IE8は悩ましい

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OSとブラウザ

これはbreakscan.comにおけるウェブブラウザとOSの組み合わせ。

トレードソフトウェアのほとんどはWindowsのみに対応しているからOSのほとんどをWindowsが占めるが、IEが4分の3というのは世間のブラウザシェアとおよそ一致するだろうか。最近Chrome(Googleが提供)が増えているが、これはWebKitベースなのでSafari(Appleが提供)とベースを同じくしている。

ではIEの内訳はというと、次の状況でようやくIE7が半分を超えてきた。

IEバージョン

Windowsはというと、XPが多くを占めていてVistaはまだ少ない。

Windowsバージョン

さて、全体の70%強がIE6/IE7で占められるのだが、IE8への自動更新がXP/Vistaを対象に計画されている。IE6からIE7へのアップグレードがダイアログによる選択であったようにIE8へのアップグレードも同様となるようだ。

IE7へ切り替えている方はアップグレードに関心があるだろうから、XPでIE7の多くはIE8へ移行すると思う。IE8は速くなったと評判だから(それでも他の最新ブラウザの方が速いが)。

このIE8だが、W3Cの標準準拠ってやつが売りなのだが、それが結構曲者で他のウェブブラウザと違う挙動を示してくれるところが結構ある。

私の場合、Firefoxでまず評価し、その後他のウェブブラウザで確認している。Firefoxで評価すれば、問題が少ないからだが、IE8はFirefoxとも違う挙動を示してくれる。

おそらくは標準準拠で無いHTMLで記述していて、他のウェブブラウザならよいように解釈してくれたところが、IE8だと異なる表示になる。

実は今日もそれを見つけて修正を入れた。なんだか幅が広がったなと思ったらそれだ。

IE8は悩ましいウェブブラウザだ。

そうはいってもIE8が今後増えてくるのでメイン環境にインストールし日常使っているのだけどね。