ハイローバンドギャップププレイのためのデジタル表示システム、スイングスキャンの開発の経緯・使い方・機能などを古いものから新しいものへと、時系列でまとめたものです。
ブレイクスキャンとスイングスキャンの関係
スイングスキャンの新機能
スイングスキャン・パフォーマンスチェック
スイングスキャンの使い方
スイングスキャンに特別気配銘柄を表示する新機能を追加
過去ログの使い方
スキャンシステムその後
スイングスキャンの動作環境についての注意
スイングスキャンと指数の読み方
ハイローバンドギャッププレイと指数の関係
スイングスキャンとデイトレード
スイングスキャンとブレイクスキャンプロを使い分ける
スイングスキャンのバージョンアップについて
2007年4月9日から新しいスイングスキャンがリリースされました。
主な改善点ですが、チャートを見なくても、スイングスキャンを見るだけで表示される情報量を増やしました。
最終的にはチャートを見てトレードをするのですが、表示されるマークを見るだけで、大体どういうパターンなのかがわかるようになりました。
つまりチャートを見なくても、より素早く、その銘柄の日足と週足の動きを掴むことができるような表示の工夫がされています。
起動すると上のような表示になり、デフォルトは「週足はどうなのよ?」ボタン の WBが赤い色、つまり「オン」になっています。
上の状態のように、比較する銘柄が少ない場合は、WB
ボタンをクリックして青い色へ変更すると、下の表示のように、より多くの銘柄が表示される可能性が高くなります。
今回のバージョンアップでの表示項目の変更としては、週足に関する情報の追加です。
つまり日足より大きなトレンドである、週足のトレンドの判定機能が付加された点です。
日本株表示
上が今までのスイングスキャン
米国株表示
下がバージョンアップしたスイングスキャン
・Week ラベル(追加)
このラベルの位置には、週足で移動平均線の順番がそろっているか、前5週間高値(安値)を抜けているかが表示されます。
Weekの左側アイコンは、下のように、週足で移動平均線の順番がそろっている銘柄をマークで表示します。
Weekの右側アイコンは、下のように、前5週間の本体高値(安値)を抜けた位置から始まった銘柄をマークで表示します。
該当する週がどの週になるのかという点については、前の5本をブレイクして抜けているかどうかというフィルターでチェックされるため、気にする必要はありません。
上のチャートで見ると、黄色いゾーンにある、5本のローソク足の本体をブレイクアウトしていることがわかります。
直近の日足の動きに関する情報を追加
・Trgラベル(変更)
Trgの左側アイコンですが、旧バージョンでは呑み込みブル/呑み込みベアのアイコンでしたが、新しいバージョンでは、前二日間の長さに変更しました。
前々日の始値から前日終値までの長さ(Two days Width)を、20日間のローソク足本体の平均な長さを基準にして表示します。
上の表示のように Trg ラベル の一番左の長い上向きの青い矢印は、下のチャートのように、かなり上げていることを示しています。
上の表示のように Trg ラベル の左から2番目の赤いマークは、YW (Yesterday Wids) の状態を示しています。
下のチャートのように、EBAY では 前日のローソク足が赤い陰線ですが、それがスイングスキャンでわかるということです。
2.フィルター項目の変更
ギャップ・フィルター
より小さいギャップ(10%)と小さいギャップ(10%〜50%で可変)の二段階で表示を選択することが可能になりました。
左側のボタンをクリックすると、平均的なローソク足の長さの10%以上のギャップ幅を持つ銘柄が表示されます。
イントラデイのトレード対象銘柄を選択するときに、なかなか使える機能です。
WBボタンは 週足・フィルターです。
詳細な条件は部外秘なので公表しませんが、基本的には移動平均線とローソク足の関係で、好ましくない銘柄を非表示にする機能を持っています。
前二日間ローソク足長さ・フィルター
TW2.0のボタンをクリックしてオンにすると、 前々日の始値から前日終値までの長さ(Two days
Width)が、設定値以上の銘柄を非表示にします。
ここでの表示は 2.0 ですが、デフォルト値は3.0にしています。
この値は Conf で設定変更が可能です。
下のようにオフにすると、黄色いゾーンに表示されている銘柄は、すでに平均的な長さのローソク足の2本分以上上昇している銘柄も含まれて表示されます。
3.Conf 設定の変更
TWボタンの設定値を追加
ここで、TW ボタンのローソク足本体の長さを設定することができます。
スクロールバーの表示/非表示設定を追加
将来起動メニューをひとつにするためのものです。
Hidden scroll bar を選択すると下のようにスクロールバーは表示されません。
表示の下の部分を見るにはウィンドウを下へドラッグすることになります。
Visible scroll bar を選択すると下のようにスクロールバーが表示されます。
表示の下の部分を見るにはスクロールバーをドラッグすることになります。
日本株においては、Copy SymbolsでRealTickのフォーマットに対応しました。
RealTickformat にチェックマークを入れ、SET ボタンをクリックし、Go copy symbols & paste any
arrlication をクリックすると、下のようにクリップボードへ自動的にコピーされます。
そしてリアルティックのマーケットマインダーという銘柄リストへ一発でコピーすることができます。
リアルティックで日本株のチャートを見るときに便利な機能です。
2004/0113 Tues.
