2007年初頭のPC

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Windows Vistaリリースを前に、メインで使用しているPCのGPUのアップグレードを考えていたのだが、今まで少しずつ環境を変えてきたおかげで、GPUのスロットがAGPのままになっている。

AGPでアップグレードを考えていたのだけど、期待に沿うビデオカードがほとんど無い状況でもあった。DVI接続×2が必要なのだが、いまだにD-SUB/DVIの組み合わせが主流で、DVI×2だと消費電力もそれなりに大きくなるものばかりで、どうしたものかと各サイトをブラウズしていた。

で、諦めてCPU、メモリ、マザーボード、ビデオカード、HDDの更新に至ってしまいました。数日前まではマザーボードとビデオカードの交換で考えていたのだけど、Socket 939対応のマザーボードも市場から姿を消しつつあり、その二つを諦めるとCPU、メモリの流用が出来なくなることが決定。主要パーツの新調になりました。

2003年 2005年9月? 2005年10月 2007年1月
CPU AthlonXP
2500 (1.83GHz
但し2GHz+で常用)

Athlon64
3500+
(2.2GHz) 

Athlon64 X2
3800+
(2.0GHz)
Athlon64 X2
4600+
(2.4GHz)
メモリ DDR400
512MB×3
DDR400
512MB×4
DDR2-677
1GB×2
マザー Socket A/AGP Socket 939/AGP Socket AM2/PCI-Ex
GPU  Matrox G550/G450
DVI×3
Matrox P650
DVI×2
NVIDIA
GF7600GS
DVI×2
HDD  IDE 80GB
  ->120GB
SATA 320GB

なお、DDR2-677だが、800でも動作することは確認したが、設定の都合により677で動かしている。

では、速くなったかといえば、最高クロックが20%アップ程度だし、常用はCool'n Quietで1GHzで動作しているのでほとんど変わりません。

メリットはCPUとメモリの消費電力が下がり、トータルの消費電力が小さくなったことです。CPUクーラーのファンも時々止まるくらいまでCPU温度が落ちます。

20070112PC.jpg

なぜ? もっと性能のよいIntel Core2Duoに移行しなかったかといえば、AMDを使い続けてきた意地と秋口前にリリース予定のK8Lに移行を考えているからです。その後は、、、性能の使い道がありません(笑

もうじき月末にはWindows Vistaがリリースされるわけですが、すぐにWindows XPを放棄するわけでもありません。アプリケーションのほうはWindows Vistaなど誰も必要としていませんしね。

Windows Vista UltimateにはVirtual PC 2007 Expressというのが組み込まれていて、その上でWindows XPを動かす予定です。実は今回の変更で今まで使ってきたメモリを流用したいという気持ちが強かったのですが、新しい世代のCPUには仮想OS環境をハードウェアベースで支援する機能が組み込まれており、Virtual PC 2007 Expressがそれをサポートするというのが、移行を決意した動機でもありました。

それが吉となるかはWindows Vista Ultimateを導入してからのお楽しみです。

ところで、Windows Vistaなんて未だ先というのは、その通りなのですが、今からPCを新調するときにWindows XPを選択する方は、エディションに注意してください。Windows XP Professional editionのサポートは十分長いのですが、Windows XP Home editionはサポート期間が残り2年間です。その先すぐに使えなくなるかというのは別のことですが、セキュリティアップデートやアクティベーションの問題があります。

少々高くなるWindows XP Professional(残り2+5年間)か、Windows Vista優待アップグレードを確保しておくか、どちらかを選択したほうがよいでしょう。