Tokyo Walk
熱川ドライブガイド
前回熱海へ行ったときの、海岸線を走る道路からの美しい景観と温泉の心地よさに惹かれ、今回も再び同じ方向へ行くことに。
同じところへ行くのも何だしということで、今回はもう少し足を伸ばすことにした。
今回のホテルだが、ネット回線のあるところを探したら熱川だったというオチでここ一柳閣に決めることになった。
メールくらいはチェックしたかったので、ネットで探してようやくADSL回線付客室がある旅館を見つけたというわけだ。
出発したのは火曜日。
前回は台風の中を出かけたが今回も、あいにくの天気。
昼過ぎに東京を出たのだが、今回も道路はガラガラに空いていた。
ここに伊豆半島スイスイマップがあり、PDFファイルでかなり詳細がわかるサイズへ拡大して見ることもできる
が、熱海からは少し距離がある。
熱海からは1時間ほど海岸線を南に走るつまり、伊豆半島の東海岸沿いを走るというわけだ。
熱海からは1時間ほど伊豆半島の先の方向へひた走る。
途中で遅い昼飯のため食事をしたり、車中で昼寝をしたりしながら、のんびりと走っていたら、熱川というのは意外と遠いことが判明。
おまけに、目的地前で道に迷ってしまった。
もちろん事前にナビへ住所を入力しておいたのだが、このあたり一帯は同じ住所のため、ナビが勘違いして別の場所へ誘導されてしまったというわけだ。
そんなわけで、チェックインが3時ごろの予定は、夕方6時ごろに。
まあ急ぐ旅じゃないからね。
で肝心の回線だが、フロンの方に聞くと、このエリアでは最近やっとADSLが使えるようになったという。
ADSL回線を実測すると、約700K前後とそれほど速くはない。
■インターネット回線速度調査(http://junkhunt.net/icsi/)
調査日時 : 2004/10/27 08:13:39
調査対象 : ************sizuokaden.shizuoka.ocn.ne.jp ← NTTPC
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1回目 : 262085 Byte 2.87 sec 91.19 kB/s 729 kbps
2回目 : 262085 Byte 2.91 sec 89.94 kB/s 719 kbps
3回目 : 271685 Byte 2.99 sec 90.74 kB/s 725 kbps
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合計データ量 : 795855 Byte
合計伝送時間 : 8.78 sec
平均スループット : 724 kbps 90.62 kB/s
ADSLは全室についているわけではないので、あらかじめその旨を伝えて予約しておく必要がある。
AirHも使えたが速度は、59Kほど。
■インターネット回線速度調査(http://junkhunt.net/icsi/)
調査日時 : 2004/10/27 08:10:05
調査対象 : ******2.ppp.dion.ne.jp ← NTTPC
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1回目 : 57591 Byte 7.72 sec 7.46 kB/s 59 kbps
2回目 : 56927 Byte 7.61 sec 7.48 kB/s 59 kbps
3回目 : 55519 Byte 7.36 sec 7.54 kB/s 60 kbps
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合計データ量 : 170037 Byte
合計伝送時間 : 22.69 sec
平均スループット : 59 kbps 7.49 kB/s
露天風呂は内カギをかけると占有できる。
ガラガラなので、いつでも3種類の露天風呂へ入り放題。
ここが一番広い。
お湯はとてもきれいだ。
露天風呂から見る海
利用したプランは「秋の夜長・お月見プラン」
夕食
お一人様1泊2食(サ・税込)で 9,600円 は安い!
朝食
湯豆腐と蟹身入りの味噌汁がついている。
夜の食事は、どうしても銀座界隈で食べる味と比べてしまうので、気の毒だがまあ値段が値段だからねえ。
思い切って、鍋物にして品数を減らせばいいのになあというのが、正直な感想だ。
だが朝食は、とてもおいしかった。
このゾーンは、こういう木が多い。
翌日の朝10時にチェックアウトするときに出会った客は、若い女性2人組と、若者のカップル2組だけだったが、とにかく平日は空いている。
ホテルの従業員のみなさんは、とても家族的な雰囲気だし、大満足だった。
熱海から熱川にかけての多くの旅館は、建物が古いものが多く、今回も途中で取り壊されている旅館を目の当たりにした。
今回泊まった旅館は、そばを流れる川の音は少々うるさいし、海を眺める景観は、熱海のニューアカオに比べると物足りないが、風呂がとてもよかった。
それとADSLがついていたしね。
値段を考えると、十分満足できるレベルだ。
だが熱川は熱海に比べると少し遠かった。
熱川のエリアまでは、東名高速を降りてから熱海までと同じだけの距離をさらに走らなければならない。
伊東の市街地に入ってからは、TSUTAYAや大きな本屋、回転寿司などがあるし、コンビニもあるから水や飲み物を持参することができる。
車線も一部分は片側2車線になる。
前回宿泊したニューアカオでは、ビールや水の自動販売機に表示されている値段のベラボウさに驚いたが、あんな商売をしているから、閑古鳥が鳴くのだ。
あの値段を見たら誰だってコンビニで買った水とビールを持ち込むという自衛手段に出るだろう。
外で買うのは面倒だという地の利があるのだから、コンビニと同じ値段で売ればそこそこ売れるのにね。
欲を出すと売れなくなって結局損をするというのは、トレードと似ている。
それといまどき、ADSLくらいはどの旅館でも常備して欲しい。
熱海や熱川の旅館組合に電話をして、ネット接続のできる部屋のある旅館やホテルを探したが、そういう情報は把握していないようだ。
WEBを見て設備がありそうなホテルや、新しそうなホテルへも直接電話して聞いてみたが、温泉地あたりの旅館はみんな古いから、どこも「そういうのはない」という。
WEBでネット接続ができるホテルを探していると、何十という旅館やホテルのWEBサイトを見ることになったのだが、客を呼ぶための努力をすることを、あきらめてしまっているところが多い。
どうせでも客が減って潰れている旅館が多いのだから、生き残るためには、何が必要かをもっと真剣に考えないとダメなのにね。
これからの時代は、WEBに十分な情報を載せていないところは、圧倒的に不利になるということを、認識していないところが多い。
ホテルや旅館へ電話をしてみると、大規模なところのフロントには、一応パソコンや回線が来ているようで、それなら使えるという返事が多かった。
またロビーにはホットスポットがある、というパターンもちらほらと見受けられる。
だが客の立場になれば、部屋に欲しいのだ。
次回の温泉探しのためネットを徘徊し、熱海でようやくココを見つけたが、使用料は一日525円。
問い合わせるとADSLを使える客室は11部屋だけだという。
温泉に泊まったときくらいは仕事を忘れろ!ということなのだろうか。
光ファイバー回線のある温泉旅館へ高性能なノートブックパソコンを持ち込めば、数日間温泉でノンビリと逗留しながら、気が向いたときだけトレードをすることができるのだが、しばらくは実現できそうもない。
海沿いはあきらめて、箱根方面を探してみるか・・
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