スウィングスキャン
「スウィングスキャン」の実用化に向けて、昨年からテストを続けている。
「スウィングスキャン」は、スウィングトレードの該当銘柄を機械的に抽出するシステムだ。
セミナーでも解説をしているが、スウィングトレードは、比較的簡単にできるうえに、デイトレードと組み合わせると、多くのメリットが生まれる。
だがステップアップクラブや、受講生の方からのご要望を伺うと、「対象になる銘柄を書いて欲しい、知りたい」というものが多く、メソッドや方法がわかっていても、やはり確実な銘柄を知りたいというニーズはかなり多いようだ。
ブレイクスキャンの実用化の目的のひとつは、スウィングプレイのタイミングを計るためのツールとして使うということだった。
スウィングトレードでは、1998年から1999年にかけて、非常に大きなゲインを得ることができたが、方法は非常にシンプルだ。
それをシステム化できるだけの環境が揃ったため、システム化してみようというわけで、つまりはブレイクスキャンと同じこと。
すでに実績のある方法を、システム化するわけだから、新しく一からそのメソッドを考える必要がない。
だから、パフォーマンスそのものを膨大なバックテストで確認する、という手間が不要になるというわけで一石二鳥だ。
ただ、今回のこのシステムも、ブレイクスキャンと同じように日本株、米国株共に使えるようにするため、現在設定のパラメータを詰めるという作業を行っている。
昨年の暮れ前から、プロトタイプを作り、正月もテストに明け暮れていたが、ようやく一段落。
システムの概要を「買いのケース」で簡単に説明すると、次のようになる。
基本は日足ベースで、システムが終値ベースで条件を判定し、スウィング候補銘柄を表示する。
そしてそのスウィング候補銘柄が、翌日に前日の終値を上回れば買うというもの。
買うタイミングは、「ブレイクスキャン」を利用する。
前日のマーケット終了後に表示されたスウィング候補銘柄が、ブレイクスキャンに現われるのを待つわけだ。
その銘柄がステップマークをつけて、ブレイクアウトすれば、つまり前日 の終値をブレイクアウトしたら買ってホールドというわけだ。
「スウィングスキャン」でスウィング銘柄を見つけて、買うのは翌日に「ブレイクスキャン」を見ながらエントリーするという 段取りだ。
バックテストモジュールのプロトタイプをチャートで表示すると・・
青い矢印はエントリーの方向と位置を示し、ホールドしている間は、青い水平線が横へ伸びて表示されている。
青い×印が脱出のポイントだ。
この例では、エントリー後のカットロスは、エントリーのマーク12月12日の矢印の前のローソク足を下回った位置、つまり11日の始まり値を下回った位置になる。
1月6日のエントリーは8日にカットロスとなっているが、このように薄いロスで出ることができる。
これが基本的な方法だが、日足ベースでは、8日のカットロスで、この銘柄に関しては終わりになるというわけだ。
ここまでのプロセスを、「スウィングスキャン」としてわかりやすく、表示させるというのが最終目的だ。
現在並行してテストをしているのが、60分チャートを利用した、もう少し短いタイムフレームのスウィングプレイだ。
デイリーチャートでのトレードの後の、プルバックをトレードするためのものだ。
下は60分チャート。
9日のマーケット開始時に矢印の位置でショートだが、その詳細は1月10日のここで書いた EBAY をご覧いただきたい。
下はその10日を引用。
↓
0110 Sat.
昨夜の米国マーケットは、指数がギャップダウンで始まりそうだったので、ショートサイドの銘柄を事前にチェック。
唯一いいパターンだったのが EBAY。
↓
赤い200MAから上にいる連中が、この200MAを切ったら、雪崩を打って脱出してくることがよくわかるチャートだ。
ブレイクダウンしたら 2-3日は下げるはず。
スウィング候補銘柄だ。
で、マーケットが開始。
↑
開始1分後のブレイクスキャン。
EBAY のQLO は64.35
下の水平線の位置だ。
ここを切るとクアトロセットアップ。
↓
クイックマジックのショートプレイだ。
カットロスポイントは 64.70。
カットロスになれば、0.35ポイントのロスとなる。
下は15分チャートに、Peak Fix のパラメータを 30 にしたガイドラインを描画している。
つまり30分チャートの抵抗線だ。
64.35 はこの抵抗線を切った位置だということがわかるだろう。
30分チャート ↓
二日前までは左側に邪魔な抵抗線がないことがよくわかるだろう。
200株のスウィングトレードだと、13ドルの株を1000株トレードしているのと同じことになる。
ほぼ1ポイント下げたから、200株だと200ドルのゲインだ。
だが、これはオーバーナイト。
翌日さらに大きく下げれば、引き続きホールド。
下はデイリーチャート。(日足)
63.40は終値。
日足だとサポートがあるので、反転するかも知れない。
だがギャップダウンで始まれば、さらに下げる可能性が高い。
一番高いカットロスポイントつまりリスクが高いポイントは 64.35。
ゲインゼロ。
次のカットロスポイントは、64.35 と 63.40 の中間点 63.85。
半分だけ処分するという手を組み合わせてもいいだろう。
さてどうなるか?
いかがだろうか?
