少し前にソフトバンクモバイルが光の道でA案とB案のCMを打っていた。
一般にA案はメインプラン、B案はバックアッププラン、ことによったらC案を準備する。
原発事故の対処はA案、B案を逐次判断していかなければならないのだが、どうも東電・政府はA案がうまくいけば、B案を準備する余裕が限られているからA案に集中するという流れがあったように見える。
そしてA案、B案、C案を小出しに実行しているように見えてしまうから(本当に順次でしか出来ないのかも)、皆いらいらしてしまうのだろう。
米国にはFEMAという連邦緊急事態管理庁があり天災、人災に対応しているのだが、日本は何かというと首相が本部長となってというパターンで、内閣が代わってしまえば体制がチャラになってしまうようなものだ。
この大震災を切っ掛けに日本版FEMAが提言されるかもしれない。数年に一度は大規模災害が発生し、洪水被害は毎年発生している。内閣にとらわれない体制が必要に思う。
コメント