
冒頭で、西村社長による簡単な解説や、施術の心得がありました。
現在病院の先生と協力して、データを取っているとのこと。
壁面には施術の心得が貼ってあります。
細かく密度を濃く」施術
バランスの取れたチカラ加減
CS60は体に対して垂直に
手首はコネナイ、こねない、konenai
激痛は5秒で解放 > 違う場所
足・背中・アタマ・顔・お腹 > 施術時間50分
細胞に愛情を込めて
CS60の神秘を感じて信じよう
読めば「なるほど」という項目ばかりです。
ですが、イザCS60を持つと、ずっしりとした重さがあります。
プロの先生の施術を見ていると、こんなに重いものを、ああいう風に動かせるのかどうかが心配になりました。
そして足から、それぞれの部位に対して、どうやれば良いのかを教えて貰いながら講習は進んで行きました。
どれくらいで重さに慣れるのか?
本部は大きなワンルームに4代ほどのベッドがあって、プロの先生が施術をされているのと同じ場所で講習が行われます。
受講生用には2台のポータブルベッドが用意され、ランダムにそれぞれが交代で施術の実験台になります。
一台のベッドに対し二人がかりで実際に施術の実習をやるわけです。
そしてコーチの先生がベッド一つに対して一人付きます。
時々、プロの先生がやっている治療中のベッドから「イタタタ・・・」とか「そこダメダメ痛い痛い」などといった、叫びや悲鳴が聞こえてきます。
最初は慣れないため、腰は痛くなるわ、片手だけでは疲れてくるので、手を持ち替えたりと、結構大変です。
なので、悲鳴を上げている施術ベッドの方を見る余裕などありません。
ですが講習が終わる頃には、少し慣れてくるので、時々悲鳴を上げているベッドをチラ見する余裕くらいはできます。
とにかく全身ムラ無く塗ることに慣れる
CS60による治療の基本は、全身くまなく、塗り絵のように体全身を塗りつぶすように、すべて擦る必要があります。
筋肉がCS60の重さに慣れていないので、最初キツいのは、仕方ありません。
ですが途中で受講者同士が交代して実験台になるという仕組みです。
つまり順番が回ってくると、受講者の方に一通り施術して貰えるわけです。
これは助かりました。(笑)
こういう体験ははじめてです。
つまり講習で実験台になると、同時に2カ所を施術されるので、まさにハーレム。(笑)
5時間の間に、少なくとも50分の治療を2回受けることができるので、意外に疲れは早く回復します。
経験の少ない施術者でも、CS60はそれなりに確実に効くことがよくわかります。
一度50分やって貰うと、とにかく元気になります。
同時に時間と共にCS60の重さにも慣れ、余計なチカラも抜けてくるため、腰の痛みもなくなってゆきました。
プロの先生方は、余計なチカラが入っていたいためでしょう、一見ラクそうに見えます。
ですが実際にやってみると、前半はかなりキツかったですね。
私は後半、治療歴5年の岡本先生(男性)に付いたのですが、たとえば先生は右足、筆者が左足というようにやるわけです。
そこで見比べる機会があったのですが、先生は動かす速度が凄く早いのです。
筆者の倍くらい、動かす速度が早い!
ガーン!
同じようにやってみると、下に押しつけるチカラではなく、水平に動かす速度を出すための力が大事だと言うことがわかります。
先生にその旨を訊ねてみると、早く動かした方がスピンがかかって、よく効くのだそうです。
早く動かせない部分もあるので、場所にもよりますけどね。
さらに、筋に対して効果的な方向や、体に対してCS60を当てる角度などで、痛みが出たり出なかったりするのです。
施術者の個人差は結構ある
実験台になって施術してもらっていると、誰がどっちをやっているのかは分かりません。
ですが、二人居れば、施術者二人の違いというのは、歴然とあることがよくわかります。
そのため時々実験台になっている受講者から、右足やってるのは誰ですか?
