3 Days Seminar at Long Beach
プリスティーン の 3 Day セミナー・レポート
米国西部時間・99年10月30日(土曜)
Diary at Long Beach in California
今日は朝から非常に天気がいい。
宿泊しているマリオット・ホテルを出ると抜けるような青空だ。
マークは、ここロング・ビーチをとても気に入って、住みたいなあと盛んに繰り返す。今、そんなことを言われても困るけれど・・抜けるような青空で天気がよく、暖かい。これだけ天気がと気分がいい。3人とも朝から軽快な足取りで、フォーシーズンス・ホテルへ向う。マークは昨夜のレストランでのプリスティーン・スタッフとの話しに興奮してよく眠れなかったという。
ホテルのそばには、写真左のような、メリルリンチのオフィスがあるファイナンシャル・センターなどがあるから、リッチなリゾートの雰囲気とあいまって、とても魅力的なエリアだ。
ホテルへ近づくと、写真右のような、南国らしいヤシの木?などがいたるところにあり、シアトルとは雰囲気が全く違う。すでに、雨季?に入りかけていりシアトルへ長い間住んでいるマークが、ここへ住みたいという気分はなんとなくわかる気がする。
ここが、フォーシーズンス・ホテル。外はそうでもないように見えるが、中はとてもゴージャス!
アンソニーさんが昨晩レストランで、「明日はもっと広い部屋でやるよ」と言われていたが、なるほどセミナー会場へ着くと、さらに広い場所へ変更されていた。
セミナー期間中は、写真のように、軽い朝食が用意されている。
昨日より遅めに会場へ着くと、フロントで、オリバーさん・グレッグさん・アンソニーさんご一行とバッタリ出会う。挨拶を交わして、ホテル内の会場へ向かう・・
今日の会場は広い!
写真の人物と比べると、広いことがよくわかる。
左後の白いテーブルは、我々やスタッフ用に用意されているテーブルだ。
写真上>中央奥が入り口、その前では、副社長のグレッグさんが受講者に取り囲まれ、質問攻め!にされていた。
2日目は、トレンドラインの見方から始まり、ボリュームと株価の関係・各種の指標の使い方、そのコンビネーションによる、「プリスティーン・セットアップ」と呼ばれている、確実な利益を生み出すための、エントリーポイントの見つけ方、などについて、例をあげながら、セミナーはどんどん進む。
私は、日本語セミナー開催時に、このレベルのテキストを何度も読み、またマークさんからもあらかじめ、教えられていたから、ある程度は理解していた。
が、このセミナーを始めて体験し、改めて、このパワフルで、ある意味では信じられないほどのポテンシャルを持つ、トレーディング・テクニックに驚き、また感動した。
何故、プリスティーンメソッドを身につけたプロフェッショナルが、何故常識からは考えられないような、利益を叩き出せるのかが、よく理解できる、シンプルで理論的にも納得できるプログラムだ。
これは本当に凄いことだ。こういうことを、これだけの説得力で、教えることができる技術を持っているというのも、またスゴイことなのだが・・
ある程度トレードの基礎を身につけ、実際のマーケットを体験しているレベルの受講者なら、このプリスティーンセミナーを通じた教育システムが、計り知れないほどの価値を持つことが、よくわかるはずだ
マークが、今年の春にこのセミナーを受講して、その後のトレードでパフォーマンスを倍増した意味が、このセミナーを通してよくわかった。
ジェスもオリバーさんのセミナーは素晴らしいと絶賛。
こういうものが、世の中には、あるのだなあ・・(笑)
写真左>一番手前が筆者の席
写真右>マーク(凄いだろ) ジェス(凄過ぎる!)なんてことを、言ってるのでしょう。(笑)
今日は会場の都合で、朝9時から午後5時までだったが、昼食と2回ほどの休憩をはさんで、オリバーさんは、一人で熱弁を奮われているが、すごいエネルギーだ。伝えたいことが「どんどん、湧いてくる」といえば、よくわかるだろうか・・
写真左 > 会場の後ろにセットされた、6モニターのシステムには、TVチューナーが組み込まれ、TVを見ることもできる。
写真右 > システムを使うマークと、とりまく受講者のみなさん。
休憩時間になると、座って説明するグレッグさんの周りには、このとおりの人だかり・・
右端がシステムを販売されている、アレキサンダーさん(ロシア出身)
彼もトレーダーだ!
オリバーさんのセミナー中に、システムを使う・・グレッグさん
筆者も人だかりのないうちにと・・システムを・・
上の写真は、システムを販売されている、アレキサンダーさんに撮影していただいたが、SONYのMAVICAには、プリスティーンのスタッフのみなさんもスゴイと絶賛! 何といっても、撮影してすぐに見ることができるという点がインパクトを与えたようだ。(笑)
こういうところは、アメリカはローテク?!(爆)
昼食は、スタッフ用のテーブルでご一緒に・・
左より、マーク・アンソニー・オリバー・グレッグ・ジョージさん
この日の昼食後に、オリバーさんが、プリスティーン・ノースウェスト店のオープンを告知され、我々スタッフの紹介をしていただいた。
スピーチをする、マーク(写真左)
写真右>オリバーさんとアンソニーさんは、ジェスの歌を聞いて
こういう表情をしているように見えますが、そうではありません。
スピーチをするジェスです。(笑)
筆者のことも、オリバーさんが突然話されたのにはビックリ。いきなりだったので写真はありません。残念。(笑)
オリバーさんは、本がベストセラーになったことを含め、日本でもTOKYO支店を考えている旨を発言され、プリスティーンが、全世界での展開を計画していることを示唆されたのは、嬉しい驚きだった。
食後でよかった。(爆)
オリバーさんは、Viacom Inc. (WEB)で4千万ドルのヘッジファンドを、2年半運用され、1年目は、48%、2年目は34%、一日あたり、15万ドル(1,600万円)を稼いでいたという。
マーケットメーカーの買い方は、7ポイントくらいの価格帯幅で、2万株単位くらいで買うというやり方をする。
そのときの年収は4万ドル(420万円くらい)・・月3千ドルくらいだたという。
雇われていると、仕事が仕事なもので、どうしても、家庭がないがしろになる。そこで、この仕事をやめて、自分でトレードをすることにしたという。
プロとしての、経験もあるから当然のことだろう。
元手の4万4千ドルをもとに、DTを始めた初日に、途中まで4千ドルの利益を出していながら、欲を出して2万ドルのロスを出したという。
翌日も2万4千ドルというように、負け続けたという。
このように、プロのファンドマネージャが、企業の大資本で行うトレードと、個人がトレードするいわゆるデイ・トレードは全く違うものなのだということだ。
こうした試練を乗り越え、プリスティーン・メソッドという完全にオリジナルなトレード方法を、副社長のグレッグ・カプラ氏と作られたという。
まさに個人のトレーダー向けのトレード方法だが、これがプリスティーンの教育メソッド。今後ブローカーは、トレードの場所を提供するだけでなく、個人のトレーダーが利益を出すための、教育を含めた様々なサービスを提供できないと生き残ることはできないだろう。
ソリッドな利益を出せるメソッド教育と、時間がない人のための、有望銘柄提供という情報サービスが、これから不可避なものになる時代がすでにやってきている。
全米から75人近くの経験のあるデイ・トレーダーが集まった、この講習を目の当たりにして、日本との格差に戦慄を覚えたというのが、今のところの正直な感想だ。
この上級者用のトレーニングが、どれだけパワフルかというのを、明日のレポートとして、お届けします。
どうだい?すごいセミナーだろ? とアンソニーさん
続く・・
3 Days Seminar at Long Beach