2019.3 自己解決しました。Outlook データファイルが (97-2002)形式だと文字化けします。
(いまさらOutlook 2010の話題と突っ込まないでください。なにせ今までOutlook 2003を使い続けていましたので。)
Outlook 2010(Outlook 2013も同様、おそらくはOutlook 2016も)で、メール形式がプレーンテキストかつエンコーディング形式がUTF--8のメールを受信すると文字化けで表示します。
エンコーディングをUTF-8で、メール形式がHTMLの場合(上段)とテキストの場合(下段) (メール原文はどこかのISPメッセージ)
もし文字化けしていたら、大抵UTF-8で送られているので、手間を掛けると読めるようになります。
メッセージを個別に表示(プレビューで操作できない!)、メッセージタブ>アクション>その他のアクション>エンコード>日本語(自動選択)
日本語自動選択なのだから正しい表示に選択してくれると思いきややはり文字化け、同じ手順で最期をUnicode(UTF-8)でようやく読めるようになります。
文字化けが直ったら保存
それでは、メール形式がHTMLならエンコーディングはUTF-8で大丈夫だよね、と思いきやOutlook 2010はHTML形式のメールをまずはテキストで表示する機能を持ちます。
このまま返信メッセージを作ると再びメール形式テキストでエンコーディングがUTF-8のメールが生産されてしまいます。ここでエンコードを日本語(JIS)に変える人は少ないです。
こうやって、なんだか文字化けが発生すると文句を言いながら、その当人が文字化けが起きうるメールを送信するのです。
では、他のメールソフトはどうかというとOutlook 2003では起きていなかったので、馬渕さんから文字化けといわれても「頑張ってください。一応こちらは日本語JISで送るよう留意します。」でした。
返信時は、日本語(JIS)に変更
手元にあるメールソフトではThunderbirdは、Text/UTF-8なメールの受信は問題ありません。もっとも送信時のデフォルトエンコードがUTF-8なので、Thunderbirdからのメールは文字化け表示が多いかもしれません。Windows 10のメールアプリはメール形式がHTMLだけのようなので、Outlook 2010で受信するとText/UTF-8なメールが生産される可能性が高くなります。
こう書き連ねていますが、そもそもHTML形式を推し進めていたのはXP時代のOutlook Expressのデフォルト形式がHTMLだったかと思います。ところがスパムメールが問題になってくるとOutlookは受信時にまずテキストで表示しようとなりました。テキストなら怪しいドメイン名も表示されます(HTMLだと表示とリンクは別物にできます)。
マイクロソフトが文字化け表示の要因を作っているのに、自身で解決しないのはなんていうマッチポンプ。ところがWindows 10のメールアプリだと文字化けせずに表示できるのですから......
という理由で、デイトレードネット宛てのメールは、テキスト形式(日本語(JIS))で送ってほしいのです。
以下はOutlook 2010での設定ですが、HTML形式でメールを作成するならエンコードはUTF-8を選んでください。
ところで、何故「日本語(JIS)」(ISO-2022-JP)なのかといえば、電子メールシステムを日本に持ってきたときの時代背景(1980年代)があったとだけ述べておきます。
コメント