Tokyo Walk
ダルマサーガラ
家から近いのでランチに時々行く店。場所は東銀座の歌舞伎座の近くで、
ウチからだと自転車で10分くらい。
入り口で微笑むブッダ。
2階なので、エレベーターを待つよりも階段を上がった方が早い。
店名の「Dharmasagara」(ダルマサーガラ)というのは、サンスクリット語で「仏法の大海「という意味だという。
空いているときは、ここの部屋の手前の部屋へ通されるから、この部屋があるのを知らない人がいるかもしれない。
テーブルやイス、銀食器は、オーナー自らがインド・ネパールでオーダーメイドされたもの。
ランチミールス Lunch Meals (1200円)
パパド(揚げ煎餅)は膨らんだプーリー(揚げパン)の下にあるので見えない。
南インド料理なので「ナン」はついていない。
ちなみにナンがついているのは、基本的に北インド料理で、日本をはじめ世界のインド料理レストランと呼ばれる飲食店で食べることができるのは主に北インド料理が多い。
ナンは日本ではかなりポピュラーだがインドでは高級な食材なのだが、タンドリーを使うよりも調理時間が短縮できるからだという。
南インド料理では、ヴェジタリアンが多いため、肉を使わず野菜を中心とした料理が多いようだ。
ランチミールスでは6種類から2種類のカレーを組み合わせて選ぶことができるので、この日はキーマとナスを選択。
辛さはインド料理平均からいえば辛目なので「辛さに弱い人」だとちょっとツライかもしれない。
味は写真で見る印象よりも、全体にあっさりしているが、南インド料理では油はギーよりもからしや胡麻の油を使い、量も北ほど多く使わないからだろう。
南インド料理は米飯が主食でココナッツミルクが多用され、香辛料の種類も北に比べて独特のものを使うことが多く、ここの料理も多種類のスパイスが複雑に絡み合っているため、普段我々が慣れ親しんでいる食べ物の味とは全く違う系列の味。
それぞれの味は、こういう味がはじめての人でも、素直においしいと思える味付けなのだけれど、本格的すぎて?!ダメな人も少なからずいるかもしれない。
だが「嵌(ハマ)る」と、病みつきになる味だとも言える。(笑)
ランチのこの値段は、おいしさと味の希少価値?からいえば、決して高くないと思う。
ランチミールス Lunch Meals (1200円)の内訳は・・
・ラッサム(酸味のきいた辛いスープ)Rasam
・ポリヤル(本日の野菜のスパイス炒め)Poriyal
・カレー2種類 2 Kinds of Curries
・サラダ Salad
・アチャール(ピクルス)Achar
・ライスRice
・プーリー(全粒粉の揚げパン)Puri
・パパド(揚げせんべい)Papad
夜は、少々お値段が張る料金体系だが、おいしいし、銀座だからまあこんなものかもしれないけどね。
味付けが日本人向けにアレンジされてはいないため、アメリカで食べるインド料理という傾向のレストラン。
でもインド料理って、全般的な傾向として、熱いうちはおいしいけど、冷めると急速に「まずく感じる」のは私だけでしょうか?(笑)
そばにファイテンの店があるのが目印?
左側が首都高。
南インド料理レストラン・ダルマサーガラ
〒104-0061 東京都中央区銀座4-14-6
ギンザエイトビル2階
03-3545-5588
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20080614
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