CQGで7.3.902(7x3902)用のサーバーが今週末で廃止されるとのことです。
強制アップグレードではないので、クライアントソフトウェアであるCQGNetは7x3902で動作します(起動中にUpgrade Laterを選択)。
しかし、強制アップグレードとなる時期が結構早いかもしれないので、現在の最新版である7x5885へ移行したほうが良いかもしれません。
セミナーでは今週末の日本株ライブトレードセミナーから移行を検討しています。 ( 4)の状況により7x3902にしばらく留まりそうです )
尚、現在7x3902のサーバーへ接続されるように固定している場合(Upgradeの表示がされない)、パスワードが初期化される可能性があるようです。今のうちにシリアル番号を確認しておいたほうがよさそうです。
(注意) 7x5885が気に入らないので、使えなくなるまで7x3902を使おうと思った方。7x5885用に変換されたページは7x3902で使用できません。またprivateフォルダに残っているだけでも起動できなくなるので、privateフォルダの内容を削除する必要があります。当然ですが7x3902のページを事前にExportしておかないと元に戻すことが出来ません。
1) 7.5.885 (7x5885)のインストールでは、Microsoft .NET Framework 2.0が必須
OmegaChart(Ver1.8)をインストールしている方は既に組み込み済みになっていますが、7x5885をインストールするときにMicrosoft .NET Framework 2.0が事前にインストールされていることが必要です。
Windows XPでは、Windows Updateでカスタマイズを選択し、左メニューの追加選択(ソフトウェア)をクリックすると選べるようになります。インストール後にWindows Updateで追加のアップデートが無いか確認してください。
Windows Vistaでは、.NET Framework 3.0が最初から組み込まれており、そのままCQGNetをインストールできます。
2) Toolbar Managerが正しく表示されない
Toolbar Managerがアクティブな状態で、上下のカーソルキーを押すと隠れている部分が表示されカスタマイズの操作を行うことが出来ます。
CQGでは問題を確認しているとのことですが、OSが日本語環境でのみ(あるいはCJK版ではいずれも、かもしれませんが、英語版では起きません)発生する問題のようで、現状は修正されていません。XP/Vistaともに同様の表示です。
3) セミナーで配布のCustom Studies(マクロ)の中で、Broken^ が正しく動作しない
CQGNet側のバグのようですが、暫定の対処方法は確認していますので、近いうちに修正する予定です。
Formulaの式で、(Open(@),D)をそのまま参照すると当日の始値が返ります。(Open(@),D)に対して四則演算すると前日の始値が返ります。
四則演算するときには((Open(@))[1],D)で参照すれば、当日の始値に対する演算になるのですが、これはバグですよね。
ご丁寧にも、(Open(@),D)を変数に取り出して、変数に対して四則演算しても同じ結果です。。
追記 12月28日
4) 過去チャートで固定できない
12月日本株ライブ・セミナー期間中に発覚したことです。これが原因でしばらく7x3902を使うことになりそうです。
7.4まではチャートを検証するためには、過去のローソク足を表示日を変えずに銘柄を変更していくことがあります。Saveボタンは、チャートの表示日付、時刻を固定するのに役に立つのですが、7.5からはキャッシュに存在しない銘柄を入力すると最新データまで戻ってしまうようです。
チャートを検証するには打撃的な変更です。CQG東京支店に伝え然るべき部署へ届いたようですがどうなるでしょう?
今のところ、バックテスト契約ユーザーに設定されている、7x6847では7.5と同じでした。
コメント