現状のPC環境でいくつか不具合を抱えており、その中のひとつがCQG最新版(8.4851)を実行したときの不具合で今後のバージョンアップで改善されるか不明、いつまでも起動時のUpgrade Laterを選択するのも嫌気がさしてきたのでWindows7への移行へ踏み切りました。
2009年秋にリリースされたWindows 7ですが、2012年(おそらく後半)にはWindows 8(仮称)のリリースが噂されています。もう少し待って・・・という思いもありましたが、Windows 8で搭載されるであろうInternet Explorer 10でのBlogWrite(ブログ投稿ソフト)の動作可能性は極めて低いのでWindows 7かつInternet Explorer 8までに留めるしかありません。
ということで、1週間前にハードディスク、メモリ、CPU、グラフィックスカードを購入しに秋葉原へ。
購入した中にマザーボードが無い? なぜかAMD AM3ソケットのマザーボードが1年近く眠っており、それをベースにすることが今回の前提であったこと、現環境はできる限り変更せずにサブ環境へ移行をはかった結果、ほとんど変わり映えしないメインPCが出来上がり。
サブ環境(2009年1月) | メイン環境(2011年6月) | |
MB | AMD 790GX/SB750 AM2+ | AMD 890GX/SB850 AM3 |
CPU | PhenomII 940BE(3.0GHz) | PhenomII 955(3.2GHz) |
メモリ | DDR2-800 2GB x 4 | DDR3-1600 4GB x 2 |
HDD | HGST 7K500 500GB (SATA2) | WD Caviar Black 500GB (SATA3) |
GPU | GeForce 8600GT 512MB | RADEON HD5670 1GB |
OS | Windows Vista Ultimate 64bit | Windows 7 Professional 64bit |
仕様的には1年前のものです。速度を求めるならIntelのCore iの第2世代を選ぶのでしょうが、マザーボードは既に有りCPUのTDP 95Wに抑えておきたいとなるとこの選択になりました。夏の終わり頃というZambezi(AMD FX series)はその次の世代を検討すると思います。
さて移行した成果ですが、CQGは当然8.4851へ移行しました。Windowsの起動速度は多少改善されました。一度立ち上がってしまえばWindows VistaとWindows 7はともにデスクトップデザインがWindows Aeroですから、大きな違いはタスクバー付近のみで、日常のアプリケーションの見た目が変わるわけではありませんし、操作速度の違いもほとんどありません。
気になっていたCapture It! Pro4は、Ver 4.2.0.3で動作しました(Windows 7 64bitの動作保証はVer 4.5)。
CQGにはもう一つ気になる問題があって、チャートのスケールをAuto Scale Without Studiesとしていると、スケールとローソク足がずれることがあるということです。 この問題は発生頻度が低下したものの起きています。 システム性能に依存している部分もあるのかもしれませんが今後のバージョンで改善されることを期待することになりそうです。
ところで、Windows 7で気になった点として電源オプションの省電力モードがWindows Vistaより強力になったようで、最大のプロセッサの状態(%)を大きくしても周波数が上昇せず負荷がかなり高いときにちょっと上昇するだけです。省電力モードでCQGを使うのは少し辛そうです。
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