ぁゃしぃbreakscan

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月曜日のナスダックマーケット開始少し前からしばらくの間怪しいbreakscan.comのページを表示する状況にありました。

この表示はドメインを管理するレジストラ(この場合はnetwwork solutions)がドメインの利用期限が切れたために、1年間のPending状態に移行処置し、ウェブブラウザからのリクエストに自動で返しているものです。決してサーバーが乗っ取られたとか、DNSサーバーに不正改竄があったということではありません。(間の悪いことに日本時間の21時37分に切り替えられていました)

breakscan.comのドメインはサーバーを管理している会社で一緒に管理しているのですが、部署の移動などで期限管理がうまく行われず本来更新すべき利用期限を過ぎてしまったことが原因でした。

この状況はマーケット開始直前に順次解消していったのですが、ドメインからIPアドレスをルックアップするISP(ぷららとかOCNとかです)のDNSサーバーの情報更新は速いところ、遅いところと様々です(過去に何度かIPアドレスの変更がありましたが、ISPによっては時間がかかるところがありました)。私のところでは30分ほどで更新されました。

今回少し状況をややこしくしていることに、ISPのDNSサーバー更新は完了しているにもかかわらずレジストラのページを表示している状況が長く続きました。ISPから家庭のルーター、PCのネットワーク、ウェブブラウザと何層かのソフトウェアが動作していて、それぞれに一時情報を保有しています。IEでは正しく表示できるようになったのにFirefoxではレジストラのページを表示することもありました。

この状況はそれぞれを再起動することで正常化するはずなのですが、なぜか駄目なこともありました。

こういったとき最終手段はhostsにbreakscan.comのIPアドレスを登録することです。

ここのページは最近(といっても2年前)データセンター移転があったときの告知です。

注意しなければならないのは、www.breakscan.com はIPアドレスが変わっていることです(daytradenet.comは変わっていません)。現時点では次の通りです。

210.175.244.117  www.breakscan.com

更新から1日以上経過しているのでほとんど回復できているかと思うのですが、未だ回復できていない場合の手段として参考になればと思います。

20100505PendingBreakscan.jpg