今回調達したPCの構成です。
この連休は、今までセミナーで使用してきたIBM NetVistaから、Dell OptiPlexへ入れ替えを行っています。
8月より米国株セミナーでも、CQGでNasdaq市場のリアルタイムデータを使用できるようになり、ガイドラインの有効性を体験いただけるようになったのですが、日本株リアルタイムデータでは問題のないCQGもNasdaqリアルタイムデータではチャートが激しく動くので、CPU使用率が急上昇!
執行ソフトであるTradeStreamと同時に動かすと、CPU使用率が100%に張り付くような状況で、先日のナイトライブセミナーでは、チャートの数を減らしてもらったり、Level2ウィンドウを減らしてもらったりと、使う側での工夫が必要になってきました。
CQGでNasdaqリアルタイムデータが使えるようになる話が上がってから、PCのUpgradeの検討が始まり、ようやくこの週末に新しいPCを受け取ることが出来、次の週末の日本株基礎トレードセミナーから使用できるよう、ただいま準備中です。
今回、UpgradeとなるPCは、Dell OptiPlex GX280 です。
グレードは、オフィスに設置する都合でシャーシが小さければ、小さいほどよいので、Small Form Factor (SFF) の中から選択しています。
主要Specは、
Dell OptiPlex GX280 | IBM NetVista M42 | |
CPU | Pentium4 540 (3.2GHz) | Pentium4 2.2GHz |
OS | Windows XP Professional | 同 |
Memory | 1GB (512MB×2) | 512MB (256MB×2) |
Video Controller | ATI RADEON X300 - 128MB | 845G内蔵+PCI増設 |
Monitor | Ultra Sharp 1703FP | IBM 17inch |
HDDやCD-ROMなどは、セミナーでの使用なので必要最小限のものを選択しています。
SFFシャーシのメモリスロットは2ヶと他のシャーシタイプに比べて半分なのですが、セミナーで使用するには1GBは十分なメモリ容量です。
もし私が個人で購入する場合には、他のシャーシを選んで増設余地を残すか、2GBを選ぶ(GX280のものは高いからどうかな)と思いますが、一般的な使用では1GBで十分だと思います。
もっとも、DellのキャンペーンはSFFシャーシに限って、大きなディスカウント(たいていMonitor 1台分)を行うので、それっきり増設しない方には価格的には魅力的なものになります。
さて、最近のCoolでDellを購入するならば、OptiPlex GX270はどうだろうと書いていました。
今回、当初の見積もりではGX270を選択しています。
その理由はGX280にはDVIを2系統出力するビデオコントローラのオプションがなかったからなのですが、9月からオプションリストに登場したため急遽GX280になりました。
それに、GX270は11月頃にDisconするらしいので、セミナールームに設置するには しばらくは購入可能なGX280のほうが良いだろうということもあります。
それでは、GX270とGX280の差ですが(SFFシャーシの場合)、
CPUのトップグレードが、
Pentium4 3.20GHz → Pentium4 540(3.2GHz)
モデルナンバーが付いていますが、同じPrescottです。ソケットが478からLGA755に変わっています。
Chipsetが、
865G → 915G
メモリタイプが
DDR-SDRAM → DDR2−SDRAM
クロック周波数は同じなので、ややレイテンシーの大きいDDR2の方が、少し遅くなる可能性があります。
HDDが、
IDE(PATA)あるいはSATA → SATA
ビデオコントローラが、
nVIDIA FX5200(AGP接続) → ATI RADEON X300(PCI Express接続)
X300のほうが世代が新しいのですが、トレードソフトなどでは、性能の差はほとんど無いと思われます。
単純に見ると、ほとんど性能が変わらないか、メモリ性能の分、GX280のほうが少し遅い可能性がありますが、実際に使う上では、ほとんど変わらないだろうと思います。
SFFシャーシを購入すると、シャーシ内増設の可能性はほとんどないので、結局どちらでもいいのではないかと思われます。
すぐに買ったばかりのPCの型番が消えるのは寂しいという方は、GX280のほうがいいかもしれません。
なお、メモリー性能が気になる方は、DDR2 533MHzのメモリを選択可能な、Dimension8400 あるいは Precision370のほうがいいかもしれません。
ただし、Dimension8400では DVI2系統 のオプションを選択することはできません。もっともATI RADEON X300のアナログ出力をNANAO L565に接続してみたところ、かなりきれいなので、Dimension8400のアナログ出力もそれほど悪くないかもしれません。
この辺、アナログ接続がデジタル接続に劣って見えるか否かは、個人の眼の感覚にも依存しますので、気にならない人はまったく気にならないようです。(セミナー中に聞いたことがありますけれど、そんなものでした。)
以下は、セミナールームへ搬入する前の箱、箱、箱。
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