990723 Fri.
ダウ
見事なダウントレンドでした。
ナスダック
NASDAQ。横線のサポートラインが不足していますね。
また斜線のトレンドラインは、あえて引いていません。
画面右側を紙で隠しながら、どの程度予想できるかを、練習してみることをお勧めします。
マイクロソフト ・ MSFT
今日のマイクロソフト
ついに90ドルを切ったマイクロソフト。
では、NASDAQの年間チャートを見てみましょう。
上がNASDAQ、下がマイクロソフト。
よく見比べてみてください。
必要なサポートラインは引いてあります。
勘ではなく、チャートで読めないと、いつまでたっても、安定した利益は出せません。DT、スウィングトレードに関わらずです。
私はチャートで読めない銘柄には、一切手を出しません。
しかし、チャートがうまく読めないときはどうすればいいか?
一定の規則性のある銘柄を探す事です。ボックス圏で動く銘柄です。
上がりそうな銘柄を探すのではなく、規則性のある、つまり突発的な動きというリスクの少ない銘柄がいいでしょうね。
特にスウィングでは、突発的な下落リスクを避けることが大事です。
ペーパー・トレーディングを十分に積む事は非常に大事です。トレーニングを受けても、このペーパートレーニングが不足していると、やはり安定した利益を出すことができません。それより、ロスカットをしなければならないケースが増えます。
例えば、ボックス圏で動く銘柄を、シミュレーションで、スウィングトレードをやってみることです。
それを4週間続けるのです。そうして利益が出せなければ、実際のお金を出すトレードをやっても同じ事です。
株式市場は、どこへも行きません。いつでもトレードはできるのですからあせらずに、十分なシミュレーションを積むことです。
自分の実際の投下金額についても、ポートフォリオを組んでこれもシミュレーションでやってみるのです。
これなら失敗して破産しても、紙の上だけですからね。
スウィングなら、特別なツールも、生活を乱すような拘束時間を割くこともありません。
こんな簡単で、基本的なことをやってもみないで、儲けようというのは、虫が良すぎるのではないでしょうか。
儲かりそうな銘柄を、探し回る姿勢でトレードをしても、長続きはしません。精神的に疲れ果てるだけです。
もちろんこれは一つのやり方で、他にも成功する方法はあるかもしれません。しかしこの方法は、実際に効果があるから、薦めているのです。他にきちんと説明できるセオリーをもつ方法があれば、ぜひとも教えて欲しいですね。
ということで、波乱の1週間が終わりました。
みなさん、良い週末をお過ごしください。
990723 Fri.