青天の霹靂
79日目 感電リスク
付属のポンプを流用したシャワー装置は、感電の可能性があるとのアドバイスがあり、気がついたので、急遽ポンプは撤去。(笑)
マイクロバブル入浴を快適に楽しむためには、なかなかよいアイデアだと思ったのですが・・
言われてみれば確かにね・・
大成先生は、そのうち代わりになるものを発売する予定とのインサイダー情報(笑)あり。
というわけで、感電のリスクを下げることにしたというわけです。
81日目 誕生日
今日は父の89歳の誕生日のため、家族みんなで食事。
3世代揃っての団欒は楽しい。
すっかり酔って、料理長がストップをかけてくれる場面もあったが、とにかくマイクロバブル風呂へ入っていると、何だかとても酔い心地がいいのが不思議。
量は飲まないのにね。
飲んだ後、マイクロバブル風呂をうまく使うと、酔いが早く冷めることを発見。
ますます、嵌っていますが、体験者ならこの意味がおわかりのはず。
父もマイクロバブルの風呂で体調がいいようで、ご機嫌な毎日を過ごせているようだ。
Happy Birthday dad !
83日目 対策
1月も終わり、今日からいよいよ2月になるのですが、だんだんと忙しくなってきているのです。
といってもネガティブな意味ではなく、良い方向なのですが、そうはいっても一日の時間には限りがあるので、体調を維持しながらどうやって取り組むかです。
今までの仕事に加え、マンションのマネージメントという新しい部門を立ち上げたため、以前のマネージメント会社からの引き継ぎなどで、かなり忙しくなって来ているわけですが、現在あるマンションの空室をどうやって埋めるのか?
これがとりあえずの最優先課題なのです。
そのためには、将来への成長性を考えた改装と、それに伴う資金手当の両面から取り組まなければなりません。
賃貸マンション業というのは、日本の場合、供給過多状態になっているため、値引き合戦に巻き込まれるか、特徴を打ち出して他にはない価値を付加できるかどうか、という選択をせざるを得ない状態となっているのです。
そこで、マンションの一室を、まず理想的な状態に改築し、そこをモデルルームとして入居希望者へ提示して、賃料と入居率を上げるという方法で取り組むことしたのです。
当然のことながら、付加価値の一つとして取り上げたのは、マイクロバブルの風呂装置。
入居者で設置を希望される方のため、改築の際に浴室へホースを通すことができるような設計をしておくわけです。
もちろん既存のレイアウトの場合でも、ホースを通すことができるような加工をどのようにするかを考えておこうというわけです。
マネジメントの対象となるマンション自体は、お洒落な建物で、なおかつワンルームのレイアウトが多いため、女性の入居者が多いのです。
健康にも良いと同時に、肌も美しくなるわけですが、何よりも気持ちがよいのが大きなポイントですから、潜在的なポテンシャルは非常に大きいと睨んでいます。
大事なのは、どのようにその良さをアピールできるかです。
とてもやり甲斐のあるチャレンジなので、モチベーションは当社比120%アップであります。(笑)
84日目 ローテーション
マンションのマネージメントといいうのは、現地での打ち合わせが多いため、ほぼ一日おきくらいに、神戸大阪間をクルマで往復しています。
多い日は一日二回往復するのですが、片道40キロほどの距離なので、それなりの距離を走ることになります。
ですが、もともと運転は好きなので一向に苦になりません。
阪神高速神戸線で遭遇したポルシェパナメーラ。
顔はまんまポルシェでしたが、リアはちょっと太った911という感じで、横へ並ぶと結構大きかった・・
結構早いペースで走っていましたね。
大阪市内に入ったあたりでしょうか、成り行きで抜いたのですが、カミサンに叱られました。(笑)
そんなこんなでなんだかんだと言っても、やはりそれなりに疲れるため、帰宅するとマイクロバブル風呂でしっかりとチャージすることは、体調維持のためには非常に大事なポイントなのです。
そのため、装置のスイッチは入れっぱなしにして、風呂のお湯をできるだけバブル濃度の高い状態にしておくようにしています。
ローテーションとしては、父夫妻が入った後の6時頃にお湯を入れ替えます。
そしてスイッチを入れ、8時台には息子が入浴、10時台と、翌日の朝6時頃、午後2時頃には私というように入浴し、午後5時ごろからは父夫妻というわけで。まさにフル稼働状態。
もちろん入浴中もあとでも、お湯を継ぎ足しながらオーバーフローさせ、表面に浮いた汚れができるだけ浴槽へ残らないようなメンテをやりながら稼働させるわけです。