この青い字で書いたプロセスが下の60分チャート上に集約されている。
12日の開始後3本目つまり3時間目の位置で脱出だ。
下の緑の利益ゾーンを見ても、カットロスによるダメージが少ないことがわかるだろう。
この60分チャートでのスウィングプレイは、日足のスウィングプレイを補完する目的のものだ。
だから、日足のトレードのようにマーケットの開始時にだけチェックをすればいいというわけにはゆかない。
日足のプルバック部分を、60分チャートのタイムフレームで、トレードするという考え方だから、保有期間は当然日足を使ったスウィングトレードより短くなる。
だから監視をする、つまり忙しくなるのは仕方がない。
もちろん日足だけでOKというケースでは、60分チャートを使ったトレードをする必要はない。
ロジックは日足の場合と同じシステムを使っているが、タイムフレームを変化させても、比較的安定した成績が出ていることがおわかりいただけるはずだ。
2005/1218 Sun.
ブレイクスキャンとスイングスキャンの関係
2005年11月米国株ライブ受講者用掲示板 に書かれている件について補足をしておきます。
【206】Re:投資環境を整える、3 Brakescan 考察
BlueMountain200511
12/15のギャッパーズアイに馬渕先生が、Brakescanの使い方のヒントを載せてくれた。最初の1分目のステップマークのついた銘柄をマークせよ。→ハイロー候補
私の今までの理解を整理すると、Brakescanは、15分チャートを基準に、200MAと40MAを設定してトレンドを判定。15分チャートの40MAとは、3分チャートの200MAと同じ。それぞれのMAの上だと、ダブル、前日からギャップアップでトリプル、前日も一昨日からギャップアップだとクワトロセットアップという。これは、それだけトレンドが強いということを示す。
スカルピングでは、1分足のチャートに、30分足の本体高値の線を引いて、どちらも超えたときにエントリー。Brake表示は、3分足での抵抗線をブレイクしたときに表示。だから、先回りして、1分足であたりをつけて、Brake表示は答え合わせに使うのが上級者。
ところが、ギャッパーズアイでは、「ブレイクスキャンは、3分足チャートを基準とした動きをデジタル表示しているが、最初の1分目の表示が大きな意味を持っている」とある。
ということは、15分チャートではなく、3分チャートで200MAと1000MAを使っているということなのだろうか。ブレイク表示は、3分後に初めて出るのだから、3分足なのだろう。
ステップマークは、前日の3分足の本体高値(安値)を抜いたと言うことを指している。
HLBGPに応用するとすれば、ステップマークがあると日足本体を高値(安値)を必ず抜いているわけだ。つまり、寄り付きでギャップアップしていると判定するためには、1分目でなくてはならないと言える。
ブロークンアローがあれば、始値から0.5か1%程度動いたことになるので、これが出る前にチャートを条件判定しなくてならない。ということは、ステップマークのチャートをどんどん見て判定せよと言うことで、Swingscanがなくても、かなりこれで代用出来ると言っていた馬渕先生の意味がようやく分かってきた。この理解で正しいのか、月曜日から、1分の画像をキャプチャーしてみよう。
ブレイクスキャンは3分足チャートを使ったときの抵抗線のブレイクアウトを監視するためのものです。
そしてそれがセットアップ条件を満たしていれば、バックグラウンドに色が着いて表示されます。
つまり「そのゾーン」に株価があることを示すというわけです。
これはブレイクスキャンの説明で解説していますね。
https://www.daytradenet.com/Members/sample/AboutBreakScan.htm
「3分足チャートを基準としてスキャン結果を表示」と書いています。
米国株でHLBGPに応用する場合は、これを使う前に Tradestream
を使えば、マーケット開始前にその銘柄がどの位置にあるかはわかりますから、そちらを見た方が、早くわかりますね。
私は時々CQGの動作不良で、仕方なく Tradestream でチャートを表示させて見ることがありますが、Break Scan
があれば、移動平均線は不要です。
つまりローソク足チャートだけで十分なのです。
ということは、15分チャートではなく、3分チャートで200MAと1000MAを使っているということなのだろうか。
とありますが、ブレイクスキャンを使えば、移動平均線を表示させたり、分足が違うたびに換算しなおして考える必要はありません。
色が着いて表示されているということは、移動平均線の条件はクリアしているわけですから、何分チャートであろうと、見る必要がないというか、表示させなくていいわけです。
メリットは他にもあります。
移動平均線があると、それを表示させるためにチャートソフトは自動的に上下の幅をアジャストして、チャートを扁平に表示しようとします。
これだとトレードをするときには、上下の動きが圧縮されるために動きがわかりにくくなるという弊害があるのです。
ですから見る必要がないというよりも、「あえて表示させないほうがいい」ということになります。
Break Scan
に色つきで表示されているということは、すでに移動平均線やギャップの条件を満たした、クアトロセットアップのゾーンに株価が位置しているわけですから、移動平均線を見る必要はないのです。
ローソク足だけを表示させておけばトレードできるところに、ブレイクキャンの存在価値があるわけです。
ですからCQGでも移動平均線は表示させていません。
必要なのは抵抗線の位置がわかる水平線だけですが、Tradestream
だとチャート上に価格を示す横線が何本か表示されていますから、あえてその水平線さえも引く必要がないわけです。
ということは、ステップマークのチャートをどんどん見て判定せよと言うことで、Swingscanがなくても、かなりこれで代用出来ると言っていた馬渕先生の意味がようやく分かってきた。
についてですが、米国株ならステップマークを見なくても、その前に Tradestream で株価がわかりますから、日足チャートと
Tradestream の Market View に表示されている株価を見比べれば、一目瞭然です。
つまり事前に狙い撃ちができるのです。
マーケットが始まって Break Scan に表示された銘柄を見るのは、見落としがないかどうかをチェックするためだけなのです。
ギャッパーズアイで掲載されている1分チャートを使ったエントリータイミングが何故高い確率でヒットするのか?
