電気自動車と電磁波
クルマと電磁波で書いたように、国と世界の磁場の安全基準は 2mG(ミリガウス)。
4ミリガウス以上の極低周波電磁波を長期間あびると、小児白血病の発症リスクが約2倍以上になるという。
だが、ハイブリッド車の中では走行時に10から12ミリガウスにもなるものもあるのだ。
世界規模でPHVが増えてきている理由を読むと、燃料費の安さがメリットのようだ。
だがハイブリッド車や電気自動車はガソリン車に比べ、極低周波の電磁波が強いものが多い。
中には3倍にもなる車種があるという。
車両価格が安い車は、電磁波対策にコストを掛けていないため、特に注意が必要だろう。
自動車 車内の電磁波測定 前席と後部座席 トリフィールドメーター
だが軽トラ(三菱・ミニキャブ)などの車内は 100mG越え。
ハイエースは 100mGあたり。安全基準は 2mG(ミリガウス)なのにだ。
こうしたキャブオーバーと呼ばれる、運転席(キャビン)がエンジンの上にある車は、オルタネーターという発電部が股間の真下に来るので、当然強く浴びることになるわけだ。
プリウスの出す電磁波よりガソリン車の出す電磁波の方が遙かに危険というネット上のデマについて
プリウスの電磁波はどうなのか?乗った感じはどうなの?それは...
測定したクルマは2009年に発表されたトヨタの3代目新型プリウス。ドライブモードでスタートする。ここで低周波が2.0mG前後に上昇する。スピードをとげていくにつれて低周波は上昇していき、一時に29~5.1mGとなるがさらに上昇し、安定走行に入ると、10.5~12.2mGまでになった。停止中でも低周波は11.0~12.6mGという高い値で安定していた。 実は測定をスタートして(プリウスに乗り走り始めて)約30分くらいしてくると、測定をした筆者の体調が変化してきた。次第に頭痛がしてきたのだ。それは締め付けられるような痛みであった。約1時間ほど事務所の周囲を走行し測定をしたが終了時には非常に体が重くなり倦怠感に襲われた。
レクサスでは5.1~7.3mGで、177~180Hz前後に変調していたが、このクルマではお子さんは全く酔わないという。ちなみに他のクルマの場合、フォルクスワーゲンゴルフでは1.8~2.4mGで、166~230Hz前後の変調であった。プリウスに乗るとなぜ、子どもがクルマ酔いをするのかは不明であるが、大きく変調するのが原因一つではないかと推測される。電磁波なのか、別の理由なのか、どういう理由があるか不明だが、お子さんはクルマに酔うからプリウスにはもう乗りたくないという事実は残る。ハイブリッドカーについては、今後さらなる調査と研究が必要である。
というわけで実際に、いろんな場所を計測してみた。
マンションの廊下にある変電設備のそばで計測すると・・
約5mG。安全基準は 2mG(ミリガウス)
C6の運転席頭部あたりの電磁波が強い場所で、2.5ミリガウス。
運転席のドアのあたりだと、1.3ミリガウス。
車のサイズが大きく、エンジンルームからの距離があるC6は、電磁波には有利な構造なのだろうか?
高圧送電線や変電所、家庭用電気製品などから出る極低周波の電磁波を慢性的に被曝していると、がんや白血病などになると問題になっています。疫学調査で小児ガンや小児白血病の発症率が高いことが判明。
1987年米国サビッツ博士の疫学調査で、「2mG(=0.2μT)以上の磁場で、小児白血病が1.93倍、小児筋肉腫瘍1.5倍」との調査結果を発表。スウェーデンのアールボム博士は1993年に、北欧3国集計で「2mG以上で小児白血病2.1倍、小児脳腫瘍1.5倍」との調査結果を発表。
現在は「影響あり」とする論文が多数を占めている。
2000年、IARC(国際ガン研究所)は「ヒトに対する発ガンの可能性がある」と評価。
2003年2月、WHO(世界保健機関)電磁波プロジェクト責任者のレパチョリ博士も「電磁波への予防原則の適用」を明言。
電磁波によって体内へ蓄積された電気の電圧をゼロにすることができるのがタカダイオン。
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