Boot Camp Report Week 1
990507 Fri. U.S.A
> 990508 Sat. Japan
Nさんのコメント。
早くも、1週間。
面白いですよね。いっしょに習っている連中、
すごく賢そうです。
そうすると、3割落ちるとしたら、誰が落ちるのかな
という感じです。
自分は、経験上落ちない(居眠りしても)自信があるの
ですが、どうでしょうか。
皆、マスターのスピードが早いのでどうでしょうか。
でも、だいじなのは大局観。
これが、悪いときにはどうしょうもないですから。
それと「オープン主義」も大切です。特に、日本の人は
この情報は「おれだけのもの」という人は気をつけて。
ドンドン教えてくれる、Tさんに感謝。
ウインクしてくれるアメリカ人に感謝。
バス待ちの「ハロー」といってくれた女子校生にも感謝。
今日は、何と自転車に乗って登場。健康的ですね。
Tさんの感想
トレーニング Day5
第一週の最後の日が終わった。
あっという間に五日が過ぎてしまった。日本とアメリカ
では時間の進み方が違うのではないだろうか。
今日は今週の復習という感じでした。一人づつ前に
出てスクリーンに接続されたトレーナ用のPCに向かい、
売買の課題を与えられてテストされる。好きな株を
やってみろと言われると、皆さんAOLになる。
スプリットの噂が絶えないが、以前のDELLの人気が
そのままAOLに移った感じだ。日本の株にも興味を
持っていて今朝は任天堂の話題を振られたが
ぼくは何も知らなかったので教えてもらった。
チャートを見ながら解析のやり方も少し説明された。
株価変動の中でハッキリとパターンが見えてくる株がある。
チャートの中に自由に線を引けるツールが付いていて、
多様なパターンで引ける平均線などと合わせて次ぎの
瞬間の予測を立て、売り、買いを判断。間違ったら即、
ロスカット。
トレーナの言葉、「トレードはアートだ、クールにやろう」。
トレードはサーフィンと同じだ。波を予測し、良い波を
見極めて乗っかる。失敗したらすぐ降りて次ぎの波を
待てばよい、むきになってつまらない波にしがみ
ついたら負け。波は延々と続く、チャンスも無限にある、
芸術的な波の到来を待ち伏せするのがクールなのだ。
海岸はナスダックだけではない、日本の店頭海岸や御宿も
結構いけるかもしれない。波の読み方をマスターすれば
世界中の海岸でクールに決められる。
"Do not think about money. Focus to trade!"
ちなみに、このトレーニングは専門的な波の読み方を
マスターするトレーニングではない。キャンドルチャートは
米国でも好んで使われていて、大昔に日本で開発された
ものだと言う事も知られている。
僕は日本に帰ったらチャート分析の勉強をきちんとしようと
思っています。
990506 Thurs. U.S.A
> 990507 Fri. Japan
Nさんのコメント。
DAY TRADEの秘密
DAY TRADEは、必ず儲かる。
その秘密は、「Bid」と「Ask」にある。
買い手と売り手のバランスを見て、1分から5分で
勝負する。
90%買い手がおり、売り手がいるのだから失敗するの
がオカシイぐらいだ。
とは言っても、人のやることトレーダーも肉体のリズム
と精神のリズムがある。
月間目標を設定し、達成すればそれがゴール。
あまりきついことをやる必要はない。
ちょっと補足します「必ず儲かる」という発言ですが
そういう気がするほどインパクトを受けたという意味
でしょう。多分。
Tさんの感想
トレーニング Day4
実際の相場の動きの中で架空の売買を行う練習を
しました。MSFTを1000株マーケットプライスとか、
INTCを$60でショートとかとにかく思いつくままに買い、
売りの練習。
その後リテールでの4種類の売買方法、ホールセール
での4つの売買方法、合計8つのトランザクションを
使って売買するよう課題を与えられ練習。
実際には八種類もの方法を使うわけではないそうだが
状況に応じて最適の方法を使えるようにしなければ
ならないらしい。
ちなみに普通のDatekなどのオンライントレードでは
選択の余地はなく、決められた方法でしか売買できない
との事。この8種類のトランザクションの概念は非常に
理解に苦しんだ。
その他にチャートやレベル2情報画面のカスタマイズ
などの説明。とにかくフレキシビリティーの高いシステム
なのでこんなのが見れたらいいなと思うものはほとんど
作成できる。
反面、出来合いのテンプレートが用意されていない
ところがプロっぽい。
ぼくは2週間で終わらせる予定でいる。
まだストラテジーの話がまったくでていないので
少し焦りを感じる。
1時にトレーニングを終えたあとハッチさんなど皆さん
と和食のレストランで昼食。
ぼくとNさんはカツ丼。あまりの量の多さに半分しか
食べれなかった。
ホテルは便利な所にあるためNさんは自転車を買うこと
になった。ハッチさん、YさんにCostcoに連れていって
もらった。
Nさんは2人乗り用の自転車はないかといっていたが、
一緒に乗ってぼくにエンジン役をさせようとしてるに
違いない。
前後サスペンション付24段変速のかなり高級な
マウンテンバイクが$260。
次ぎにKマート、10段変速のMBがなんと$69.
