Tokyo Walk
ロイヤルウィングアカオ
前回の熱川ドライブガイドで書いたが、次回の温泉
は、熱海のロイヤルウイングと決めていたので、
今回は再び熱海へ。
熱海の海岸には快晴の秋空が広がっていた。
平日は、一人27,000円の料金が、特別限定で5室だけが一人27,000円のサービス内容が14,700円になるというプランがあり、今回はちょうど日程のタイミングがよかったので、そのプランを利用することにした。
出発したのは米国マーケットが休みの Thanks Giving Day。
晴天に恵まれた青空の下、一路東京を離れ、美しい景観を楽しみながら、熱海の海岸線を少し走るともう目的地だ。
昼過ぎに東京を出たのだが、今回も道路はガラガラ。
ここに伊豆半島スイスイマップがあり、PDFファイルでかなり詳細がわかる。
フロントのエントランス
ロビー
今回は車の足が速かったので3時のチェックインよりうんと早く、2時には到着してしまったが、早めのチェックインは全く問題なしだった。
客室へのエレベーターホール
部屋にあったADSL回線用アダプター
部屋にはADSL回線があり使用料は一日525円。いまどき、ADSLくらいは無料にするか、部屋代へ込みにして使わせてほしいものだ。
ADSL回線を実測すると、約700K前後。
ADSLは全室についているわけではなく15部屋だけなので、あらかじめその旨を伝えて予約しておく必要がある。
部屋の写真を取り忘れたが、広くて豪華。
部屋からの眺め
3時のチェックインだが全く問題なく、到着後早速温泉へ。
左は脱衣場・右は大浴場
露天風呂は時間によって男女用が入れ替わる。
夕食は和食とイタリア料理が選択できる。
選択したのはもちろん和食。
バター味はちょっとくどいかな・・
生姜などの少しスパイシーな味つけなどの工夫が欲しい。
食事の品数は多いが、銀座の味に慣れていると、
ちょっとね・・というレベル。
少し凝り過ぎの感アリ。
天ぷらは、アーモンド味の衣で、ちょっとくどい。
ご飯はおいしかった。
デザートの満月プリンは舌ざわりが妙にザラザラしていたが、プリンならもっと滑らかな食感が欲しい。
食後はちょうど従業員選抜?の琴の演奏会が開催されていた。
日替わりで様々なイベントなどの工夫がされている。
朝食は、ごはんとパン食のバイキングで大満足。
部屋や食堂からの景色は素晴らしい。
一人27,000円の料金だと考えると、夕食にもう少し工夫が欲しいところだが、14,700円だと十分にリーズナブル。
ホテルの従業員のみなさんの、サービスは優秀。
熱海から熱川にかけての多くの旅館は、建物が古いものが多いのだが、今回のここは建物にかなりのお金をかけている。
ただ通常の宿泊料金は、それなりに高めだ。
旧館のニューアカオへは15階から連絡通路を通って行くことが出来るから、旧館の露天風呂を利用することもできる。
露天風呂は、旧館の方が広く雰囲気があるので、お勧めだ。
このロイヤルウィングも、ニューアカオと同じで、ビールや水やアイスクリームの自動販売機に表示されている値段がベラボウだ。
こういういう商売の仕方は古いと思う。
あれじゃあ誰だって、次からはコンビニで買って持ち込みたくなろうというもの。
せっかくの満足度が、こうしたところで低下してしまう。
外で買うのは面倒だという地の利があるのだから、コンビニと同じ値段で売ればそこそこ売れるだろう。
何よりも「良心的な老舗のホテル」という信頼から生まれるブランドの価値を高めるような商売の仕方をした方が、結局は得なのにね。
建物にお金をがかかっていても、こういうところで本当の高級さが感じられないのは残念だ。
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