DRTロボット導入後2週間が経過

0828Drt03.jpg

      

これまでの経過を振り返っておきます。

     

父が立ちくらみで転倒し、腰を痛めたためDRTは3週間中断。

痛みのため、3週間寝たきりでした。

    

97歳という年齢の上、3週間も寝たきりだと、予想以上に筋力が落ちてしまっていました。

そのためDRTを再開したのですが、毎日手で長時間やるのは大変なので、8月21日にDRTロボットを導入。

   

で、その日に、いきなり5セット。

とても気持ちいいようで、導入は良い判断だったようです。

   

   

寝たきりで起こる「廃用症候群」

  

廃用症候群とは気づかぬうちに運動能力が衰え、自分で動くことが思うようにできなくなるだけでなく、ほかの体調不調を起こしてしまう病気のことです。

  

寝たきり状態が続くと、運動能力が低下 ・心肺機能も低下 ・うつ状態 ・逆流性食道炎 ・床ずれなどの症状が起こります。

つまり体を動かさない状態が続くと、運動機能や心肺機能が低下してしまうのです。

  

運動能力が低下すると動く意欲が落ち、さらに運動量が減り、体の機能が低下してしまうという悪循環に陥ってしまいます。

そのためDRTロボットを急遽導入したわけです。

  

     

ただDRTロボットを床にセットすると、腰痛のため立ち上がれないのでした。

一人で立ち上がることが出来なくなってしまっているだけではなく、最初に座らせるるときにも一苦労という状態で、女性のヘルパーさんだけでは、立ち上がらせることが出来ず難儀していたため、DRTロボットをポータブルベッドの上に設置。 

  

すのこアルミ2段ステップと右が立ち上がり補助手すりも設置。> ベッドの上にセットするメリット

立ち上がるときの腰の痛みは、足のケアがポイントとなります。

  

足のほぐし方でも書いていますが、足は大事。

 

そのためDRTロボットが稼働中に3セット目あたりで、股関節のストレッチ膝を抱える、そして足指を曲げるという3種類で足のケアをしています。

そして認知症を防止するため、フォスフォチジルコニンの摂取を開始。 

  

この3種類の足のケアは私もカミサンモやっていますが、何よりも良いのは自分で出来るという点です。

高齢で十分な予算がない場合、セルフケアが大きなポイントとなります。

  

0828Drt01.jpg

ただ、ベッドの高さを最低の位置にしても52センチほどの高さがあります。

そのため、転落事故が起こるとまずいので、ベッドから降りるのを見届けてから帰宅しています。

 

最近の所要時間は1時間ほど。

  

もう1回やる?と訊ねると、必ずイエスという返事が返ってきます。

よほど気持ちがいいのでしょう、最近は6セット動かしています。

  

ベッドに上がるときには、ステップは役に立っていますが、降りるときは足を折り曲げる角度がキツイと腰が痛いらしいので、ステップは外しています。

足を伸ばすと、辛うじて床につま先が付くのですが、足を曲げる角度がこれくらいだと、腰は痛くないようです。 

 

0828Drt02.jpg

ベッドの足はこれ以上低くセットできない状態。

ベッドの高さをもう少し低く出来れば良いのですが・・

    

良い兆候としては、昨日ベッドから降りるときの動作が、早くなってきていました。

前は超スローモーションでしたからね。(笑) 

 

室内の移動は、杖なしでできるようになっていますが、廊下を歩いて食堂へ行くときなどは、杖を使っているようです。  

  

3週間寝たきりだったので、3週間で元の状態へ戻せるか?

という目標でケアをしていますが、果たして3週間でどの程度よくなるでしょうか。

 

課題としては、空いている時間に父が自分で、DRTロボットを使えるようになれば良いのですが・・

     

takadaion02.jpg

パワーアップキットの購入はこちらからどうぞ!

       

 

前へ

認知症防止作戦

次へ

筆者プロフィール