CQG 8.4

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CQGの一般リリース・バージョンは、8.3を飛ばして8.2915から8.4にジャンプするようで、CQGのWebサイトのダウンロードページは8.4に替っていました。

8.3848でログインしようとすると8.4840へアップグレードするようダイアログを表示してきます(8.2915からは未だありません)。8.4840を試したところ性能ダウンの箇所が見られたのでアップグレードを保留しています。はるか昔に6.8から7.1へバージョンが変わった時のような性能ダウンではありませんが気になるレベルです。

QSSからLink Windowで三つのチャートをLinkしたときにチャートの表示が遅くなっています。Studyを設定していないときにはそれが見られません。憶測ですがCustom Studies絡みなのかもしれません。

サポートとは何度かやり取りしましたが問題としてエスカレーションに至っておらず、ようやく違いがあることを東京支店のサポートに理解され、該当ページのpacファイルを送付したところです。

念のために8.2915とも比べて見ましたが、やはり8.4840のほうが遅くなっています。このまま一般リリースが始まるとクレームが多く出てくるのではと危惧しています。

遅いといっても切り替わりに1秒未満だったものが2.5秒程度になったものなのでじっと待たされる類ではありませんが、QSSで次々にチャートを切り替えてチェックしたいという場合には不満が溜まってきます。チャートの多い重いページに切り替えるときに (応答なし) となるのも8.2/8.3では起きていませんでした。遅さの程度はチャート設定で変わってくるので、人によっては気にならない状態かもしれません。

8.4で他の変更点として直接目に見える部分ではImport/Export Pagesが大きく変わりました。ファイル名を指定できるようになったのでひとつのフォルダーに同じバージョンの保存はひとつだけという制限が無くなりました。本命の変更点は先物・オプションのトレーダー向けなので特にというものはありません。

今のところ8.4840は使いたくないバージョンです。