実際に取引して分かったこと。(楽天証券の場合)
今回の制度改定は次の3点。
- 同日において、同一資金で何回でも信用取引が可能
- 確定利益は直ぐに次の売買の保証金に使える
- 追証の解消方法に建玉返済が追加
項1は、すぐに分かる。最初の1往復後に信用余力情報で確認できた。
項2は、項1と同様に1往復後に信用余力/信用新規余力が増えていることを確認。 ただし保証金現金と預り金は変化しない。 決済益は資金移動は出来ないが信用余力には反映される形になる。 今まで決済損だけが即時反映され、同日がプラスであっても受け渡し日まで信用余力が減少するという不利な状況が解消される。
受渡しルールは変わっていないので、決済損益が預り金に反映されるのはT+3(約定日の3営業日後)で今まで通り。 また手数料や金利諸費用の未収費用控除もT+3で今まで通り。 つまり年内で損益通算される取引日は大納会の3営業日前で今まで通り。 急いで全額出金したくとも、当日出金できるのは決済損益と未収費用を除いた総額で、残りは最大3営業日後となる。
ところで、受け渡し日が翌年となる旧制度の決済益がどうなるかと思っていたが、これは今日の信用余力に反映されていた。 厳密には反映されないように思うが、わずか2営業日だけのことに専用プログラムを起こすような手間は掛けなかったのだろう。
項3は、・・・ 知るか~!
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