東証の新システムは無事一日を終えたようです。
いつもの大発会であれば前場だけでもそれなりに出来高があるのですが、新システムの様子見なのか12.9億株と低調で、新システムの性能を見せつける(?)状況にはなかったようです。今週は各証券会社等は本番環境でのチューニングを行っているのかもしれません。
それでも成り行き注文でこれだけ板を突き抜けるんだという片鱗をうかがわせています。
旧システムだと板が詰まっている状態で30円動くのに120秒(4秒x30)かかりますが、長い髭は1秒で出来ました。
該当部分のUp Tickは1,661円から1,691円で5万株の成り行き注文があったようです。一つの注文で更新値幅分動くと1分間の板寄せ状態となりますが、この株価帯は40円幅なので何もなく動きました。 旧システムで同じ注文が出ても違った結果になるはずです。
今日のトップティック(CQGで見える範囲)は日本航空(9205)でした。これは出だしで稼いでいたので、ちゃんとチャートになっていたのは三井住友FG(8316)、さすが2000円台の銘柄です。このTICKが4倍くらいになるとナスダック並みのチャートになるかもしれません。
ところでソフトバンク(9984)ですが、今日は睨めっこ、お呼びでなかったようです。
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