眼をいたわるワタシに――「低反射デスクスタンド」 - ITmedia
この記事で紹介されているフィルターライトを使用しています。
このスタンドに付属する蛍光灯は昼白色で色温度は5000Kです。最近の液晶モニターでsRGBに調整されていると色温度は6500Kなのですが、色温度を合わせるために5000Kに変更します。NANAOの場合だとテキストモードが5000K相当になります。
そのまま5000Kに変更すると色合いが少々赤方向へ寄ってしまうので、少々カラー設定をディスプレイドライバあるいは液晶モニターのどちらかで調整する必要があるのですが写真などのレタッチを行わなければそれほど気にすることもありません。
厳密に調整する場合はキャリブレータが必要ですが、簡易に合わせるのであれば次のサイトが参考になるでしょう。
あるいはAdobe製品を使用しているとコントロールパネルにAdobe Gammaが組み込まれるのでこれでも調整できます。Adobe Gammaはモニターのカラープロファイルを作成する機能を持っているので、調整後に組み込まないと意味がありませんが、Windows XPまでは同時にひとつのカラープロファイルしか機能しないという制限があります。
ちなみにsRGB(6500K)に合わせる場合は昼光色(FML27EX-D)の蛍光灯に替えます。昼光色はやや青みを帯びた"いわゆる蛍光灯"なので気に入らない人もいそうです(某築地にお住まいの方など)。
なんで蛍光灯の色温度と液晶モニターの色温度を合わせるかといえば、合わせたほうが眼の疲れが少ないから(のよう)です。実際少し前は電球色にしていたのですが、疲れがやや軽減された感があります。
ちなみに液晶モニターの色温度を5000Kに調整できると輝度をやや上げることができます。これはNANAOのL887で私が感じたことなのであくまで個人の主観です。そして5000Kのほうが目の疲れが楽だと感じているからです。
夜になったらデスクスタンドだけでは照度が不足するので、天井灯と組み合わせて照度を稼いでいます。セミナールームの暗い部屋はなんだ?といわれそうですが、こちらはプロジェクターを使いますから。じゃバンカーライトの電球色は?いやまあ主催者の雰囲気作りでしょう(笑
ちなみにですが、一部の高額な液晶モニターを除けば色はほとんど調整されていないと考えてください。これはビデオカード側の出力にも依存してくることです。ですのであなたの見ている色と私のモニターで見ている色は違って見えるはずです。
プロフェッショナルなデザイナーな方たちはキャリブレータなどを使用してsRGB(モニター)やAdobeRGB(印刷)に調整するわけです。そして調整された画像は未調整や外れたモニターで見られたりするのです。。。
しかも右目と左目で色の感じ方が微妙に違っていたりしますから更にややこしいですね。でもチャートを見る分には青と赤などなるべく分離した色で見るのですから関係ないといえば関係ありません。
これのお題は「目が疲れない」ですので脱線してしまいました。
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