今週は日本株ライブセミナーを開催中。
受講者の中には普段チェックしている銘柄を見るために、DreamVisor社が提供元のBeans Market Walker(松井ではディーリングブラウザなど、各証券会社毎にOEM先の名前がある)、株マシン(Quick社Quick Trader Professional)を一つのPCで起動されている。
セミナー用PCには、プリインストールでSunのJava(現在はアップデートしてJ2RE 1.4.2_06)をインストールしているのだが、起動して1時間くらいするとディスクトップも含めて画面が壊れてくる。その方は自宅ではMicrosoftVM(MS製JavaVirtual Machine)を使っているというので、空いているPCにインストールして、試していただいた。
結果は、何も問題なく動いている。
株マシーン単体では問題が発生せず、Beans Market Walker / ディーリングブラウザ で問題が起きるようで、このツールのJavaアプレットに不具合があるようだ。
ちなみに、不具合が起きて証券会社へ問い合わせると、まずJavaはSunか?と聞かれるそうだ。Sunの場合はダウンロードできるURLを案内されるという。
ここでの問題は、Microsoft がVMの配布を停止してから、相当な期間が経過していることである。(サポート期間は2007年まであるので、メンテナンスは行われる。)
現在市販されているPCにMicrosoftVMは搭載されておらず、多くはSun製だ。
しかも、Microsoft VMのJava仕様は1.1準拠というかなり古いもの。そのうちに新しい仕様に準拠したツールが登場すると、同時に実行することは事情に詳しくない人にはややこしいことになる。(Microsoft VMが必要な時点でかなりややこしい。)
そろそろSunのJ2RE1.4に準拠したツールが出てきてもおかしくはないのだが..
やはりSunの安定性に問題があるのだろうか?それとも作成されたアプリケーションのお行儀がよくないのだろうか?
さて、Microsoft VMの入手は、Microsoftからは製品パッケージ版も含め新たに入手することは出来なくなったので、配布サイトから入手することになる。(アプリケーションがMicrosoftVMを必要としている場合には、まだ配布することが出来る。)
Googleから msjavx86 で検索することで入手することができる。Yahoo!チャットなどで配布しているようだ。
インストールした後には、更に最新版にアップデートするためにWindows Updateが必要だ。(最新版のBuild3810は、既存のUpdateしか無い。)
もしSun製のJavaがインストールされているのなら、Internet Explorerで使用されないように事前に設定を変更しておこう。
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