マイクロバブルとの出会い
「エグゼキューショナー養成プログラム」によるトレーニングを始めたときは「行き詰まったらやめよう」などといった気持ちは全くなく、時間はかかるが絶対にできるはず、という強い信念を持って始めたの でした。
ですが、誰も成し遂げたことのないであろうこの試みは、試行錯誤の連続。
始めたばかりの頃は、うまく行かない部分が多かったのですが、それでも時折予想もできない成果が偶然にも生まれる、などということもあったため、諦めずに続けてこられたのかもし れません。
そうして時間が経過するうちに、自分の周りにあるものをすべて、このトレーニングに結びつけて考える習慣を身につけるようになってきたのでした。
寝ても覚めても、頭の中でその解決方法を考え続けるうちに、あることに気がついたの です。
訓練生の結果に一喜一憂するのではなく、私と訓練生のコミュニケーションをどのようにとることで、成績が安定するのか?という考え方を貫くことで、だんだんとトレーニングが楽しくなってきたの です。
自ら発案しシステムサイドとのやりとりで開発したスキャンシステムをどう使い、どのようにガイドすれば、訓練生の成績が良くなるのか?
ストレスとの闘い
トレードというのは、ある意味でストレスの塊のようなものだといっていい でしょう。
さらに誰もが成し遂げたことのない事への挑戦で常につきまとう「先の見えない状況」や、トレーニング中は持ち出すばかりの日々が続くことによる、自分では意識していないつもりのストレスを癒してくれたのは、訓練後に訪れる「温泉」だったといっても過言では ありません。
トレーニング後の温泉でのひとときによって自分の身体が楽になりると同時に、就寝中の深い眠りが「元気の素」となると思えるようになったのは、思ってもいなかった効果であり、何よりの励みとなっていたの でした。
温泉三昧の醍醐味
https://www.daytradenet.com/Cool/archives/2009/08/012144.php
温度差健康法
https://www.daytradenet.com/Cool/archives/2009/09/050849.php
そうして偶然にみつけた「おとめ塚温泉」へ繰り返し足を運ぶうちに、だんだんとその「湯質」が他の温泉とは違うことに気づき始めたのです。
https://www.daytradenet.com/kobewalk/2009/otomezuka.htm
トレーニング後に一緒に温泉へ行っていた訓練生の一人であるA氏も、この温泉にすっかり嵌ってしまい、さらにはカミサンまでもが、帰宅後の冷め方の違いに歴然とした差があることを訴えるようになったの です。
では何が他の温泉と違っていのたのか?
それは豊富な炭酸を含む、細かい泡が無数に含まれているという点でした。
湯温は「ぬるめ」なのにとにかく、よく温まるのです。
いわゆる「湯冷め」しないことを、「身をもって」感じていたからで、これがこの温泉に嵌る大きな原因だろうと、勝手に推測していたのでした。
出会い
体調を維持するため、少なくとも週3日はプールで泳ぎ、さらにはプールウォークも加えながらストレッチも続けています。
クロールによる深い呼吸と、過度にならない運動を組み合わせ、呼吸と筋肉へ適度な刺激を与えることで、身体の機能を一定のレベルに保つように心がけているわけですが、意外にいいのがプールウォーク。
両手を開いて、身体を大きく左右に捻りながら腹筋の動きを意識し、膝を高く上げながら歩くプールウォークは、関節に負担が少ないにもかかわらず、それなりの運動量があるため、誰にでも安心して勧めることができる運動 なのです。
それでもプロによる定期的なケアは欠かせません。
前述の「おとめ塚温泉」はいわゆる下町にあるため、入浴料金は410円とリーズナブルで、そこでのいわゆるマッサージも、やはりリーズナブル。
60分で何と2,980円というから驚きの値段。普通マッサージは60分6000円が相場なのですからね。
そこで出会ったK先生は、「おとめ塚温泉」でも評判が高く、普段はスポーツ選手専門の運動療法のコーチとして活躍されているのですが、今では定期的にストレッチ、整体をお願いしてい ます。
で、その先生いわく、私の仕事はどうしても頭の中が酸欠になりやすいそうなのです。
そこで試しに高濃度酸素水を飲んでみてはどうか、ということになり、ある時から高濃度酸素水を飲み始めたのです。
先生お勧めの高濃度酸素水は、水道水の約2.5から3万倍、一般に市販されている酸素飲料の1000~1500倍もの濃度の酸素が含まれています。
しかもIOC国際オリンピック協会認定のオーストラリア政府検査機関で、規制薬物は含まれず、十分な量の酸素が含まれていることが証明されている製品なのです。
ですがお値段もそれなりで、250ミリリットルで税込み8,400円。
ただしガブガブ飲む必要はなく、一回6cc(キャップ一杯分)飲むだけで酸素飲料15本分の酸素が摂取できるのです。
試しに泳ぐ前に飲んでからプールへ行ってみたのですが、少し早めのスピードで泳いでも、かなりラク!
