0928 Fri.
ナスダック
ナスダック総合指数の二日間のイントラデイチャート
ナスダック総合指数のデイリーチャート
さて、このエリアが底となるのか?
もう少し様子を見ましょう
ダウ
ダウ指数の二日間のイントラデイチャート
ダウ指数のデイリーチャート
ダウはボトムを打って回復してきたような・・
Today's Tip
S&P500とNASDAQはともに上昇。
現時点でNASDAQは前日終値から1.7%高、S&P500は1.6%高。
Chart by Real Tick
NASDAQは本日の高値である1526を上回ることができずにいる。
3日前にも、その日の高値である1528を上回れず上げ渋った。
もしナスダックは、今日1日のトレードレンジ(トレード値幅)の半分より下で本日取引を終えた場合、レジスタンスエリアの崩壊とダブルトップが証明されることから、月曜日も下げ続ける可能性が極めて高い。
S&P500はハイテク株の比率が高いNASDAQよりは堅調だが、1998年の安値、1075のレジスタンスに接近している。
買われすぎの傾向にあった薬品株には、利益確定の売りが先行している。
金融株も引き続き強く、プルバックで一時下げる銘柄も多い。
石油と卸売セクターも比較的強い。
Chart by Real Tick
Costo(COST)やWALマート(WMT)、ターゲット(TGT)、オフィス・デポ(ODP)、ステープルズ(SPLS)などのディスカウントショップが積極的に買われている。
数日堅調だったヘルスケアセクターは一時休戦で、本日は小幅安。
しかしプルバック後に反発上昇する可能性大。
半導体は朝のセッションで5%近く急騰し、KLAC(前日は1日弱かった)、CNXT、MXIMにMCHPなどがダブルボトムを形成しようとしている。
しかし、強気マーケットに突入するためには、半導体セクターは以前として買い材料不足。
ソフトウエアメーカーのADVSは堅調に推移。
KOPNは、本日下げ渋っている。
IMNXは昨日、ブレークアウトしたが、本日利益確定の売りが目立つ。
DISHは大きな出来高の中、上昇していることから、ロング候補としてこれから数日間要チェック。
FCELとBLDPは朝方強かったが、一時停滞。
停滞後のブレークアウトを狙ってロングの可能性も。
ORCLも比較的強い。
JBLは5日前の取引量激増から、5日間経過した今でもゲインを維持していることから、更に上げる可能性も高い。
今日のギャッププレイ
チャートは Real Tick を使用
神風プレイ銘柄は発見できず。
30分ギャッププレイでは、よく登場するJDSU。
緑のマークの位置でエントリーすると、少し下がるところががり、そこを過ぎると大きく上昇した。
このように、エントリーしてから、少し下がるところでは、どこでカットロスを実行すればいいのかが、難しいように思えるかも知らない。
これにはいくつかの考え方がある。
次の1分チャートを見ると、緑のマークがエントリーポイントで、赤いマークが売りのポイント。
エントリーしたローソク足のひとつ前のローソク足の始まり値では、ロスを取る幅が小さすぎることがわかる。
こんな位置で、損切りをしていたのでは、年中損ばかりを出すことになる。
利益を出せない人は、こうしたロスを取るポイントの設定がまずいことが多いのだ。
こういうケースでは、もう一つ手前のローソク足、つまり「損切りポイント」という矢印の位置に、サポートがあるのがわかるはずだ。
ここまでの幅は、1000株相当で、100ドルもない。
これくらいのロスを取れないようでは、トレードすることはできなくなってしまう。
かといって、大きなゲインを狙えば、カットロスで出す損失が大きくなる。
このあたりのバランスが大事だ。
次の例での利益は、1000株換算で500ドル以上あることがわかるが、これは、エントリーしたローソク足の安値のしたあたりが、カットロスのポイントだ。
このように柔軟に対応できるようになるためには、十分なペーパートレードの経験をつんでおくことが大事だろう。
ペーパートレードで利益が出せなければ、本トレードで利益を出すことは、不可能だろう。
米国株価速報掲示板WATCH
先物状況 01/9/28
(金) 22:17
SP 500 +6.80
DOW +41.00
NASDAQ +10.00
寄り付き Big Mover