Nさんは高級タイプ、$79のMBを購入。
明日から自転車通学?
坂が多いし距離はありますが、いい運動にはなります。
10段変速だから大丈夫ですよね?
990505 Wed. U.S.A
> 990506 Thu. Japan
いよいよ今日から、ディスプレイで各種の指標など
の操作方法をトレーニング。
Nさんは英語で苦戦。Tさんが助け船。
Nさんのコメント。
昨日、今日の相場は大変でした。
私は、ディトレだったらいけるかもしれない。
そういう感触があります。
しかし、それは米で1日起きててのこと。
でも、プロになるのでしたらそれは当然のこと。
厳しいですね。
日本でアメリカ時間に合わせるのは大きな課題
ちょっと表現が少なすぎましたね。
日本でトレードするときは、夜の11時頃やっているの
ですが、12時になると丁度寝る時間ですよね。
だいたい、23時30分頃に勝負がついているので、
いいんですが、24時以降は明日のために睡眠時間
が少なくなります。
子供との遊びもあるし。
今日のように、後半は反発だと、丁度お休みタイプ。
これじゃチャンスを逃がしてしまいます。
こういう意味なんですが、皆熱心にやると睡眠不足に
なってるようですね。
Tさんの感想
トレーニング Day3
朝5:30に起きてNさんとオールテックへ向かう。
途中スターバックスでカフェラッテを買う。
Nさんはいつも「オートバックス」へ行こうと言うが
どうしたものか。
お店でばったりハッチさんとお会いした。
いつものコースらしい。お勧めのブドウパンを買って
朝食にする。トレーニングは6:30から開始。
本日はATTAINシステムを実際に動かして画面の
カスタマイズの方法と売買を自分で行った。
さらに8種類のトランザクションについて学んだが
これが良くわからなかった。どのマーケットメーカが
SOESでどれがECNでとか、なんの意味があるのか?
良く復習して明日質問する事にした。システムの操作
自体はWINDOWSのアプリケーションと共通だ。
これまでの3日だけで判断すると、このトレーニングは
かなりハードルが高い。まず英語の壁。2年以上の
留学経験やビジネスで鍛えた人でないとついて行け
ないと思う。
あとパソコンを使いこなすのは当然の前提条件に
なっているようで3日目からはPCを使っての超高速
講習だが、WINDOWSに共通の基本操作の説明は
ない。もちろんここは自由の国アメリカなので、わから
なければガンガン質問していいのだ。
しかし、英語、パソコンの不得意な場合、質問のスキも
ないスピードでトレーニングは進むのだ。
トレーナは朝からタコの話を繰り返す。
日本語のタコだ。昼にすしを食べることになっていた
ようなのだ。昼休みは通常10時前後だが、今日は
12時近かった。トレーナの腕時計が止まっていたのだ。
彼はそれを知らずにすしを食べていた。おかげで残り
わずかの時間で超超高速講習になったのだ。
彼は重要な事はみんなに復唱させる。小学校の
授業のようだ。今日は "Green is not time to buy."
スピードメータとよばれる画面でS&P100の全銘柄の
取引が逐次スクロールして表示される。
表示スピードが速すぎて個々の株価を見る事は
できない、これは全体の流れを見るためだ。
ティッカーがグリーンの銘柄は株価が上昇していて、
赤は下降。全体がグリーの傾向のときはみんなが
買いに行っているとき、みんなとは彼の定義では
投資人口の80%を占める損をする人たち。
グリーンになる前に買えということだが、たしかに
今日の後半の値上がり前に彼は買いのチャンスで
あることを断言していた。
みなさんもどうぞ、"Green is not time to buy."