クロールでのターンは、フリップターンと言って、ターンする寸前に息を吐きながら、でんぐり返りで方向転換したあと壁をキックし、ドルフィンキックで浮上するの ですが、とにかく息を止めている時間が、タッチターンに比べると長いわけですね。
ターン後水中では、ドルフィンキックを打つのだが、ただでさえ苦しくなるターンなのに調子に乗って3回もキックしてしまうと、水中を進む距離と時間が長くなり、死ぬほど苦しくなって、0.1秒でも早く浮上して息を吸いたくな りハイおしまい。
こういう状態になってしまうと息は苦しくなり、同時に心拍も上がり、次のターン前に疲れて力尽き、泳げなくなってしまうの です。
そうなると隣のレーンで、プールウォークへ移行して、心拍が下がるのを待つことになる わけです。
ですが高濃度酸素水を飲んでから泳ぐと、疲れて力尽き、泳げなくなってしまう、と言う状況が起こらなくなるの です。
だからといって調子に乗ると、あとでツケが回ってくるため、無理はせず普通ならこのあたりで苦しくなるはず、という頃合いでプールウォークへ移行するようにしてい ます。
しかし、これには少し驚きました。 確かに効果があるのです!
K先生によると、多くのアスリートが飲んでいるということだったのですが、実際に飲んでみると納得で、こうした場面で苦しさは劇的に改善され、とにかくラクに続けることができるの です。
というわけで10月の2週目あたりから飲み始めた高濃度酸素水なのですが、11月のアタマあたりまでに合計3本を飲んでみての私なりの結論は、もう少し続けて見ようということになったというわけ です。
その理由は水泳での効果以外に、仕事の面でも良い影響が出ているからなのです。
この高濃度酸素水と、トレーニングの推移を対比させてみると、面白いことがわか ります。
10月の2週目あたりに飲み始めて1週間で、2分チャートでのトレーニング方法へと方針を変更。
そして、後述するが、違うタイプの高濃度水を飲み始めてから、新しいボトムスキャンをリリース、その使い方についてもガイドのやり方について大きな変更をしているの です。
もちろん、高濃度酸素水を飲んでいなくても、同じような「閃き」が起こり、方針変更をしていたかも知れ ません。
ですが大事なのは、高濃度酸素水を飲んでいたときに、こうした大きな方針変更が起こっているという事実なのではない でしょうか?
そうなると、欲が出て?!(笑)他にもきっと同じような効果のものがあるはずだと、ググってみた のです。
そして偶然にも見つけたのが、マイクロバブル博士の「マイクロバブル旅日記」。
過去ログを読み進めるうちに、目から何枚もの鱗が音を立てながら落ちてゆくような襲撃を体験し、気がついたら朝の4時。
というわけで、さらにマイクロバブルについて知りたくなり、早速ブログにあった本をアマゾンでポチッ。
こうして出会った「マイクロバブルのすべて」。
本をよんでゆくうちに誰もが抱くであろうあらゆる疑問に対し、マイクロバブルの研究に25年以上関わってこられた大成氏は、工学博士ならではの視点で、 わかりやすく解説をされているのです。
私は本を読むのが早いので、30分ほどでざっと目を通すことができるのですが、この本を何度も牛のように反芻しながら、繰り返し読むうちに今までの様々な体験が、まるでパズルの一片が解き明かされるがごとく、納得できるものへとかわってゆくの でした。
その中で非常に興味のある記述がありました。
それはマイクロバブルによって、温泉の経営が大幅に回復したというくだりだったのです。
以下はその概要。
山口県長門市の山間部に、俵山温泉という古い温泉がある。
この温泉の歴史は古く、最盛期には、大分の別府温泉と肩を並べるほど繁盛したという。
だがバブル経済崩壊以後、湯治客は年々減少し、旅館の維持さえ難しい深刻な状況に陥った。
こうした長期低落が続く中、この本の著者が徳山高専の熊野先生から相談を受けたのだという。
その過程で温泉組合理事長と意気投合し「なんとか、いまの状況を抜け出し、あわよくばV字回復はできないでしょうか」ということになり、温泉浴場でマイクロバブルを発生させることを検討することに なったのだという。
現地を訪れると、人通りは少なく、お土産品店は数件という寂れた状況だったというが、その温泉の水質自体はすばらしく、マイクロバブルとの相性も抜群であった という。
特に、この温泉水は水素イオン濃度が高くアルカリ性を示していたため、水道水よりも高い電位を有するマイクロバブルが発生することで、より生理活性を高めることが可能となった のだという。
そしてついにこの二号湯にマイクロバブル発生装置が移設されたのだが、風呂に入ってみると、すぐにその効果が認識できたのだという。
まず、身体の冷えた部分があれば、そこが熱くなり、しばらくすると、少し皮膚に痒みを覚えたという。
これは抹消血管で血流促進が起こり始めた証拠なのだ。
風呂から出た後も、身体がなかなか冷えない「ポカポカ効果」が持続し、身体が楽になり、身体が若返ったように感じたという。
こうした経緯によってマイクロバブル風呂が静かなブームとなり、つい最近まで、世の中に忘れられて、衰退の一途をたどると思われていた俵山温泉が、客数78%増という信じがたい復活をなしとげた というわけだ。
このくだりを読み、矢も盾もたまらず、自宅の風呂をマイクロバブル化できるという光マイクロバブルB1 を発注。
オーマイガッ!(笑)
光マイクロバブルB1 をセットした風呂はどうなのか?
というわけで、その体験記の始まりであります。
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