という答えは、Tradestream にあるのです。
事前に株価がわかるわけですからね。
↑
ブレイクスキャンがスイングスキャンの代用になるかという点ですが、この2つを見比べてみてください。
そして該当する日足と3分または1分足とをチャートで見くらべてみてください。
答えはそこにあるはずです。
何故スイングスキャンをリリースしようとしているのか?
スイングスキャンがリリースされれば、こうした比較作業は一切不要になるというわけです。
つまり、表示された銘柄の日足チャートを叩けばいいということになります。
2005/1230 Fri.
スイングスキャンの新機能
現在追い込み中?(笑)のスイングスキャンのベータバージョンに20日と50日の高値安値をチェックするフィルターが追加された。
これは主に日本株対策といっていいだろう。
日本株は米国株と違い、動く場合は多くの銘柄が同じように動く場合が多いため、スイングスキャンへ表示される銘柄の数が多すぎる場合が多く、数を絞り込む必要性が高いのだ。
昨夜のナスダックを表示させてみると・・
5日の高値安値のブレイクアウトとギャップ幅が30%以上で200%以下の銘柄
という3条件のフィルターでも表示されたのはたった3銘柄。
これはナスダック総合指数がハイローバンドギャッププレイにはあまりよくないチャートだからだ。
サポート(ギャップゾーン)を超えるまで、積極的な売り出動は控えるのが基本方針。
その3銘柄を表示してみると・・
次に新しい機能が追加されたスイングスキャンのベータバージョンを使った、29日の日本株マーケットでの表示結果も掲載しておこう。
赤いボタンが動作させたフィルターだ。
この例では
5日の高値安値ブレイク
ギャップ幅が平均的なローソク足の長さの30%以上
ギャップ幅が平均的なローソク足の長さの100%以下
移動平均線の並び順がよいもの
という条件になる。
これでは、該当する銘柄がまだ多すぎるといっていいだろう。
そのために、より絞り込む必要があるのだが・・
そこで・・
すべてのボタンをオン!
ではこの5銘柄のチャートを見てみよう。
デジタル的にはブレイクしているのだが・・
こういうテスト状態では当日はやり過ごして、翌日明らかにブレイクしてからエントリーすることでリスクを下げることができるだろう。
これもデジタル的にはブレイクしているのだが・・
やはりチャートを見て、怪しいパターンは避けるというのが、成功の確率を高くするベストの方法だといえるだろう。
HL20ボタンHL50ボタンが効いている例だ。
これも20日と50日のレジスタンスをチェックするフィルターが有効な例だ。
チャートに表示されているマークは基準が緩いフィルターで表示するようになっている。そのためこの Swing Scan
とコンビネーションで使うととても使い勝手がいい。
2006/0404 Tues.
スイングスキャン・パフォーマンスチェック
4月はじめての東京マーケットをスイングスキャンでチェック。
まずはマーケットが始まる前の日足チャート。
クリックすると大きなチャートが開きますのでご注意ください。
これはトレーダー掲示板へ貼り付けたものと同じもの。
さてこれはスイングスキャンを何のフィルターもかけずに表示したもの。
トレーダー掲示板へ貼り付けたものと同じもの。
これをチャートでチェックすればいいわけですが、表示される数が多いので絞り込むためにスイングスキャンのフィルタリング機能を使います。
すると、これだけに減ります。
まずはマーケットが始まってから5分後の日足チャート。
クリックすると大きなチャートが開きますのでご注意ください。
これはトレーダー掲示板へ貼り付けたものと同じものです。
マーケットが終了してからの日足チャート。
これはトレーダー掲示板へ貼り付けたものと同じものです。
これらの銘柄のマーケット終了後のチャートがご覧になれない方のために、個別チャートを掲載しておきます。
スイングスキャン荷表示された12銘柄のうちで上昇しなかったのは2銘柄。
Good Job !
2006/0511 Thurs.
スイングスキャンの使い方
月曜日にスイングスキャンがリリースされたが、今のようなマーケットの場合どのように使えばいいのか?
東京マーケットの例で解説してみよう。
大事な点は指数を見ること。下が日経平均の日足だ。
サポートを切ってきたが、ここで資金をショートサイドへ全開で投入してはならない。
その理由は、陰線3本のあとのため、ナローレンジか反転の可能性が高いからだ。
エントリーはパターンを厳選することだ。
ロングサイドはダメ。
これが基本的な作戦だ。
さてスイングスキャンでは100以上の大きなギャップを省いて、20日間の高値または安値ブレイクの銘柄を選び出したが、それでもこれだけの数がある。
さて個別に銘柄を見てみよう。
陰線3本のあとだからパス。
ロングサイドはダメ。
陰線3本のあとだからパス。
陰線3本のあとだからパス。
陰線2本のあとだからパス。
陰線2本分のあとだからパス。
陰線1本のあとで、呑み込みベア。
選択するならこの銘柄だろう。
こういう日はイントラデイだ。
で、スイングスキャンをこういう設定で表示させる。
大きなギャップの銘柄に注目するわけだ。
いい形のものがあればロングまたはショートでエントリーするということになるだろう。
これは大きなギャップのアルプス電気。
特別気配でマーケット開始45分後に寄り付いたが、これだけギャップが大きいとリバーサルが発生することが多い。
絶好のリバーサル狙いパターンだ。
3回に分けて刻むといいだろう。
2006/0531 Wed.
