先日の日本株ライブトレードセミナーを終了して思ったことなのですが、、
現在セミナーではいきなり1分足や3分足のトレードは難しいので、タイムフレームに日足を使用するデイリー・ハイローバンド・ギャッププレイに長めに時間を割いています。
ライブマーケットでは、マーケットが一段落する10時半くらいから一人30分を目安に、講師用PCの席に移動していただき、チャートをプロジェクターに表示して、馬渕さんがナビゲートしながら、ワンクリックシミュレーションを実施しています。
月曜日には怪しい判断も、慣れてくる金曜日には理解度が上がり、それを見ている方の理解度も上がっていくという趣向です。
今回は当日すぐに手仕舞いするのではなく、翌日オーバーナイト(あるいは半分処分)して、ポジションの判断を行うということに重点が置かれていたようです。
さて、ハイローバンド・ギャッププレイは、エントリーは慣れてくれば大体同じようなところで出来るのですが、損益確定するのは個々人の今までの経験が影響するようで、すぐにポジションを閉じてしまう方、イントラデイのチャートを見ていてどうしようと考えてしまう方など、セミナー参加者に限らず受講者掲示板の投稿を見てもいらっしゃいます。
しかし日足のプレイなので、始まって30分で脱出というのでは、ハイローバンドを切っ掛けにしたイントラデイのプレイです。日本株の寄付きから大引けまでチャートを見ることが可能という環境が、本来日足のプレイであるのを忘れさせるのかもしれません。
また日本株ですとレンジ・アベレージで脱出するということは応用として出来るのですが、そのために一日中チャートを見てしまうのであれば、やはり本来のルールではなくなります。
今回のセミナーでは、エントリーしたらPCの電源はオフした方がよいですよ、と話ししていますが、チャートが動くのが好きな人、今までの経験からどうしても見たくなる人にはなかなか難しいかもしれません。
そういう方はハイローバンド・ギャッププレイは225銘柄(あるいはTOPIX100)、イントラデイはNasdaqでチャートの動きを心まで楽しむというのがいいのかもしれませんね。
ハイローバンド・ギャッププレイでは、一度ポジションを持ったら、マーケットが期待通りに動くか、脱出条件に達するまでは、ポジションを解消しないので、ザラ場の大半はチャートを見ていても、ほとんどの場合手出ししないことになります。
その面では、ナスダックの方がチャートの大半を見ることが出来ないので、ハイローバンド・ギャッププレイの心理的ブレは少ないかもしれません。
長い20/20バーが出たときに、利益確定あるいは半分脱出できるのは日本株ならではですけどね。
日本株ライブ後のよん様とのメールの一部分です。このメールをいただく前にこの日本株ライブで同様のことを話しています。
> ところが脱出の方は、途中のイントラデイを見てしまうことなどで、ルール通りに出られない、
> あるいは妙に頑張っちゃっている。私もそれは掲示板見ててすっごく思ってた。
最近ハイローバンドでトレードしてる人ってみんなチャートをずっと見てるんでしょ、きっと。
見たらダメだよね。
上がってても下がってても出たくなっちゃうもんね。
寄り付きと前引けと大引けしかやる事無いって事がこのプレイの売りなのにねぇ。
ずっと見れる人は5分足とかで勉強したほうがずっといいよね。
日足はもちょっとイメージが長い感じ・・・。今度からのセミナーでは田村さんが私に教えてくれたみたいに寄付きと大引け以外は電源を切る事もルールのひとつに加えてみたらどぉ?(笑)
昔は私も気になって気になって仕方が無かったけど
最初からそのルールなんだと教えてあげればみんなそうするかも・・・?
んっ?そんな単純なのは何も知らなかった私だけ・・・?
※一部訂正、加筆 6/27
臥龍孔明
TAMURAさん、こんにちは。お久しぶりです。セミナーでは色々お世話になり、ありがとうございました。
セミナーを終えて思うこと。最後まで読みました。よん様のメールを引き合いに出されていましたが、引用文を読んで『あぁ・・・これは自分に当てはまるなぁ』と感じました。引用文中で、よん様は冗談っぽく、電源を切る事もルールのひとつに加えてみたらどぉ?とありますけど、本当にそうした方が良いんじゃないかな・・・と思う次第です。
ついでなんですけど、受講者掲示板の投稿数凄いですね。2004年12月米国基礎がメジャーレジスタンスだったんでしょうか?(笑
発火点となった時のセミナーを受講した者として、そろそろ結果を出さないと不味いな・・・と思うこの頃です。