カミサンは「三助もやらなくてはならないので大変だわね」って笑ってますが、家族の健康管理のためというやり甲斐のあることですから、結構楽しんでやってますけどね。
85日目 青天の霹靂
それは去年の12月半ば過ぎの頃でした。
私のWEBサイトには Kobe Walk という神戸のうまいものや、印象に残ったところを記録しておく、いわゆるガイドのようなページがあります。
その中で2件の手打ち蕎麦の店を紹介しているのですが、この2店は神戸でも甲乙つけがたいうまい蕎麦屋さんなのです。
その一軒の十割蕎麦・さくら へ行ったときでした。
カウンターに座ると、店主が壁の方を指すのです。
そこには、「年内で営業を終わりしばらく休業する」旨が書かれていました。
まさに「青天の霹靂」。
理由を聞くと「腱鞘炎」のため医者からは一年ほど休業してカラダを休めるしかないと言われたとのことで、これ以上続けられなくなったというのです。
カウンターへ座った際に彼の口から語られた数々の試行錯誤や工夫から伝わってくる彼の蕎麦作りに対する情熱が、並々ならぬものであることは、供される蕎麦の味わいからも十分に伝わってきていたこともあって、この事態には大きな衝撃を受けました。
帰り道に一緒に行ったトレーダーと、これはもう「マイクロバブル風呂」しかないよね、とお互いに激しく同意して頷きあったのですが、かといって藪から棒に、こうした話を持ち出すワケにもゆかず、不完全燃焼の気分で帰路についたのでした。
お店は年内で終わることでもあり、食べ納めというわけではないのですが、その後数回訪れたときにも、状態は悪くなる一方でした。
というわけで、30日に年越し蕎麦を受け取りに行ったのが、この店を訪れた最後となったのです。
こうした事態が勃発する少し前に、実はご両親がご近所で「蕎麦ドーナツ屋」さんを開かれていたのです。
蕎麦屋さんを止めた後のことについて、店主の彼に訊ねたところ、腕への負担はドーナツの方がはるかに少ないため、しばらくはご両親の「蕎麦ドーナツ屋」さんを手伝われるということだったのです。
たまたま、私が時々お世話になっている指圧屋さんが偶然にもこのドーナツ屋さんのすぐそばで、しかもここのドーナツが、なかなかおいしいこともあって、お土産として持ち帰るために、時々立ち寄るようになったのです。
彼の様子も何となく気になるので、様子を伺いがてら指圧の帰りには必ず蕎麦ドーナツを買って帰るようになったのでした。
ですが彼の姿は年末以来、ドーナツ屋さんの店先でも一向に見かけないのです。
ご両親から様子を伺うと、どうも状態が良くないとのこと。
これは何とかしなければ、という気持ちなのはやまやまでしたが、いつどういうタイミングで切り出そうかと、まさに思案橋ブルース。
しかもドーナツは安くて美味しいため、店にはお客さんがひっきりなしに訪れるという状態のため、なかなか話すきっかけが掴めなかったのです。
そこで「面白い本があるのでぜひ読んでください」と、たまたま妹さんがレジにいらっしゃったときに「マイクロバブルのすべて」の本を置いて帰ったのです。
その後何度か訪れたときは、ご両親だけのことが多く、どうも本は読まれていないかのように、私が顔を見せても全く反応なし。
ですが、チャンスは先週末に訪れました。
たまたまドーナツを買いに訪れた際、偶然にもお客さんが全くいない状態になったのです。
この機会を逃してはなるものかと、ドーナツを持ち帰るための用意をされている間、単刀直入にマイクロバブル風呂を勧めてみたのです。
10分ほどの立ち話でしたが、ご両親は少なからず興味を示されたようなので、資料をお持ちしますと言い残して、店を後にしました。
変な客だなと思われたかも知れませんが、背に腹は変えられません。(笑)
帰宅後「マイクロバブル旅日記」の要所と私の日記をプリントアウト。
かなりの枚数で少なくとも100ページはあったはずです。
翌日「ゆうパック」で郵送。
昨日ポストに配達記録郵便が来ていました。
やるだけのことをやったのだからこれでダメなら仕方ないという想いと、何とか買ってくれないかな、という願望が入り交じり、気分はマイクロバブル風呂装置のセールスマン。(笑)
カミサンに顛末を話したら、呆れていましたが、仕方ありません。
それはともかくとして、とにかくやるだけのことはやったという、さっぱりした達成感って、結構いいものですね。
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