ここ1、2年ほどは最低のサポートと云われていたDELLのサポートだが、改善されているようだ。ニュースで宮崎に大規模なコールセンターという記事が取り上げられたのは、ちょっと前のこと。
セミナールームのPCはDELLのOptiPlexで、導入してしばらく後に故障が1回あった以外は、順調に稼動してきていた。この故障のときのサポートは酷かった。電話で応対するフロントは御用聞きで一々バックオフィスへ問い合わせに行くので、やたら時間がかかった記憶がある。
この10月に入ってから、調子の悪いPCが1台出てきていたので、日本株ライブの際修理する予定にしていた。それまでだましだまし動かしていたが、日本株ライブの週に入るといよいよ起動しなくなってきた。
で、月曜日にさっそくサポートコールである。午前中は私の電話の操作(プッシュ選択)を忘れていたようで(操作を忘れたら、それなりにガイドしてほしいものだ)、なかなか繋がらないサポートにセミナールームで悪態をついて昼休みになったのだが、午後にコールすると即座に繋がった。
出てきたのは男性で、PCの裏面のLEDランプの状況(4ヶのLEDでBIOSの診断ステップを表示しているようだ)を聞いて即座にメモリの問題であろうと判断、メモリの抜き差しや掃除(エアスプレーでね)を試すように指示された。まあそれでは動くわけも無く、もう一度コール。
今度は女性が出てきて、メモリを1枚にして(2枚組みだ)起動を試すように指示、どうやら1枚だけが故障になっていた。念のためスロット側の故障が無いか、それぞれ入れ替えて試すことを指示され、スロット側の故障は無いと判断、メモリ送付/交換の対応となった。(テクニシャンが対応という選択肢もあったが、時間がかかるし、自分で出来るので、送付を選択。)
送られてきたメモリは、2年間の間に仕様が変わり512MBの片面実装の1Bank、元々のメモリは512MB両面実装の2Bank。バンク数の異なるメモリの組み合わせでは、デュアルチャネルの動作が出来なくなり、メモリの転送帯域が低下する。
再びヘルプコール。再び女性が出てきて、メモリのことを話すと出荷時の仕様を確認して、あっさりもう一枚も片面実装の仕様に交換となった。
いずれのコールでもフロントは、ワンストップで解決している。怪しげな日本語を話すことも無い。(2年前はやや怪しかった)
これを結論付けて、DELLのサポートは良くなったとはいえない。私がコールしたのは法人サポートだし、私自身が何を聞けばいいのか、何をやればいいのか分かっているので、サポートから見れば都合がよい人になるからだ。
それでも、いっときのサポートに比べれば改善されているといえよう。たった2回のコールで偉そうだけどね。
もっとも個人サポートはコールしたことが無いので分からない。私のPCはParts Buildだからね。
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