Tokyo Walk
手打そば 大庵(だいあん)
新宿の東口は意外と蕎麦屋がない。
立ち喰い蕎麦などはあっても、本格的な蕎麦屋はないものだと思っていたのだが、トレーダーのO氏から、結構イケルことを聞いていたので、たまたま立ち寄る機会があったので試食することにした。
店名には、「手打そば」というサブタイトルが付いているのだが、実態は居酒屋だといっていいだろう。
ロケーションがロケーションだけに、当然といえば当然のことかもしれない。
上の写真の奥に見えているのが、新宿高島屋。
目印は、この「提灯」
夜だと、まず見逃すことはないだろう。
入り口にあるメニューを見ても、居酒屋のようだ。
夕方の早い時間だったため、店内はガラガラ。
なかなかお洒落な雰囲気。
店内はかなり広く、カウンターはかなりのキャパがある。
「本わさび」付きで650円はリーズナブル。
蕎麦は、なかなか本格的で、つゆは少し甘めだけどバランスは良く文句なし。
そば湯は、普通の薄いヤツだけど、まあ居酒屋ダイニングバー?だから、ないものねだりかもしれない。
蕎麦はエッジもある本格的なもので、居酒屋でこれだけの蕎麦を出してくれるところは、まずないだろう、というほどのレベル。
ただし夕方は、自動的に突き出し300円が付いて、10%のサービス料が付加される。
食指の動かない突き出しだったので、手をつけずにウェイトレスへ返したが、会計の時には込みの計算になっていた。
なわけで「せっかくおいしい蕎麦を出してくれたのに、頼みもしないものをつけるのはちょっと・・」とクレームをつけてみた。
マネージャーとおぼしき人が出てきて、メニューの表に書いてあるし、そういうシステムなのだという。
お宅のシステムはどうか知らないが、メニューの表紙の但し書きには気がつかなかったし、そうなら何故あらかじめ口頭で説明しておかないのかと、ネバると、マネージャーらしき人はあっさりと引き下がり、300円は差っぴいてくれましたね。
最後は結構低姿勢で謝っておりましたが、いやな客ですみませんでした。^^
ということなので、夜はそのつもりで・・(笑)
ちなみに、ランチだと「お通し」は自動的に付かないのだそうです。
ということで、軽い腹ごしらえのあとは、改装費用約130億円をかけて、全館改装したという新宿高島屋へ。
2005年の年商では、伊勢丹 2522億、小田急 1162億、京王1003億、高島屋 799億と、高島屋は最下位の売り上げとなっている。
新宿高島屋の場所は、国鉄の車両基地があったところで、新宿南口のさらに南という、いわゆる新宿商業地区の南端のため人の流れを考えると、非常に不利な場所で、この立地条件が、売り上げ低迷の大きな原因となっているという。
だが、2008年6月の新宿副都心線の開通で、渋谷、池袋からのアクセスが飛躍的によくなるため、これを狙っての改装ということらしいのだが、さてどれくらい変わったのか?
百貨店では珍しく、4階から8階までメンズ・レディースの服を同じ階に展開するという試みなのだが、男物の衣料品フロアをチェック。
ざっと見て回ったが、照明が少し暗めで、シックな雰囲気は出ているが、なんだかあまり代わり映えがしないというか、とくに品揃えが良くなったわけでもなく、ちょっと期待はずれだった。
地下駐車場へ戻ると、サイドビューにモールをあしらった、ちょっと変わったカイエンが駐車していたので、よく見ると・・ニューモデル。
目元がシャープになったため、かなり印象が違う。
戻ると鼻先が同じように飛び出したポルシェが二台。
上はわがボクスターSで、下は911カレラ。
蕎麦屋さんの紹介からかなり脱線しましたが、新宿東口でランチに蕎麦を食べるのなら、この蕎麦屋さんはお勧めです。
手打そば 大庵(だいあん)
http://www.soba-daian.com/
〒160-0022 東京都新宿区新宿3-36-6
大安ビル2F
03-3352-5113
昼 火〜金 11:30〜14:30 土日祝 12:00〜15:00
夜 月〜土 17:00〜23:30 日祝 16:30〜22:30
(月曜日のランチのみ休み)
年中無休
200705
Tokyo Walk