CQGのCustom StudyでFormula for Curveの評価結果に“NOT 1”(NOT 0でも同じ)を返すと、チャート上のStudy Curveが表示されなくなる。
これを利用して、次のような式を書くと、現在の株価が始値を超えているときのみ表示するので、下落しているときには表示しなくなる。
つまりチャートがAuto Scaleで縦方向に圧縮されにくくなる。
ra:= IF(BarIx(@,StartOfDay) = 0, (MA(Range(@),Sim,20),D),(MA(Range(@),Sim,20),D)[-1]);
IF(Close(@) > (Open(@),D), (Open(@),D)+ra, NOT 1)
ただし、“NOT 1”を評価結果とすることがCQGの仕様として正しいかは不明。また過去に遡ってみると表示が微妙な部分もある。
でも個人的には便利。
(Open(@),D)はそれぞれの日付の始値参照だが、Label(@,OPen)は今日の始値に固定されるので、前日以前に引かれる線も今日と同じだからチャートが潰れにくくなる。
Auto Scaleな状態。
午後から下落したので、表示が切り替わった例。判定条件付近で行き来していると、斑な線になってしまうので工夫は必要。
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