01/9/28 (金) 22:37
上げ銘柄
MRVL +1.53, BLDP +1.36, AEOS +1.31
MLNM +1.25, XOM +1.08
下げ銘柄
GNSS -1.65
L-3 Communications (LLL)
01/9/28 (金) 23:00
9月17日の頂点と、9月21日の高値を結んだトレンドラインからブレークアウトとの展開となっている。
現在、少し売り物が出始めているが、再度のイントラデイハイ挑戦に期待したいところ。
LLL: 87.30 (+0.30)
Allstate Corp (ALL) 01/9/28
(金) 23:17
二番目のレジスタンスをクリアし、ギャップゾーンに向けて
前進だ。
約3対1の割合で、買い手のエネルギーが圧勝している。
ALL: 36.65 (+1.06)
Engineered Support Systems (EASI)
01/9/28 (金) 23:29
また、きのうから上昇開始の様相だが、引き続き50ドルのラインがレジスタンスになっている。
区切りのよい数字で売りたい投資家が多いと見えるが、
トレンドは間違いなく上昇基調だ。
EASI: 49.75 (+1.08)
Frontier Oil (FTO) 01/9/28
(金) 23:45
ここ数日間の壁だった20日移動平均線を突破して、現在
9月19日の高値を脅かせている。
浮動株数が、たった1千万というのも、買い手にとっては魅力の一つだろう。
FTO: 16.83 (+0.68)
General Dynamics (GD) 01/9/28
(金) 23:58
ちょっと疲れが出始めている感じがする。
きのう大きく新高値を記録したのだが、エネルギーを使い過ぎたのだろうか?
現在、寄り付きから1時間で付けた安値近辺で、ここが守れないと一層の利食いを呼ぶことだろう。
GD: 88.97(-0.63)
Reckson Associates Realty (RA)
01/9/29 (土) 0:10
8月22日の高値を抜いたのは良かったのだが、Uターンをし始め、かぶせ足を形成しそうな状況だ。
寄り付きで買っていたら、ちょっと心配になるだろう。
RA: 24.15 (+0.05)
General Dynamics Part 2 (GD)
01/9/29 (土) 0:20
イントラデイのサポートから転落となり、売り物を呼んで
いる。
GD: 88.00 (-1.60)
Southern Co (SO) 01/9/29
(土) 0:37
下げが一段落したようだ。
きのうの高値を抜いて、どうやらアップスイングが開始
された模様。
SO: 24.35 (+0.55)
CBRL Group (CBRL) 01/9/29
(土) 0:53
5月16日の高値に王手がかかっている。
大陽線、そして既にきのうを超える出来高、ブレークアウト
の条件は揃った感じだ。
CBRL: 21.79 (+1.13)
WebEx Communications (WEBX) 01/9/29
(土) 1:13
50日移動平均線の上に復帰挑戦中。
きのうの弱い引けを見たら、売りたくなるが、いまのところ、売り手の読みが外れた展開になっている。
きのうの安値を切らない限り、大きな売りは来ないだろう。
WEBX: 20.16 (+1.66)
Polycom Inc (PLCM) 01/9/29
(土) 1:23
トレーダー達の期待通り、きのうの高値を抜いて四日前の
高値に向けて行進が始まったようだ。
PLCM: 24.95 (+1.15)
今四半期最終取引日 01/9/29
(土) 1:54
ファンドマネージャー達による、ポートフォリオの調整(化粧)が話題になっている。
ちなみに、きょう強いセクターはオイル関連、弱いのは
たばこ銘柄だ。
Raytheon (RTN) 01/9/29
(土) 2:09
人気の軍事産業銘柄だが、きのうの高値近辺でフラフラ
している。
何度か35ドルを抜いたが、まったく後続せず、ほぼ横ばいの動きが寄り付きから続いている。
決定的な上離れ、あるいはブレークダウンの欲しいところだ。
RTN: 34.82 (+0.02)
マイクロソフト (MSFT) 01/9/29
(土) 2:32
日足を見れば、完全なダウントレンドなのだが、買いの可能性が出てきている。
