なんだか、マイクロソフトコミュニティに投稿されるような記事名だが、Windows 10でCQGを実行するとチャートウィンドウの表示が次のようになってしまう。
上段がWindows 10、下段はWindows 7で表示。
画像右上のように選択していない非アクティブなウィンドウのタイトル文字の色が薄い。人によっては見分けが付きにくいといったレベルかもしれない。日本株のたいていのチャートソフトでは、タイトル部分にウィンドウの機能名を表示し銘柄名などはウィンドウ内にあるので問題は無いのだが、CQGには困った話だ。
Windows 8までであれば次のレジストリ情報を書き換えるといった手もあるのだが、Windows 10ではそれが働かない。Windows 10では別の構成情報が存在しているようだ。
[HKEY_CURRENT_USER\Control Panel\Colors]
"InactiveTitleText"="0 0 0"
CQGのサポートへは対応策が無いか質問しているが...(本社からMSへプッシュして欲しいなという意味で)
これに気が付いたのは、馬渕さんのPCを新しくして「変更できない?」という話から。当初はレジストリ変更でと思ったのだが機能しない。Googleの検索結果を彷徨うこと数日、出てくるのは非アクティブなウィンドウのタイトルバーの色を変更することばかり。海外の掲示板で該当レジストリの話題を見付けたが解決に至っていない模様。
Windows 8でタイトルバー文字が中央寄りに配置され見難いので移行する気になれなかったところ、Windows 10では左寄せに戻ったが別の穴が待っていた。
とはいっても、今後出荷されるPCはWindows 10を使わざるおえないし、今後開発されるCPUはWindows 10以降のみ対応という状況。Windows 7の残りサポート期間4年弱を大事に持っていたとしても、いずれ切り替えなければならない時期が来る。それまでに解決されればよいのだが。
注記)
ここでいう非アクティブウィンドウのタイトル文字の色とは、ひとつのアプリケーションの中に複数の子ウィンドウを持つMDIアプリケーションにおける子ウィンドウのタイトル文字のこと。アプリケーション毎のタイトル文字の色はWindows Aeroが導入されたVista以降変更できない。
ちなみにハイカラーというテーマを使えば、タイトルバーの文字色はなんとかなるのだが、あの色調は使いたくない。
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