売買単位が100株に統一され(10月1日より)、株式併合マジックな株価も

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日本株式の売買単位が10月1日をもって残された銘柄全てが100株に統一されるとのこと。

売買単位の統一について https://www.jpx.co.jp/news/1021/20180926-01.html

100株移行に伴って株式併合する銘柄は受け渡しが10月1日になる今日(9月26日)から100株単位となる。

日立製作所(6501)、東芝(6502)、富士通(6702)はそれぞれ株式併合したのだけど、

銘柄前日終値併合比率終値
日立製作所(6501) 777.3 5:1 3,893
東芝(6502) 331.0 10:1 3,345
富士通(6702) 826.2 10:1 8,214

併合比率で単位総数を2倍にした日立、と単位総数を変えない東芝・富士通という図があるのだけど、一般に見えるのは株価なわけで、東芝が優良銘柄の株価、富士通が値嵩銘柄の株価に見えたりするわけで、エッ?ソニーやトヨタより富士通のほうが高いの?となったりする。

よくわからないロジックで100株へ移行したみずほFG(8411)は低位株価(三井住友FG(8316)と同じようにすれば10倍の株価)を続けている。株式併合を選ばなかった三菱UFJ(8306)や野村(8604)なども中位株価だけどね。

100株統一って、各社の株主戦略によってずいぶんと株価を上下に動かしてしまったのだなと振り返ってしまった。

ちなみにETFは統一されていないので1/10/100とバラバラです。

追)100株に統一されるのは内国株、外国株は適用外のようで、出来高の大きい9399 ビートHDは1株単位なのだけど東証二部外国株所属。