スイングスキャンに特別気配銘柄を表示する新機能を追加
3連休明けとなった米国マーケットは、ギャップダウンオープニング。日足チャートで言えば当然のフォーメーション。GOOGはリバーサルで呑み込みパターン。わかりやすい展開で、ギャップを埋める手前まで上昇で2.5ポイント上昇というやめられませんモード。ハイローバンドも分かりやすい展開でスイングスキャン表示をそのまま鵜呑みパターンでOKという、鵜飼モードでウハウハだったはず。(笑)詳細はこちらからどうぞ。
日本株では、マーケットのオープニングで、特別気配のため寄り付かない銘柄が見られる事が多いのは
、みなさんご承知の通り。
今までのスイングスキャンでは、スイングスキャンで監視している銘柄で、特別気配で寄り付かない銘柄は、寄付きからしばらく経って突然表示されていた。
今どの銘柄が寄り付いていないかを知ることができれば、一通りチェックした後に、これから寄り付くはずの銘柄をチェックすることができるだろう。
というわけで、スイングスキャンの新しい機能として、Visible symbol of not open を追加することにした。
設定のチェック
>> Conf
を選択すると
↓
デフォルトでは Visible にチェックが入っているため、設定については、何も変更する必要はない。
Visible
symbol of not open
はVisibleに設定されているため、寄り付いていない銘柄があると、フィルターの状態に関わらず該当銘柄を黒字で表示する。
黄色いゾーンに表示されているのが特別気配の銘柄
↓
寄り付くと特別気配の銘柄名が消えて、表示されている黒い銘柄名の数が減ってゆく。9時0分。
↓
09時02分。
↓
これはすべて寄り付いた状態。09時08分。
過去ログの使い方
スイングスキャンと、ブレイクスキャンプロには過去の状態をチェックすることができる機能を追加。
これを使ってシミュレーションすると、短期間で素晴らしい効果を上げることができる。
これは過去ログの最も古い4月3日のスイングスキャンの表示だ。
さてこれを片っ端からエントリーして最長5日間ホールドするとどうなるか?
チャートをきちんと見てエントリーしてルールどおりトレードするとどうなるか?
まず日経平均を見ておくと・・
問題ないですね。
つまりロングサイドへバイイングパワー全開でエントリーしてもいい日なわけです。
陽線が続き過ぎですね。パス。
これは理想的。ロング。
ロング。
27日のあとでギャップアップが一度起こっているのでパス。
陽線が続き過ぎですね。パス。
ロング。
陽線が続き過ぎですね。パス。
ロング。
ギャップアップが起こっているのでパス。
ロング。
ロング。
陽線が続き過ぎですね。パス。
ロング。
さてこれを片っ端からエントリーして最長5日間ホールドするとどうなるか?
13戦10勝3敗。
チャートをきちんと見てエントリーしてルールどおりトレードするとどうなるか?
8戦8勝。
ということになります。
ギャップ幅が一日の値幅の20日の平均値によるローソク足本体の30%以上のもので、ギャップ幅が100%以下で、50日の高値抜きで、移動平均線の並び順がナイスという、4つの条件を満たした銘柄が表示されています。
赤いボタンの条件をご覧になると、こうした条件で選択された、ハイローバンドギャッププレイに適合した銘柄だということが、お分かりいただけるはずです。
これを毎日すべての過去ログで続けてみてください。
答えあわせが即できるうえ、驚くほどスキルがアップするはずです。
トライアルできる数も増やしましたからね。
Enjoyed !
2006/0518 Thurs.
