前場引け後に福島第一原発2号機の爆発音・4号機の火災の報告で先物が下落、サーキットブレーカーが2度発動した。チャートの欠けがあるから配信の問題かと思ったらそういった事態が起きていたわけだ。
(11時過ぎの記者会見の枝野官房長官は脂汗をかいていたように見える。会見の間にも何か起きるのかもしれず極度の緊張状態にあったに違いない。)
後場寄り付き後は多くの銘柄でストップ安、先物の裁定売りで指数に追い付くまで下げた形だ。売り気配の株数は多くなくストップ安まで買い手不在という状況なので、寄り付いたらリバーサルで戻し銘柄によっては終値が前場引けを上回っている。引けてみればってやつだ。
また後場、TOPIXが前日終値から100ptを超えて下落したので、取引参加者の自己計算による裁定取引売りの制限が東証で発動された。
ここまで下がると、どこまで下がったのか気になる。TOPIXはリーマンショック時に迫る。
日経平均はもう少し距離がある。
株価の最大リスクは原発なのだがまだ見通せそうもない。安全停止宣言が出ればある水準に戻すだろうが今年付けた高値は遠い道程かもしれない。
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