先月ISP(Internet Services Providor)を切り替えた。PlalaからIIJmioだ。別にWinnyなどの制限が理由ではない。
5年ほど前に地元CATVのISPサービス開始でダイアルアップ接続にさよならしてから、ADSLへの切り替えでIIJmioへ移った。このときはCATVの透過Proxyに嫌気がさしての切り替え。当時はバックボーンが今ほど太くなくProxyが多かった。CATVから送られてきたキットを実行するとIEの設定を勝手に切り替えてくれた。
次にBフレッツマンションタイプのサービスが始まり切り替えたが、ISPは替えなかった。当時Bフレッツマンションタイプは、HomePNAという10Mbpsで各戸で配線するものだった。
しばらくするとHomePNAからVDSLの下り50Mbpsに切り替わった。そしてこの頃IP電話サービスが始まっていた。調べてみるとPlalaがIP電話オプション込みで格安なことに釣られて、Plalaへ移った。
ところが、Plalaからの海外接続はNTTコミュニケーションズのVerio経由なのだが、ある時期VerioからCQGへの接続が断続的にエラーが起き、Plalaのダブルルートオプションに切り替えた。なんことはないダブルルートとはIIJ経由の接続であり、舞い戻ってきたわけだ。もちろんダブルルートに切り替えたら接続エラーが解消されたのはいうまでもない。このときPlalaに問い合わせしたが別会社なのでわからないとつれない返事だった。
去年になって、ダブルルート経由の接続がやたら遅くなることに気がついた。仕方がないので本家のPlalaに戻ったのだが、先月PlalaがWinnyに対する制限を発表する直前にCQGへのログインが不安定になるという問題が起きた。
結局、Plalaを放棄してIIJmioへ戻ってきた。
他のISPは考えなかったのかって? ひとつは楽天証券(当時DLJ)がIIJに直結していたこと。もうひとつはIIJは独自に米国への接続を持っていたことが決め手になった。
ところで、IP電話は? 都内は通常の電話で、それ以外はSkype Outで代替えすることにした。ただしSkype Outの音質はいまひとつで、Skype Inが無いと非通知になってしまうのだが、これは割り切った。
Verioへの信頼が出来ないというのが、ISPを戻したという理由のひとつなのだが、最近のPlalaはWinny問題を切っ掛けに使いづらくなってきたようにも思う。噂ではSkypeの長時間使用でも制限がかかるというのもあるらしい。
皆さんは、どういった理由でISPをお選びだろうか?
#実はIIJmioにも欠点がある。回線速度測定サイトの結果がパッとしない。Plalaはほとんどの場合速い。これが気にかかる人はどうかと思う。またIIJは都内は速いのだが、他の地域はバックボーンが細いように見受けられる。
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