Day3 その2
トレードで失敗しない方法とは月間でも数%の利益
しか狙わない超低リスク投資かもしれない。
3000万円の資金なら5%のリターンで月150万円、
年1800万円。生活だけを考えた場合、十分DTを専業と
して行ける線ではないだろうか。
これくらいの線を狙うのであればリスクをコントロール
しながらDTを長期で継続する技術を身に付ける事は
可能かもしれない。
これまで月20%以上のリターンを考えていたが、この
3日間で少し考えが変わった、確かに儲けることより、
損しない事の方が遥かに重要なのだ。
これまでの自分の売買はデタラメだった。それでも
儲けを出せたのはたまたま相場が良かったおかげ
なのだ。十分な研究の末にチャンスを待ち伏せして
その瞬間を捕まえる。これまでの相場に振り回されて
の売買から脱出できるかもしれない。
ギャンブルとトレードの違いとはこんな意味だろうか。
990504 Tues. U.S.A
> 990505 Wed. Japan
今日は、NASDAQレベル2ウィンドウを
中心として、講義がすすんでいるようです。
TさんとNさんのコメント。
昨日の講義と重なる部分があるようで、説明をする
人が昨日と違うということも影響しているのでしょう。
受講者からの質問が多いので、なかなか前へ
進まないとのこと。日本人としては、わからなければ
後で本でも読めばわかるし、質問をして時間をとる
ことで他の人に迷惑がかかるのではないかなどの、
日本人独特の細かい心遣いをするという側面も
あって、アメリカ人との姿勢の違いがあるようです。
レベル2ウィンドウは、他のたとえばDATEKや
ETRADEなどにはないもので、普通のトレーダー
には馴染みが無く、また最も違う部分ですから、
教える方としても、重点的になるのでしょうね。
ついにパソコンがホテルへ・・
Nさんが無事パソコンをホテルの部屋へ設置
されたようですね。情報砂漠状態からの脱出!
早速コメントをアップしていただいたようですが、
やはり体験者のインパクトは強烈。
私も時々、トレーニングルームを覗いています。
今日は時差ぼけコックリがなかったようでした。
今電話したら、二人とも話中。これはネットだな。
Tさんがアップされた掲示板から引用させて
いただきます。
↓
All Teachのトレーニング2日目を終えました。
今のところ日本語でも出版された
”これが電子デー・トレーダだ!”に書かれている
ような基本の講義。
文章にしたらA4で5ページ分くらいの話を2日かけて
言っているような気がするが、フィロソフィーを語る
部分が多く、損をしないための考え方を叩き込もう
という魂胆のようだ。
結構地道で堅実なやりかたのようだ。
やっとレンタルパソコンを手に入れてホテルに設置。
パソコン屋さんでISPもやっているのでそのサービス
込みでとても安い。あまりの安さに多くの行き違いにも
文句を言う気になれない。
ホテルの部屋には当然のごとくPC用の電話端子有り。
市内通話料は無料というありさま(ホテルのサービス)。
日本にいるとネガティブなUS情報が目に付くけど、
ここベルビューはとても生活しやすいところ。
同じトレーニングに15人が参加している。
多くは地元人で家からの通い。
ホテル住まいは日本人2人とカリフォルニアからの1人。
カーネルサンダースのような地元の60歳のおじさんと
Nさんと10時の休み時間にマックへ行った。
ソーセージエッグマフィンのセットをオーダ。
日本の方がおいしいかもしれない。
そのおじさんの友達はすでにオールテックでトレードを
始めていて収入がこれまでの3倍になったそうな。
カーネルおじさんはもうリタイアしているのか聞いたら、
私は死ぬまで現役、死ぬときはシューズをはいたままだ。
とのこと。
せっかくなのでオールテックの営業妨害にならない
範囲で今日学んだポイントを紹介します。
ギャンブルとトレードの違いはリスクのコントロールを
自分でマネージできるかどうか。
パチンコ屋で台を選ぶのとは違うレベルでトレードは
リスクのコントロールを必要とするらしい。
危ない橋は渡らないということのようだ。これって書いた
ものを読んでも多分伝わらないでしょう。
唾をとばしながら力説するトレーナの信念はその場に
いないとわからないのだ。
