Tokyo Walk
Gringo
友人の通称「ジョイ」が
六本木でバー GRINGO を開店したのは、2002年の11月。
私がアメリカに住んでいたことや仕事が違っていたこともあって、長い間会っていなかったのだけれど、3年ほど前の12月にオープンしたばかりの店を訪れ久しぶりの再会を果たした。
通称マオという私の友人からのメールでジョイが店を開店したことを知ったのだ。
開店後1ヶ月頃に顔を出したときは、そろそろ客が付かないとヤバイと言っていたのだが、そのあとしばらくしてもう一度娘と寄ったときは、おなじモデル仲間の溜まり場のようで、なかなか盛況で順調そうだった。
2年ほど前、スーパーカブに乗って走っていた彼は、前方不注意の右折タクシーに跳ねられ、重傷を負い入院。
マオは見舞いのため九州から駆けつけ、そのあとでマオと会って、ジョイの状況を聞いたのだが、入院直後はあまり人には会いたくないだろうと、彼がよくなってから会いに行くことにして、花だけを贈ることにした。
5人ほどでよく遊んでいたが、他の4人はモデルで私だけが仕事が違っていた。
30年ほど前のことなので私がカミサンと一緒になる前のことだ。
六本木けやき坂のクリスマスイルミネーションを撮影したあと、ちょうどグリンゴのそばを通りかかった。
マオからはジョイは最近モデルの仕事もまた始めたと聞いていたので、ふと寄ってみようかと、とっさに車を左に寄せたのだが、このあたりはスペースがなく路上駐車が難しいエリアだ。
11時までだという時間貸しの駐車場を見つけたので、車を停めて顔を見に寄ってみることにした。
正面のドアはトイレ
店内は暗かったのでブレていない写真はトイレばかり。
というわけで、ご勘弁を。
マオとジョイは同じ仕事仲間ということもあって、私よりもうんと近い友人同士。
だが店には行ったことがないというので、写真でも撮って帰ろうかというわけで、階段を下りてゆくと、サングラスをしていたこともあって最初は誰かわからなかったようだ。
男性客一人だけだったので、マオに見せるための写真を撮らせてもらいがてら、近況を聞かせてもらったが、相変わらず前向きで明るい話しっぷり。
再婚して小さい子供の父親になったばかりでもあり、多分いろいろと大変だっただろう。
だがそうした気配は全くなし・・というか昔と変わっていない。
内装は基本的に本人の趣味。
剣道をやっているがようやく竹刀を握れるようになったという。
事故にあうまでは、今日は何をしようかと、前ばっかりを向いて、次のこと次のことを、と考えていたが、事故にあってからは落ち着いて今の仕事ができるようになったという。
私と知り合いというか私より少し年下だが、ちょっと普通とはテイストの違うキャラクター。
車なのでノンアルコールのミントベースの炭酸カクテルを作ってくれたが、なんていうカクテルだと聞いたら「俺たち」という適当な名前をでっち上げたが、相変わらずだ。
そういえばマオもみんな変わらないね、などとたわいのない話を交わしているうちに、お客ささんが入ってきたので、退散することに。
屈託なく自分の事故ネタで話を盛り上げていたが、以前ネットで店のことを書いたら、それを見てきた人がいるという。
宣伝しようか?と聞いたら嬉しそうだったので、こうやって書いているというわけだ。
お客さんが帰るときは上まで送るのが彼の流儀のようだ。
開店当初のバーテンダーとしてのウデは、やっとシェーカーが振れるようになったというか、いささか怪しそうだった
が、今は腕を上げたようだ、と一応褒めておこう。
お代はいらないと言った効果だ。ははは。
仕事ポーズを決めてくれた。
もうすぐ、麒麟ビールのTVCMが放映されるという。
マオによろしくっていってた。見てるよね?
機会がある方は寄ってあげてください。
入院中の大変さや、左頬には板が入っており、足には支柱が入っているという、他のバーでは聞けない話が聞けると思う。
まあそれ以外の話も面白いけど・・
マブチから聞いたと言えば、何かいいことアルかも知れない。
ないかもしれないけど。(笑)
店の名前の「グリンゴ」というのはメキシコ地方で白人を呼ぶときの呼び名だという。
港区 六本木 7-8-14 小市米ビル B1F 地図
Bar Amore di Vino BRINGO(グリンゴ)
03-3746-0995
近藤Joey雅弘(本人)
http://www.heads-japan.com/models/kondoh/index.html
http://www.heads-japan.com/models/kondoh/prf.html
営業時間は PM 7時 - AM2時
だそうだけれど5時ごろまで延びるときもありだとのこと。
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