CQGがC++ exceptionで再起動

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20121024cpp_exception.gif

10月14日頃からCQGでエラーが発生し再起動するようになりました。平日は22時09分頃に何も操作していない状態で「C++ exception」のダイアログを表示し再起動します。

16日にサポートへ連絡しログ送付など調査していただいた結果、最近のサーバー側ソフトウェアのアップデートにより、CQGICのバージョン8.5/8.7で不具合が生じているとのことで、CQG側で対応を検討されています。不具合の原因は明示されていませんが、サーバーから送信されるSymbol情報の処理に不整合が起きているようです。一度再起動した後はその日は再起動しないか、もう一度だけ再起動しています。

再起動の発生は購読データに依存しないとのことですが、発生しないアカウントも確認しています。表示しているチャートに依存はなく、チャートをひとつ表示している状況でも発生します。

暫定的な対処はCQGICを一般リリースされていないバージョン13(番号がジャンプするのは西暦下2桁をメジャーバージョンに採用するからとか)の適用を提案され、不具合が起こらなくなることを確認しました。

 

このバージョン13(13x4811)にアップグレードすると幾つかの不具合が起きたのでサポートへ調査をお願いしています。

  1. アップグレードやインポートした後、セミナー配布のGapBandの2本のラインを表示しない
    Modify GapBandでパラメータを変更しApplyするか、再設定すると表示します。
    全てのGapBandがダメなのかと思いきや表示できるページもあるので、バージョン間でのデータ保持フォーマットの揺れがあるのかも。
     
  2. Link Windowsが本来の動作とならない
    リンクを設定する前のチャートで、Link Windows ModeやGroup Windows Modeのメニューが表示されず、Add to Existing SetでChild Windowを設定後Change to a MasterでMaster Windowとなる。他にも幾つか本来ではない動作がある。
    (バージョン13ではLink Windowsに加え、Group Windowsという同じグループならどれを変更してもリンクするモードがある)
    バージョン8.5で作成したリンク・セットは問題ないが、バージョン7の頃からリンクを使っていると発生する模様。
     
  3. CQGICインストール時の組み込みComponent pac(CQG-Ag-Pages)を削除していると起動時にWarningを表示
    Pac cannot be imported because not all dependencies can be located.
    Please contact your support personnel.
    (C:\Users\Public\Documents\CQGNet\Public\ImportPacs\CQG-Ag-Pages.pac)
    回避方法は、C:\Users\Public\Documents\CQGNet\Public\ImportPacsにある、次のComponent Pacを順にインポートする
     cqg-default-comp.pac
     CQG-Ag-Pages.pac
    セミナー配布のページでは削除しているので、アップグレード後にインポートを行うとWarningを表示してしまう。

なお、バージョン13の一般向けリリースは近いうちに(どこかで聞いた表現)とのことです。