990726 Mon.
ダウ
下値抵抗線の多いチャートでした。NASDAQと比べてください。
ナスダック
NASDAQ。依然ダウントレンドが続いています。
では、いつまでダウントレンドが続くのでしょうか?
後でこの解析をしてみます。
マイクロソフト ・ MSFT
今日のマイクロソフト
ズルズルと下げ続けているマイクロソフト。
いつまでダウントレンドが続くのか?
では、NASDAQの年間チャートを見てみましょう。
一番上の下値抵抗線を今日は下へ抜いてしまいました。
そして、50日移動平均線(斜めの線)へヒットしました。
さらに2本目の抵抗線にもヒットしています。
以前の下落傾向を見ると、この50日移動平均線にヒットしてから反転しているケースが2月に1度あります。
その後、3回はさらに下げてから反転して上昇へ転じています。
5月にはヒットして反転。
6月は大きく下へ振れて反転しています。
下げたとしても、一番下の抵抗線あたりで反転するのではないかと見ています。
細かい部分が見にくいので、ここ3ヶ月のチャートを表示します。
明日、ブルーのキャンドルスティックが出るかもしれませんが、だからといって、このままきれいな形で反転して上昇すると早合点して、あわてて買いに入ってはいけません。
下の抵抗線を下抜けするかもしれません。
底で買おうとしてはいけません。
上昇トレンドを確認してからでも遅くはありません。
底で買えなかったら上昇分は、損をしたように考えるのではなく、とれなかったその分を、保険と考えるのです。
上がれば、しまったと考えずに、下がらなくて良かったと考えることです。
保険をかけずに、あわてて買わないことです。
あわてる乞食は、もらいが少ない。
さらに細かい検証をする場合は、ダウの長期チャートとも照合する必要がありますし、上昇に転じてからトレードしようと考えている、ターゲットの個別銘柄も、こうした分析が必要です。
このダウントレンドが終了して、上昇に転じたときは、安全に利益をきちんと出すことができる、大きなチャンスです。
逆に、このあたりで、ショートを考えている人は、気をつけないと上昇トレンドで大きく上へ運ばれてしまい、大きな損失を出す危険性があります。
990726 Mon.