などという声がかかります。
大体「右足が痛い・・」などどと声がかかるときは、岡本先生が教えるために擦っている方の足でした。(笑)
そりゃあ、講習が5回目くらいの人が、5年もの経験がある人と、同じように出来るわけはありません。
目先の目標を決める
なので途中から、目標を立てて練習することにしました。
まず早く動かす。
すると下に押しつけるチカラではなく、スピンで効かせることができるようになるはずです。
「手首はコネナイ」と言う注意書きがありましたが、肘から先で動かそうとすると、慣れないと疲れるわけです。
なので、どうしても手首で捏ねたくなります。
なので、肘が開いていないかを時々確かめながら練習しました。
こういう動きでは、脇を締めるのは大事です。
すると肘から先が1直線になって、水平方向へ素早く動かせるようなチカラが入るようになります。
あとは慣れ、つまり時間薬ですね。
終わってから施術を受ける
実は講習に参加する前に、2年ほど前にALSを発症されたTAMAさんから、本部で一度やって貰うといいですよと聞いていたので、あらかじめ予約を入れておいたのです。
なので講習後、すぐに岡本先生に50分の治療をやってもらいました。
できるか出来ないかは別として、講習で習ったことは、一応頭には入っています。
それを実際にやってもらうとこうなる、というお手本を体感できたわけです。
本部では、社長の西村先生は10年間、岡本先生は5年の施術経験をお持ちです。
岡本先生は、講習の先生でもあるので、施術時には何と解説付きで全身をくまなく実際に擦っていただきました。
痛いところはありませんでしたが、実によく効きました。
同時に、実に勉強になりました。
なぜなら体感することで、完成形のイメージがより具体的になったからです。
その結果、これから自分の目指す方向がとても明確になりました。
5年やれば、あれくらいのレベルまで到達できるのか・・
という具体的な目標は、目的向かって進むためのやる気の原動力となるはずです。
しかし凄かった・・
CS60の威力をまざまざと体験出来ました。
ここまでできるのか、という衝撃のため、目から鱗が何枚も剥がれ落ちました。(笑)
そして終わったあと、講習の疲れは跡形もなく消え去りました。
オーマイガッ!
その元気さゆえでしょうか、そのあと屋外に出ても、全く寒くありませんでした。
体温が全体に嵩上げされたようで、以後、全く寒く感じないカラダになったかのようです。
筆者が体験してきた神戸や大阪の先生は、2018年の7月頃から治療を始められています。
そのため今回5年という経験をお持ちの先生による施術を体験できたのは、実に得がたい経験でした。
本部にはひっきりなしに施術を希望される方が来られ、3台あるいは4台だったかもしれませんが、ベッドはフル回転でした。
9割以上の皆さんが悲鳴を上げながら受けられていますが、終わるとみなさん顔つきが変わります。
ビジネスモデルとしてのCS60
こちらに本部の施術予約表がありますが、ほとんど毎日満員です。
8つの枠がありますが、ベッドが3つだとして、一日24人で治療収入は16万円。
1ヶ月だと480万円。一年で5760万円という計算になります。
こういう皮算用が成り立つのは、施術される先生のレベルが高いからでしょう。
毎日フルで施術すれば、当然スキルは上がってゆくという、ポジティブなサイクルで回りますからね。
この日に講習を受けられた方のほとんどは、何らかのサロンや治療院をされているようですが、仮に本部と同じ値段でコンスタントに、一日2人だけを施術しても、月収42万円が上乗せされるわけです。
ですから、口コミによるリピーターだけで、治療を受けたい方の数は、ジワジワと増えてゆくはず。
筆者は家族のためにCS60を手元に欲しかったのですが、マーケットバリューで計算するとそれだけの価値があるということになります。
向き不向きはあるでしょうが、個人が経済的に自立することが可能になる、素晴らしいビジネスモデルではないでしょうか?
それでいて、施術を受けた方からは類を見ない体感ゆえ、感謝されるのですからね。
続く・・
フォローしませんか?
コメント