スキャンシステムその後
ブレイクスキャンプロと、スイングスキャンプロのサービスが始まり、無事1週間が経過したが、それぞれのスキャンシステムには、引き続きさまざまな改良が施されている。
ブレイクスキャンドットコムに登録してログインすると、適時そうした情報が公開されているので、メンバーの方はぜひきちんとチェックしていただきたい。
これだけの性能のものが、一ヶ月で2万円というのは破格だといいっていいと思う。
日本株と米国株の両方のマーケットで使えるわけだし、スイングスキャンなどはブレイクスキャンの何倍ものゲインを狙えるわけで、基本さえできていれば、一日でカバーできるコストなのだ
。
多くの方はそうした点を先刻ご承知のようで、契約されたメンバー数が当初予想以上のため、ちょっとサイトが重くなってしまっている。この点については現在対策中なので、今しばらくお待ちいただきたい。
また、リアルティックについても近い将来、日本株がトレードできるようになるよう水面下でいろいろと働きかけているところなので、今から操作に慣れておかれるといいだろう。
自動実行の機能もついているので、トレードをプログラム化することも計画している。
リアルティックは、1997年から使っているソフトなのだが、トレードストリームよりはるかに細かい設定が可能だから、わからない部分はブローカーへ積極的に問い合わせをすることだ。
単独ではダメでも、機能を組み合わせれば、必ず目的とする機能は実現することができるのだから。
特にプロとしてトレードされている方は、どんどん自分から積極的にアプローチをするべきだろう。
小学校じゃないのだから、基本的には待っていても誰も手取り足取りでは教えてはくれる訳ではないと考えることだ。
このソフトでは必要な機能はすべて網羅されているから、右クリックメニューをどんどんクリックして、設定を自分で見つけることだ。
失敗してグシャグシャになっても、あらかじめ保存してあるもとのページを呼び出せば、また元に戻るのだからね。
私はそうして細かい機能を見つけ、わからないところは、ブローカーへ問い合わせている。
日本語のサポートスタッフがいるから、利用しない手はない。トレードフロアには、ブレントというリアルティック使いもいるのだから。
だがそうはいっても(笑)、こちらのリアルティックガイドは随時更新しているので、定期的にチェックされるといいだろう。
ブレイクスキャンプロには新機能を追加したが、リアルティックのマーケットマインダーへ一発で銘柄を追加できるようにティッカーシンボルをクリップボードへ簡単にコピーできるので超便利だ。
日本株だって銘柄コードを一発で銘柄リストへ追加できるからね。
トレードストリームユーザーだった方は慣れないと、使いにくいと感じるかも知れないが、こうしたソフトは慣れの部分が多いからね。
こういっちゃあ何だが、セミナーでの解説にしても、私にとっては使いにくかったトレードストリームから、リアルティックへ戻ることができて、ホッとしているというのが正直なところだ。(笑)
May 15,
2006 スイングスキャンの動作環境についての注意
スイングスキャンの動作仕様について、大きな変更を実施しましたのでご連絡いたします。
いままで、スイングスキャンの情報更新に HTMLのMETAタグ のRefreshを使用してきましたが、今後は
JavaScriptの機能により情報更新を行うようになります。
この変更では、最近Google Mapsなどで脚光を浴びている Ajax
(エイジャックス:JavaScriptによる非同期通信)を使用し、見た目上ページの更新が発生せずに、情報更新が出来るようになりました。
Ajax は、最新のほとんどのウェブブラウザで動作しますが、一部のウェブブラウザでは動作しないこともあるようです。
今回の変更にあたっては、Windows XP SP2 上の Internet Explorer 6.0 SP2 、および Firefox 1.503
で動作確認を行っています。
この他にOpera
8.54でも動作確認が出来ていますが、Mozilla 1.7.13 では定期的な情報更新に不具合(※)が起きています。
Mac OS X や
Linux などのOSでは動作確認の予定はありません。
ウェブブラウザで、JavaScriptの機能を制限している場合には、このウェブサイトでの制限を解除してください。
今回の動作仕様の変更は、スイングスキャンが多くのトレード情報を効率よく視認するためにアイコン(画像)を多用していますが、情報更新の度にアイコンの読み込みも行われるため、サーバー側の負担が大きくなっていました。
日本株が始まる9時台には、反応の低下が顕著なものとなってきていて、早急の対策が必要と認識し検討、準備してきました。
Ajax
により、表示しているページの再読み込みすることなく最新のトレード情報を取得することができ、画像の再読み込みも行わなくなるので、サーバーの負担が軽くなり、レスポンスも向上します。
サービス向上のためにご理解をお願いいたします。
Ajax での実装にあたっては、http://prototype.conio.net/ のprototype.js を使用しています。
なお、ページの最下行に (Server time: 時分秒) などと表示していますが、サーバーがウェブブラウザへ情報を送信したときの
ウェブサーバーの時刻です。
この時間が更新されないとき(最大60秒周期)は、キーボードからF5キー(更新)を押すことにより更新されます。
F5キーを頻繁に押すことはサーバーの負担になりますので、なるべく押さないでください。
(※)Mozilla 1.7.13 では情報の更新周期が他のブラウザに比べて遅くなっている。
2006/0605 Mon.
指数の読み方
スイングスキャンのリリースから約一ヶ月が経過したが、受講者用掲示板を拝見していると、スイングスキャンを有効に使われていない例が、数多く見受けられる。
個別銘柄のパターンももちろん大事だが、米国株、日本株を問わず、マーケット全体の動き、つまり指数がどこのゾーンにあるのかを見て、アクセルの踏み具合を調節することによって、スイングスキャンの効果を最大限に発揮させることができる。
つまり自分がエントリーしたあと、出るチャンスがどこにあるのかを予測して、アクションを起こさないと、出るに出られない、あるいは出そびれて塩漬けになってしまうだろう。
指数がよければ、個別銘柄をその方向へ多めにホールドする。
横ばいや、よくわからないゾーンでは、エントリーする数を控える、あるいは本当にいい形のものだけに厳選することだ。
ちょうど掲示板でこういう書き込みをされていたので、引用させていただくと・・
【510】寂しさ もこ - 06/5/31(水) 21:26 -
この現状の時、はっち先生の一言が有れば如何に救いに成る事か?
しかし、はっち先生もお忙しく、望む方が無理なのかな???
トレードは自己責任自己管理だから、甘える己を戒めなければ!!!!
