990730 Fri.
ダウ
上のサポートラインを下抜くと一気に下落。
中のトレンドラインに頭を押さえられて上へ行けない。
下のサポートラインを下抜けて最後は急落。
利上げの心理不安が強いようだ。
ナスダック
NASDAQは、朝の上昇だけがいいところだった。
抵抗線を抜けると下落。その後ボックス圏で推移。
下の抵抗線を抜けて最後は下落。
マイクロソフト ・ MSFT
今日のマイクロソフト
上の抵抗線を抜けると下落。下の抵抗線の抜けて終日ダウントレンドというパターン。
去年も7月の終わりは弱かった。季節的な要因か?
年間チャートも見ておきましょう。
50日移動平均線へまたヒット。
サポートライン(平行線)を割ってしまった。
反転をまって、我慢の時です。
昨日、スウィングでトレードする場合は、十分注意してくださいと書きました。DTなら一日一度はチャンスはありますが・・
ナスダックはどうでしょうか。年間チャートです。
サポートラインのすぐ上です。下へ抜けるとさらに下がるが、さて反転できるのか?
さて、ではアメリカンオンラインなどのネット株を見てみましょう。
ダウントレンドに入っています。
サポートラインも割りました。
次にアマゾンです。
サポートラインを割れば、さらに下がりそうですが、下がないように見えますけれど、それでも100ドル。
ヤフーも同じようなパターンです。
かなり前から、トレードを避けなさいと繰り返してきました。
乱射事件で、犯人は4月末にトレードをしなくなったと報じていますがこの3月から4月の上昇相場で手を出して、塩漬けになっているとすれば、乱射したくなる気分になるのはよくわかりますが、しかし乱射はいけません。
200ドルあたりの高い所で1000株買って塩漬けになれば、10万ドルの損失です。100株でも1万ドルのロス。
きちんとトレーニングを受けて理解していれば、長期保有としては絶対に買わない銘柄です。
チャートを見て、すぐにロスカットをすれば、こういうチャートでも何も問題はないのですが。
コーナーを早く曲がろうとすると、ほとんどの人は、オーバースピードでコーナーへ突入して、ブレーキをかけながらコーナーを抜けようとして、スピンをする。
しかし、トレーニングを受けている、プロのドライバーは、コーナー手前で十分に減速して、コーナーは加速をしながら脱出する。
雨などでコンディションが悪ければ、その違いはさらに大きいものになる。
運転であれ、スキーであれ、何事もきちんとした基本を習う事が上達への一番の近道なのではないでしょうか。
自己流思いこみは怪我のもと。
トレードは、ポジショントレードだから安全で、デイ・トレードだから危険といった単純なものではない。
いい株だから長期投資では必ず上がると考えるのは、幻想以外だということがよくわかります。
4月始めには、ほとんどの人がいい株だと思ったからこそ、ネット株はあそこまで上がったのだという事実を、忘れてはなりません。
失敗することは何も問題はありません。
繰り返すことが問題なのです。
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