8月27日の高値と、9月10日の高値を結んだ下降トレンドラインに挑戦しており、ブレークアウトが目前となっている。
MSFT: 50.92 (+0.96)
WebEx Communications Part 2 (WEBX)
01/9/29 (土) 2:39
その後、50日移動平均線の上への復帰が成功し、三日前の高値挑戦が現実しそうだ。
WEBX: 20.90 (+2.40)
General Motors (GM) 01/9/29
(土) 2:59
底値から脱出の様相を見せており、現在24日の高値に接近している。
ここが取れると、ギャップの所までのラリーが楽になる。
GM: 43.14 (+1.98)
Clear Channel Communications (CCU)
01/9/29 (土) 3:16
二日前は失敗だったが、再度ギャップゾーンに挑んでいる。
出来高はきのうのレベルを上回り、買い手の熱意は十分
らしい。
CCU: 40.06 (+1.96)
Brooks Automation (BRKS) 01/9/29
(土) 3:32
午前中の買い手が、先程の収益下方修正ニュースで消え去っている。
ポイントは、25ドルのサポートが維持できるかだ。
BRKS: 25.80 (-1.16)
Ross Stores Inc (ROST) 01/9/29
(土) 3:48
狙いは31ドル、9月6日の高値だが、その前に30ドルの所で、待ったがかかった。
繰り返しになるが、本当に区切りのいいところがレジスタンスになり易い。
さぞ30ドルで売って欲しいの、差し値が多いのだろう。
ROST: 29.50 (+0.65)
Waters Corp (WAT) 01/9/29
(土) 4:11
レジスタンスレベルは、なかなかの強敵と見える。
寄り付き直後に一度だけ戦いを挑んだが、援護射撃がまったく無しの状態で萎縮してしまった感じ。
きのうの線にはまださほど吸い込まれておらず、売り手も実弾に不足している。
上に離れるか、下に振れるか、持久戦の様相だ。
WAT: 35.79 (+0.39)
Zions Bancorporation (ZION) 01/9/29
(土) 4:38
数日間にわたるラリーが終わり、また底値を確認する必要がありそうな動きとなってきた。
寄り付きが今日の高値となり、なんら反発も見せず、ダラダラと下げている。
既に、きのうの線の半分くらいまで戻し、買い手不在といった様相だ。
ZION: 53.12 (-0.88)
First Energy Corp (FE) 01/9/29
(土) 4:54
引けまでわずかだが、いっこうに衰える兆しが無い。
新高値を記録して、まさに青空天井、おまけに出来高は
普段の3倍以上と大盛況だ。
こうなると月曜は、この勢いが継続か、それともいきなり
利食いでくるか、注目したい銘柄だ。
FE: 36.05 (+1.44)
大引け (悪材料は無視の一日)
01/9/29 (土) 5:39
DOW: +165.79 (+1.90%)
NASDAQ: +38.06 (+2.60%)
収益下方修正、大幅なリストラ、失業者の増加、そして
ニューヨークの惨事と悪い材料は有り余っている。
悲観的になるのは当たり前だが、こうも悪いとさほど良くないニュースがとても明るく見えてくる。
寄り付き約30分後、予想を上回るシカゴ購買指数の発表
があった。
アナリスト達は、「この指数のデータは9月11日(テロ行為)以前のものが中心となり、正確な状況を反映しているとは思われない」といった見方が多く、冷ややかな態度だが、マーケットの反応はアナリストの正反対だった。
理屈でいったら買えないのだろうが、3対1(ニューヨーク市場)の割合で上げ銘柄数が勝っているのをみると、売り手は少数派ということになる。
以前、あるヘッジファンドマネージャーがこんなことを言った。
「上がっているものは買うしかない。当然チャートパターンも無視だ。買い手のプレッシャーが続く限り買うしかない。」
もちろん、こんな買い方は豊富な資金に恵まれて初めて可能なことは言うまでもないが。
とにかく株の世界には色々な人がいる。
どうりで自分の手法を確立するのに時間がかかるわけだ。
チャートやトレンドツールは、QChart
というソフトを使っています。
0928
Fri.