来月明日からは、頑張ります。好きなロングは4543・6502.4568???
また、また間違いかな???????????????
【512】Re:寂しさ 200508こいのぼり - 06/5/31(水) 23:30 -
ひよこトレーダなりの考えですが
まだ日経平均的にはショートがぬけきれていず
サポートもどこら辺なのか私には見えてきませんので
ロングは少し危険なにおいがします
また、ショートも陰線3本でているので
そろそろ利益確定するための買戻しがでるかもしれません
明日もしギャップダウンで始まって、ショートをエントリーするなら
できるだけリスクが少なくすむ銘柄を選んでみたらどうでしょうか
ハイローの条件がそろっただけではなく、
サポートを抜けたか、陰線が続いてないだろうかなど
エントリーの条件を厳しくしてもいいのではないでしょうか
もし、なければその日はスイングトレードをしない
私もここまでできるといいですけどね^^;
今月は反省することが多かっもので・・・・
後、信用取引の電話審査に落ちましたorz
私なりの見解でしたが
プロの人はもっとちがう見方をしているかもしれません
少しでも参考になれば、幸いです
来月からもがんばりましょう^^
【513】Re:寂しさ もこ - 06/6/1(木) 17:44 -
▼200508こいのぼりさん:
ご助言感謝します。私は、まだひよこどころか、卵状態のトレーダー
若しかすると一生懸命暖めても、無性卵かも?
本当に難しい相場ですね。NY上げでスタートGUで
その後の下げは何でしょ???
ソフトバンクがあれだけ下げると、日経指数に多大な影響が出ますね。
【517】Re:寂しさ 200508こいのぼり - 06/6/1(木) 23:15 -
>その後の下げは何でしょ???
私なりの見解は
昨日のギャップダウンのがレジスタンスになってしまったのかな?
経済的な理由はのべれませんが・・・・・
まだ、ひよこなので確かなことはわかりません
>ソフトバンクがあれだけ下げると、日経指数に多大な影響が出ますね。
ソフトバンクはすごいさげでしたね
さすがに2800円台のサポートをぶちぬいただけあります
あしたはやはり陰線5本目の上長ーいろうそく足なので
プルバックしちゃうんですかね?
>若しかすると一生懸命暖めても、無性卵かも?
はっちさんが色々アドバイスをこの掲示板やら
ギャッパーズアイなので書いています
その卵を孵化するための何かになるかもしれません
私も、あ、コレ私の事をいってるんだろうなって思う事もありました
ぜひ読んでみてください^^
それでは、いいトレードを
ということなので、リクエストにお答えして、5月31日のマーケットをどのように読むのかについて、簡単に解説しておこう。
下は日経平均の日足チャートだが、緑のマークが5月31日のオープニングの位置だ。
このアトのチャートが見えてしまうと、判断に影響を及ぼすので、あえてこういう表示にしたのだが、下の青い水平線は、サポートライン。
さてこの日の作戦だが、まず前日までに陰線が2本続いている点に注目することだ。
同じ色のローソク足が3本あるいは3本分形成されると、反転をするかその方向への動きが止まることが多いことを思い出していただきたい。
このチャートではこの時点で、赤いローソク足が2本あるいは2本分形成されていることがわかるだろう。
つまり、赤いベアリッシュキャンドルが続くとしても、せいぜいあと1本分だと考えるのが妥当だろう。
その後はDOJIが出るか、あるいは反転する可能性が高いことになる。
つまり、緑のマークの位置でショートをしても、下げるのは一本分と考えるべきだろう。
つまりこの日は積極的に、ショートをする位置ではないということになる。
さらに悪いことに、下にはサポートがあるのだ。
つまりここでは、一旦下げ止まる可能性が高いと判断すべきだろう。
下はその後のチャートだ。
サポートを完全にはブレイクできず、反転している。
このあと、サポートを切るまではショートエントリーを積極的にすべきではないと思うが、いかがだろうか?
当日のスイングスキャンは、下のような表示となったが、それぞれの個別銘柄のその後のチャートを見ると、確実にゲインを出せた銘柄は、少なかったことがわかるはずだ。
50日の安値をブレイクしている銘柄は一銘柄もない。
↓
トレードは、エントリーをする場所も大事だが、それ以上にゲインをどれだけ獲って脱出できるかが大事なのだ。
つまり、そこが果たして本来エントリーすべき場所なのかどうかを、エントリーの前に、もう一度確認することだ。
そしてルールどおりにシンプルに考えること。
いろいろな要素を予測をする必要は全くない。
あれこれ考えすぎると、結局は余計なノイズを自分で作って、わかりにくくしてしまうことになり兼ねない。
マーケットの大きな流れを、基本どおりにチャートで読むだけでいいのだ。
0622 Thurs.
ハイローバンドギャッププレイと指数の関係
個別銘柄と指数との関係をどう見るのか?
ここのマッチングがうまく行かないとストレスの多いトレードになってしまう。
昨日の水曜日の東京マーケットを例に説明してみよう。
上が日経平均の日足チャートだ。
閉じられていないギャップがどこにあるのか?