場所柄もあるかもしれませんがシアトルのとなり街の
ベルヴューの人たちはとても余裕のある感じがします。
カリフォルニアの活気とは違った上品さというか大人の
静かさを町並みと人から感じます。オールテックの
トレード室も図書館のように静かでオーガナイズされ
皆さんCOOLにトレードしてます。
ガツガツしてないと言ったらいいのでしょうか。
ハッチさんやもと新聞記者のYさんもそんな
ベルヴュー人のひとりだと思います。今回私も含め
2人の日本人がオールテックのトレーニングに参加
していますがハッチさんたちはオールテックの社員
でも勧誘員でもなくまったくのボランティアで手取り
足取り親切に助てくれます。
ぼくが次ぎのトレーニング参加者を紹介すると
手数料が入るというようなシステムでもありません
(念のため)。
この2日間のトレーニングでしつこく説明された物に
レベル2の情報の見方がありました。
これはBid(買い)とAsk(売り)のマーケットメーカ名と
ボリュームが一覧になって表示される機能。
この情報から特定銘柄の流れを読み取り次ぎの
一手をきめるための一つの材料にします。
それからオールテックで使用しているシステムは
多様なオーダ方法がありマーケットメーカを指定して
注文をだすこともできるそう。売買の確定も早い、
10秒程度で結果が表示される。Suretradeなどを
使った場合、日本からのネットの通信スピードの
問題もあるが数分かかるというのは命取りだ。
ほかにもチャート各種、解析ツール、使い切れない
ほどの情報提供機能をもっているようだ。
このシステムを日本からでも使えるようになるのは
うれしい。クオートコムのQCHARTを契約していた
けど、こんどのはスケールが違う、これまで竹やりと
気合+直感で勝負していたところに、近代戦の
武器を手に入れたようだ。
ギャンブルからトレードに変われる直感?がします。
続いて、Nさんがアップされた掲示板から引用させて
いただきます。
↓
見方が違うトレーニング
私の予想したシステムとは、外見が大きく違う。
でも、本質は同じようだ。株の見方が更に繊細のようだ。
今まで、これだと思ってするすると上昇するときの快感、
あれはよい。でも、トレーダーとなるとちょっと違うみたい。
その本質を身につけるためのトレーニングだ。
ビックリしたのは、高校生か大学生か知らないが
真剣な顔して「トレード」しているのには仰天した。
いまは、サラリーマンのトレーダー化、職業だった人の
トレーダー化、学生のトレーダー化と変化が激しい。
でも、7割が落ちこぼれるとのこと、自分は3割の方と
思わねば。
990503 Mon. U.S.A
> 990504 Tue. Japan
今回の5月3日からのデイ・トレーディングの
トレーニングつまりブートキャンプですが、
参加者は15名。朝のレポートでは13名でしたが、
遅刻が2名だったため、15名が正式?な人数
ということになりました。
このトレーニングは今回、トレーニングルームの
部屋の壁を奥へ移動して、まだパテで埋めたあと
のペンキも塗っていない状態で始まりました。
その壁が移動されたつまり、狭くなった部屋で
サイトのテストをしていたのですが、そこもまだ資材
が置いてあるため、今日は、オールテックの
スタッフの部屋に間借り?していました。
ブートキャンプへの参加を検討しているという人達
の訪問も多く、部屋は満杯。
トレードフロアも狭く感じるほどです。
新たに15名増えるのですから、駐車場も一杯。
オールテックにすれば、うれしい悲鳴でしょうね。
時差ボケの睡魔が・・
Tさんと、マーケット終了の1時間前くらいに、
オールテックのキッチンでばったり。
眠気覚ましのために抜け出してきたとのこと、
そこでちょっと感想を聞きました。
猛烈な睡魔・速い英語は絶好の子守唄
カリキュラムの展開は、予想していたより、
早いペースだそうです。
NASDAQやSOESなどの一般的な説明が
中心のカリキュラム。
英語>半分くらいはわかるが、とにかく喋る速度が
速い。まったく遠慮の無い(当然か)早さで喋る・・
眠いのはどうしようもないですね。
宿泊のホテルは、ここです。
↓
http://hesjapan.com/report/EXTSTAY/Extstay.htm
Boot Camp Report Week 1