先日IntelのCore i シリーズCPUの2世代目が発表・発売されました。
各メーカーは新しいCPUを搭載したPCを発表しています。Dellも個人向けXPS 8300、法人向けVostro 460を発表しています。
新しいCore i シリーズのポイントは、全てのCPUにGPU(グラフィックス)を搭載、Windows 7では複数のディスプレイドライバをロードできるようになったので、オンボードグラフィックス、増設グラフィックスカードを組み合わせて4画面モニターを容易に構築できるようになったことです。
Dellが公開しているシャーシ後面画像でも、前世代以前では増設グラフィックスを有効にするとオンボード用を目隠ししているところを、目隠しが無いので有効になっていることと思います。
しかし落とし穴はあるもので、オンボードグラフィックスで出力できる端子は、HDMIとVGA(アナログ)でした。せめてHDMI/DVIにしてほしいものです。
XPS 8300とVostro460を比較してみると差は少ないのですが、電源容量はXPS 8300のほうが大きく、HDDアクセスはVostro 460のほうが容易です。
両者のケースはミニタワーなので大きいのですが、そのうちにSFF(スモールフォームファクタ)なPCも出てくると思います。そのときにオンボード・増設グラフィックスが共に有効であれば3画面モニターが容易になりそうです。
ところで、モニターのほうはHD解像度(1920x1080)が主流というのはなんとかならないですかね。縦1200ドットとの120ドットの差はトレーダーにとって結構大きいのですけどね。
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