ギャップ(窓)を利用した株の売買は非常に効果的、そして
有益な手法だ。
新製品、好決算、またアナリストによる格上げなどは、ギャップ
の原因になるケースが多いのは皆さんご存知の通りだが、
肝心なことは、できるだけ早くこうしたギャップを見つけることだ。
トレードシーカーは、寄り付き前に、ほぼ間違いなくギャップアップ/ダウンしそうな銘柄を教えてくれる。
何故トレードシーカーでそうした銘柄が選択できるのか?
別にこれは不思議なことではなく、時間外取引で前日の通常取引よりも高い、あるいは安い銘柄がギャップを作る候補銘柄となる。
実際の例をあげて説明してみよう。
これらの情報は、寄り付き30分くらい前から入手でき
るので次の順序で試してみるのがいいだろう。
1.アラートバー(帯)を右クリック。
2.Select Scans を選ぶ。
3.Gapper and Special Scans を選ぶ。
4.After Hours Gappers を選ぶ。
5.Pre Market Up Gappersをクリックする
ギャップアップの候補銘柄、そしてPre Market Down Gappersをクリックするとギャップダウンの候補銘柄リストが表示される。
下は実際に(11月20日)寄り付き前に得たPre
Market Up
Gappers (ギャップアップ候補銘柄リスト)だ。
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PROXとSMTCの二銘柄だけだが、両方とも実際に有効なトレードと
なった。
(下の3分足チャートを参照)
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ギャップアップ後、それまでの高値を抜いたところでエントリーだ。
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ギャップを下へ抜けて、トレンドラインからブレイクしたところで
ショートだ。
もちろん、こうした選択をしただけでは勝つことはできないが、
基本的なメソッドをマスターしていれば、選択した銘柄の
カットロスポイントや、売却の値段などをきちんと設定できるわけ
だから、この選択された銘柄で利益を出すことができるはずだ。
もちろん毎日成功する保証はないが、ギャップ銘柄探しの時間が
大幅に短縮できることは確かだろう。