Bollinger Band
ボリンジャーバンド
チャート分析の世界では、ボリンジャーバンドはとても有名です。
John.A.Bolinger が考案したこのボリンジャーバンド、意外ときちんとした使い方を書いたものがありません。
「バンドウォーク」「スクイーズ」という言葉をご存知でしょうか?
日本のネットで検索してみましたが、きちんと説明しているサイトを見つけることができませんでした。
さらにいえば、用語さえも見つけることはできませんでした。
ですが米国のサイトを探すと、ボーリンジャバンドを考案したご本人のWEBに The
Squeeze including The Head Fake というように記述が見られる。
How Bollinger Bands
predicted Amazon's moonshot
ここには、チャート入りで掲載されています。
さらにここにもあ
ります。
だがボーリンジャーバンド単独での利用で、明確なエントリーポイントをピンポイントで示唆できないことは、ボリンジャ本人が明確に指摘しています。
次にいくつかの例をご紹介しましょう。
アッパーバンドやローワーバンドを移動平均線として使う方法は、誰でも考え付くプレイでしょう。
緑のマークが買い、赤のマークが売りの位置です。
ローワー・エンベロープをサポートとして利用した、15分チャートでのプレイです。
1000株換算で約2500ドル以上の利益が可能な例です。
これも同じようにローワー・エンベロープを利用した、15分チャートでのプレイ。
1000株換算で約1200ドルのの利益が可能な例です。
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ギャップが大きすぎるし、エントリーが早すぎるでしょうか?
理由は下のチャート。
スクイーズ + へッドフェイク を利用したプレイです。
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理由は下の15分足チャートです。
ブンブンブンと、ローワーエンベロープのエッジを利用したプレイです。
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2回に分けて、売りのパターンです。
理由は、下の15分足チャートでのへッドフェイク。
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日本株でもボリンジャーバンドを使うと、トレードにより高い信頼性を与えることができます。
スクイーズ・バンドウォークの応用プレイです。
脱出ポイントを見れば、「バンドウォーク」を利用していることがわかるはずです。
「スクイーズ」がよくわかるチャートです。
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ここから下のチャートは、他の抵抗線などを複合した条件を加えたもの。
バンドウォーク・スクイーズがよくわかるように、5分チャートを使った表示です。
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ギャップとボリンジャーバンドを応用したプレイです。
バンドウォークでアッパーバンドに沿って上昇。
さらにローワーバンドには一切触れずに上昇しています。
中央のラインがサポートになっています。
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「逆立ちプレイ」とボリンジャバンドを組み合わせたプレイです。
ギャッププレイとエントリーの位置は近いですね。
エントリー後の上昇パターンが、ちょっとハラハラしますが。
これはわかりやすい。
ローソク足のパターンに注意。
これも、単なる30分ギャッププレイではありません。
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日産自動車(7201) 神風リバーサル。
ボリンジャーバンドを組み合わせたプレイです。
3分足で見ると、前日終値を割った5本目あたりがショートポイント。
サポートを割ったらショートという単純なプレイでも、同じ位置でのエントリーとなるでしょう。
ブルーのゾーンが、ボリンジャーバンド独特の動き「スクイーズ」で、株価がどちらかへ大きく動く前兆です。
このケースでは上にギャップゾーンがあるから、サポートを割る位置に来れば、ショートサイドへ動くだろうということがわかるはずです。
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単純なギャッププレイに見えるかもしれません。
ギャップが大きかったり、どちらへ動くかがわかりにくい、いわゆる難しいマーケットでは、このボリンジャーバンドのスクイーズで、動くタイミングを計り、抵抗線でアクションのトリガーを引けばいい
でしょう。
下のチャートでは、最初のスクイーズで、どちらかへ大きく動くだろうということが推測できます。
ギャップアップがサポ−トとなった時点で、ロングサイドのエントリーです。
そして、上のバンドに沿って株価が推移する、「バンドウォーク」が終了すると、次の「スクイーズ」が出現。
シナリオどおりです。
「スクイーズ」が出現すると、どちらかへ大きく動くだろうということだから、サポートを切ったら脱出
というのが基本ルールです。
ですが、このケースでは上昇。
バンドウォークが終了した時点で脱出です。
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さて、あなたはボリンジャバンドで、ストーリー展開ができるでしょうか?
チャートやトレンドツールは、Real
Tick というソフトを使っています。
Bollinger Band