これが大事なポイントだ。
上のギャップを見ると、上下のギャップに挟まれていることがわかるだろう。
どちらへ動くのかがわからないという、いわゆるトレンドのないゾーンなのだ。
マーケット全体が、どちらへ動くかがわからないということなのだ。
「個別銘柄はよほどいい形のものでなければエントリーはしないほうがいい」
「ノートレードでかまわない。」これがこの日の決定だ。
ではスイングスキャンの銘柄を見てみよう。
表示がどうであろうと、3銘柄ともパスだ。
陰線が2本続いている。
エントリーするなら、前日だろう。
また、どうしてもエントリーするならこの銘柄だ。
上にレジスタンスがあるから見送りだ。
このように見送ったのは、トレンドがないゾーンだからだ。
そういう時はトレンドがなくても大丈夫な30分ギャッププレイだ。
ブレイクスキャンプロの出番となる。
黄色が30分のレンジだ。
ここをブレイクしたらエントリー。
緑は利益ゾーンを示している。
さてここで、さらに5日後の答えがすでに出ている日までさかのぼって、検証してみよう。
さて、下のチャートは5日前つまり6月15日の日経平均のデイリーチャートだ。
ガイドラインとして前後のギャップを表示しているが、両側にサポートとレジスタンスに挟まれていることがわかる。
つまりどちらへも動けないいゾーンだ。
つまりマーケット全体がどちらへ動くかがわからないのだ。
そのため、ここでの判定は「個別銘柄はよほどいい形のものでなければエントリーはしないほうがいい」ということになる。
ノートレードでかまわない。これがこの日の決定だ。
大事なことはマーケット全体がトレンドのないところで、無闇にエントリーして、妙なロスを出さないということなのだ。
さて下がその日6月15日のスイングスキャンだ。
表示がどうであろうと、すべてパスでOKだ。
では個別銘柄が五日後に、どうなったかを見てみよう。
すべてショートするとどうなったかだ。
いかがだろうか?
指数を見て判定する重要性がおわかりいただけるだろうか?
2006/0620 Tues.
スイングスキャンとデイトレード
ナスダックもスイングトレードでは我慢の展開が続いている。こういうところで注意しなければならないのは、余計なことをしてロスを出さないことだ。
昨夜の米国株マーケットは、詳細がこちらにあるように、オープニングパターンや、30分マジッククロスパターンも、なかないいものが多く、GOOGは見事な30分ギャッププレイで、イントラデイのプレイができれば、十分にスイングトレードの不作をカバーできる展開となっている。
月曜日の東京マーケットでも30分ギャッププレイパターンならいくつかの銘柄が、いい形となっていた。ただしナスダックとは条件が違うことは、したのいくつかのチャート見れば一目瞭然だ。
いわゆるレンジブレイクアウトの手法だから、スイングでのトレンドが出ていなくても、レンジをブレイクする際のパニックは、毎日必ず発生している。
これは、スイングスキャンのフィルターボタンをうまく使えば、探すことができる。
脱出の基本はMAだ。
移動平均線の並び順はデイトレードの場合はそれほど気にする必要がないから Band
のボタンをはずして表示させることで、デイトレードの対象銘柄を探すことができる。
日本株での30分ギャッププレイは、ギャップと反対方向へ入るのが基本だから、上のショートサイドの銘柄はロングサイド、つまり買い方向へのエントリー対象銘柄になるというわけだ。
黄色いレンジと同じ幅のゲインを狙ってもいいが、こういうMAの使い方もある。
さらにブレイクスキャンプロを使えば、チャンスをより多く掴むことができる。
日本株での30分ギャッププレイは、ギャップと反対方向へ入るのが基本だから、赤い文字のショートサイドの銘柄はロングサイド、つまり買い方向、青い文字のロングサイドという買いの方向へのエントリー対象銘柄になる。
↓
2006/0619 Mon.
スイングスキャンとブレイクスキャンプロを使い分ける
東京マーケットは少し工夫が必要な地合いとなっている。
こうしたパターンは典型的なダウンサイドのあとに発生することが多い。
金曜の東京マーケット、日経平均は下のようなチャートで、緑のマークがオープニングの位置だった。
スイングプレイでのロングサイドエントリーには無理のあるゾーンだ。
ダウントレンドラインが完全に崩壊したといえない位置なのだ。
移動平均線の並び順がまったくダメだから、スイングプレイだと、これだけの銘柄があっても、確率の高いものはとても少ない。
20MAより下だと、20MAがレジスタンスとなってリバーサルを喰らってしまうことになる。
運よく上昇してもレジスタンスにぶつかって、あまり上がらない。
MAの上までギャップアップすると上昇したものもあったが・・
このようにダメなものもあるというように、かなり確率的に分が悪いといえるだろう。
こういうときは、ブレイクスキャンプロを使って、より短いタイムフレーのプレイで、リスクを下げることだ。
↑
30分マジッククロスギャッププレイ。
↓
見事な上昇だ。
さてそのあとは、30分ギャッププレイだ。
黄色いゾーンが、30分間のレンジ。
このレンジを抜けたらエントリーだ。
トレンドには関係がないプレイだから、こういう地合いにはぴったりだ。
チャートを見るとギャップアップ後、ロングサイドへのブレイクアウトに失敗し、パニックが起こり、ギャップを抜けて下げている。
トレンドに関係のないプレイの場合、こうしたパニックを利用するわけだ。
これも30分ギャッププレイ。
黄色いゾーンは表示していないが、30分間の高値を超えたらロングだ。
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