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Mon.
ナスダック総合指数
二日間のイントラデイ10分チャート
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ナスダック総合指数のデイリーチャート
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40日移動平均線がレジスタンスとなって、頭を抑えられているが、さて明日は上へ抜けるか?
ダウ指数
二日間のイントラデイ10分チャート
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ダウ指数のデイリーチャート
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ダウも40日移動平均線に近づくに従ってレジスタンスとなっているようだ。
Today's Tip
マーケットは軟調なスタート。
S&P500はNASDAQより弱い動き。
NASDAQとNYSEでは、出来高が通常より少ない中、売りが優勢していることから本日は一日中ダウン・デイが予想される。
良いニュースとして、これはパニック売りではないということから、マーケットが下げ渋っていることが伺える。
半導体が弱くNASDAQの下げを誘導している。
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半導体指数は、40日移動平均線がレジスタンスになって、上昇が止まった状態だが、さて明日はどうなるか?
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金融セクターはサポートで、下げ止っている状態だ。
一方、バイオテクと製薬株は比較的強い。
製薬セクターは、上昇した後、サイドウェイに停滞している。これから数日内にブレークアウトするかどうか監視。
VRTX(2週間サイドウェイに停滞)やPPDI(50移動平均線をサポートに)が有力候補。
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20日移動平均線を抜きにかかっている。
これから上昇トレンドに入ろうとするところのようだ。
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力強く、最後の100日移動平均線を抜こうとしている。
バイオテクセクターでは、GILD、IMNZ、MYGN、ENXN、CYTC、HGSI、ICOSにCEPHなどが有力候補としてあげられる。
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これから、3日前の高値に挑戦だ。
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さてこのレジスタンスゾーンを、上へ抜くと、100MA、200MAとレジスタンスが待っている。
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さて、ここで強く上昇できるかどうかがポイントだ。
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これも、40MAを抜くところだ。
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最後の100MAへチャレンジだ。
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これも100MAを抜けるか?
ABIは7ヶ月の停滞期間からブレークアウトしようとしている。
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炭そ菌への恐怖から、CPHDとAVANの出来高が増大している。
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炭そ菌のニュースで急騰。
エントリーしても長居は無用だ。
卸売セクターも、数日内に反発上昇するだろう有力セクター。
WMTやCOSTは強い。
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小売業セクターではこのようにしっかりした足取りの銘柄が見られる。
ODPは約2年間の長い停滞期間から脱出し上昇。
TGTは今朝、ギャップダウン後、売り一色。
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ターゲットは、全米にチェーン店を持つ総合小売店。
シアトルにもあり、時々お世話になっている。
MSFTは強く、ハイテクセクターの底値を支えている。
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LGTOにEBAYも堅調。
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ADVPは本日、最高値を更新した。
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今日の弱い半導体銘柄は、ALTR。
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CSGSやMRCYも軟調。
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INTUも下げているが、サポートでもある50移動平均線に接近している。
オイルサービスセクターは、プルバックしていることから、明日、または明後日にロングの可能性も!
APAやHALなどがロング有力候補としてあげられる。
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今日のギャッププレイ
チャートは Real Tick を使用
今日の神風ギャップは、2銘柄。
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昨夜の3DAYセミナーの最終日に、神風ギャッププレイを実際のマーケットで実演。
どのように銘柄選択をやるのかを、説明しながらエントリー。
選択の途中で、この時間帯はショートサイドの銘柄が多く、最終的に残った2銘柄のどちらをやるのか決めなければならなかったが、INTCを選択。
理由は、値段が高い銘柄の方が、値動きの絶対的な幅が大きいことが多いからだ。
喋りながらというのは、集中力が削がれるから、やたら忙しい思いをした。
黙って黙々とやる方が、うんと早くできるのだが・・
まあしかし、ショートエントリーのあとは、快調に下がったので、まずはよかった。(笑)
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セミコンダクターの指数を10分チャートで見ると、最初に大きく下げている。
代表銘柄のインテルが下がるのは、当然なのだが、この指数をチェックしながら神風ギャッププレイをするということはしない。
というより、神風プレイでは、そんなことをしている時間がないからだ。
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半導体指数とは違い、後半は強力な上昇を見せた、金融セクターの指数。
◆
30分ギャッププレイ
今日は、セミナー受講者の方からご質問をいただいたので、注意点をいくつかチェックしてみよう。
↓
ご無沙汰しております。
昨日は、ローソク足がさほど大きくなかったので私にとっては神風は入りやすい日でした。
csco,intc上手く行きました。
その後30分プレイをとBRCDを10.30分25.6ドルで買いました。
ギャップを超えたから。
しかし、落ちてきました。
この場合ロスカットを何処におけば良かったのか。
はじめの2本の高いところから直前のローソクの下に設
定したのですが結構持っていかれました。
おそらく資金によるのでしょうが初心者としてはもっていかれすぎと思います。
アドバイスをお願いします。
最初に問題点を挙げておきます。
ギャップを抜ける、ローソク足のパターンがよくない。
エントリーが遅い。
この2点に尽きると思います。
チャートを見ると、25.41ドルがゾーンの上側ですから、少し余裕を持たせて25.43ドルあたりが、プレイのエントリーのポイントです。
青い三角マークが、本来のエントリーポイント。
緑がエントリーされたポイント。
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何故25.60ドルでエントリーされたかはわかりませんが、多分前日の終わり付近にある高値のラインを気にされたのだと思います。
ですが、ここを気にするとエントリーが遅くなります。
このエントリーが遅くなったという違いだけで、100株換算で170ドル違ってきます。
ここが昨日の高値で、エントリーに影響すると考えるのなら、このライン(ゾーン)を完全に抜いてからエントリーするべきで、そうすると、エントリーのポイントは、こんどは早過ぎることになります。
30分ギャッププレイのルールには、前日の高値に関したエントリーの条件はありません。
こういう前日の抵抗線を気にし出すと、抵抗線というのはたくさんありますから、エントリーでできなくなってしまいます。
30分ギャッププレイはギャップの意味を考えて条件を設定してありますから、ギャップの前にある抵抗線を、エントリーの際に気にする必要はないのです。
ただし、これは30分ギャッププレイのエントリーに関してだけ気にしなくてもいいという意味で、他のプレイのときはやはり、こうした抵抗線には注意する必要があります。
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カットロスとなってしまった原因として、ゾーンを抜け、エントリーする時のローソク足のパターンが、すでに上昇の上限に来てしまっているという点が挙げられます。
ブンブンブンパでおわかりのように、株価の上昇は通常、ローソク足3本から5本続くと、反対サイドへ動きます。
上の図では、ブルーのゾーンに見られるように、4本から5本のローソク足が続くと、株価は下がっています。
エントリーされたポイントは4本目でローソク足が、すでに短くなってきています。
ですから、エントリーしたら、それほど上がらないのではないかと考えておく必要があります。
リスクを考えると、エントリーしないというのがベストなんですが・・
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通常、カットロスのポイントは、最初は@の位置で、もう少しロスを取れる人は、Aの位置になります。
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このように1分足で見ると、緑の三角の位置がエントリーされたポイント。
ブルーが本来エントリーする位置です。
エントリーするパターンがこの例のように、すでに上昇の上限に来てしまっている時にエントリーしてしまったら、カットロスのポイントの考え方を変えることで、ロスの幅を小さくすることができます。
一番上の赤い水平線のような、頭打ち状態になったら、脱出の用意をします。
この場合、青い2本の水平線のサポートゾーンを切った、赤い三角形の位置がカットロスのポイントです。
チャートやトレンドツールは、Real Tick というソフトを使っています。
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