続) 新しいPCを購入したいが、という質問

  • 投稿日:
  • by
  • カテゴリ:

 ディスプレイを検討したらWQHDでは小さい!という話とご質問。

ディスプレイについてですが、
27インチWQHDですが、windowsに接続したものの実機が地元になく、
そのため店頭にあったIMACの27インチで確認したところ、

 「ときどき日記」にてたむら様のご説明のあったとおりドットピッチが小さく、
自分は通常の人より若干視力が弱いため
文字が小さすぎて見えずらいという事が分かり、断念しました。

 モニターについてはEIZOの24.1インチ(FlexScan EV2436W-ZBK)が、
ドットピッチも自分には十分と思われ、
形状もワイドモニターのように細長くなくて、
見やすいのでこれにしたいと思っています。

お伺いしたいのですが、
このモニターは

1)解像度が1920X1200 となっており
SXGA(19インチ?)2枚分程度の広さ(解像度)はありそうなのですが、
イントラデイトレードを始めるには
これ1枚よりも、もう1枚追加して2枚としたほうが良いでしょうか?

 画面が広ければ、トレードに必ず勝てるというものではありませんが、チャートを幾つ表示し、その大きさがどの程度というのが分かってくると、どの程度のディスプレイがあれば良さそうか見えてきます。チャート以外に執行画面、ボトムスキャンを使用するならその領域も使用します。

 これらがバラバラに配置されると集中できません。同じ2枚であっても、ディスプレイをそのまま並べて配置と、ディスプレイを縦向きにして配置では視線の移動はかなり異なります。縦置きに関してはセミナー受講されるときにお尋ねください(縦置きだらけですから)。

 おすすめは、1920x1200(WUXGA)の2枚縦置きでしょうか。 ただ大きいので首が疲れるかも。

 ドットピッチを比較すると、 それぞれ次のようになります。

24.1インチWUXGA  0.27 x 0.27 mm
27インチWQHD  0.2331 x 0.2331 mm
29.8インチWQXGA  0.25 x 0.25 mm
19インチSXGA  0.294 x 0.294 mm
17インチSXGA  0.264 x 0.264 mm

2)上記2枚の場合の接続について悩んでいるのですが、
上記モニタの入力端子は、仕様を見たところ、
DVI-D×1 ,DisplayPort×1 ,D-Sub 15Pin×1となっています。
一方、現在購入予定のPCは、パソコン工房のBTOパソコン(MD7000-i5-LXB)というものですが、

仕様では
①本体のディスプレイ出力が(miniD-sub15Pin×1/DVI-D×1/DisplayPort×1)
となっており、
またグラフィックカードが

②NVIDIA(R) GeForce GTX 750 1GB GDDR5
で、仕様はおそらく、
·  Dual Link DVI-I
·  Dual Link DVI-D
·  Mini HDMI
とありますので、

①のディスプレイポートに1台、
②のDual Link DVI-D に1台、それぞれモニタを接続すればOK、という事でよろしいのでしょうか?

ただ、この場合、先日、たむら様より注意点としてアドバイスいただいた、
「iGPUとグラフィックスカードの同時使用は、不要なトラブルを避けるならiGPUを無効にしたほうが良い」
というお話に抵触してしまうのではないかと思うのですが、違いますでしょうか?

 ①のみで接続する場合と、②のみで接続する場合が考えられます。 ①のDP、②のDVIに接続というのは一般的でありません。ディスプレイ間でウィンドウを移動するとGPUが異なるので引っ掛かりを感じると思いますし、複数のグラフィックスドライバーが混在する環境はトラブルの元というのが自分の考えです。

 ①のみで接続する場合、DVI-DとDisplayPortに接続しますが、 FlexScan EV2436W-ZBKの付属品はDVI-DケーブルとD-Subケーブルですので、DisplayPortケーブルの追加が必要です。(D-SubをWUXGAで使用するのは勧められません)

 ②のみで接続する場合、Dual Link DVI-IとDual Link DVI-Dにそれぞれ接続します。(3画面にするにはMini HDMIからDVI-Dへ変換するアダプタで接続します。)

3)そもそも、今回のモニタは、前回質問の前提としていたWQHDの高解像度モニターではないため、
上記①の本体側ディスプレイ出力のDVI-D×1/DisplayPort×1に、モニタ2枚とも接続してしまえば
グラフィックカードGeForce GTX 750は不要なのでしょうか?
(マザーボードはインテル(R) Z87 Express チップセット )

 おそらく本体だけで十分な性能は出ると思います。以前(といっても相当以前)には縦置きで使用すると微妙なグラフィックスカードもありましたが、Intel HD Graphicsを使ったことがないのでどの程度か分かりません(自分のCPUはAMDなので)。ベンチマーク性能だけを比較するならIntel HD Graphics 4600は他社カードのローエンド程度ではあります。

 GTX650/750にしておけば、Intel HD Graphicsだから性能が(略 という話をする必要が無くなるのと、後から増設する面倒が無くなるという程度かと思います。 (WQHDだと解像度の点から2画面は増設が必須でした)

 ちなみに、自分はRadeon HD5670にWQXGA(2540x1600)とUXGA(1600x1200)縦向で接続しています。

 

 前回、Windows 8とWindows 7の見た目の違いについて記載していませんでした。CQGを使用したときの違いを画面で比べてみます。なおキャプチャ画面は縮小しています。

 Windows 8.1でCQGを使用したときです。タイトルバーの表示が中央寄せになります。標準のテキストサイズが少し大きくなるのでタイトルバーに表示する文字が減ります(サイズは変更できます)。一番上のタイトルはキャプチャ範囲外の右側にあります。またLink Windows機能を使用するとボタンとタイトル文字が重なる場合があります。
20140618_Win81.gif

 Windows 7でCQGを使用したときです。タイトルバーの表示は左寄せになります。Windows 8と比べるとシンボルの表示開始位置が左に固定されます。
20140618_Win7_normal.gif

 Windows 7でCQGの互換性設定で、「視覚テーマを無効にする」をオンにしたときです。子ウィンドウはクラシック表示になります。Windows 8以降は廃止されました。タイトルバーの表示可能文字数が増えるのでウィンドウ幅を小さくしたときに利点があります。
20140618_Win7_classic.gif

 以上をもって、どのWindowsがよいとは申しません。自分の好みは一番下ですが、Windows 7のサポート期限が2020年1月までという事実もあります。

 現状CQGユーザーはほとんどWindows 7だと思いますので(東京支店のサポート担当は3月にXPを使用していました)、Windows 8以降での表示の不満がほとんど届いていないのではないかと思います。今後Windows 8での見た目が改善されればよいのですが。